でょおのぼっちブログ

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【感想】ニード・フォー・スピード映画 俺ワイスピ観るの辞めるわ

f:id:dyoblog:20170604171919j:plainニード・フォー・スピード - 作品 - Yahoo!映画

どもども、でょおです。
かなり遅ればせながらも映画『ニード・フォー・スピード』を鑑賞いたしました。
正直、ゲームが原作で主演もドラマ俳優で、ワイルドスピードブームに乗っかっただけの作品だと思っていて食わず嫌いしてました。

評価を一言で言うと普通にワイスピより面白かったw
ワイルドスピードシリーズはすでに「車の映画」という枠をガッツリ超えちゃってて、車好きとしては「もうどうでもいいかな」感がしてまして、今回『ニード・フォー・スピード』を観たことで完全に吹っ切れちゃいました。
もうマジでワイスピなんか映画館で観るのやめます。

今回の記事はネタバレあります 

あらすじ

実在するスポーツカーが公道でレースを繰り広げる、エレクトロニック・アーツ社の人気レースゲームを映画化。凄腕のメカニックで天才的なドライビングテクニックを持つトビーは、親友を死に追いやり、無実の罪で自分を陥れたディーノに復讐するため、チューンナップされたスーパーカーが公道を走るストリートレースに出場する。

ニード・フォー・スピード : 作品情報 - 映画.com

キャスト

  • アーロン・ポール/トビー・マーシャル
  • ドミニク・クーパーディーノ・ブルースター
  • イモージェン・プーツジュリア・マッドン
  • マイケル・キートンザ・モナーク

 ニード・フォー・スピード : 作品情報 - 映画.com

正直、キャストの日本での知名度は微妙な人たちばかりです。主人公のトビー・マーシャルを演じるのはドラマ『ブレイキングバッド』で有名なアーロン・ポール。
ライバル役には名優の割にいまいち鳴かず飛ばずのドミニク・クーパー。同じく鳴かず飛ばずながらも引っ張りだこのマイケル・キートンなど。

何が車映画好きの心を鷲掴むのか

おそらくこの映画『ニード・フォー・スピード』は一般の映画層よりも「車映画好き」層にウケるでしょう。というより往年の60年代70年代の車映画が大好きな人たちにウケると思います。
正直、一般層の映画好きであればワイルド・スピードシリーズの方がキャスト、アクションの迫力、脚本もおもしろいというでしょう。

それは何より60年代70年代のカームービーに対しての強いリスペクトを感じるオマージュの数々が心を掴むのだと思います。

トランザム7000を彷彿とさせる

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トランザム7000 - 作品 - Yahoo!映画(画像は続編の方)

映画『ニード・フォー・スピード』の物語の半分は「ロードムービー」になっています。主人公のトビー(アーロン・ポール)はレース「デレオン」に出場するため美女ジュリア(イモージェン・プーツ)と一緒に大陸を横断します。二人は旅を通して惹かれあっていきます。
この点はまさにトランザム7000を思い起こさせるシナリオです。
トランザム7000ではバンディットの頼りになる相棒のスノーマンが登場しますが『ニード・フォー・スピード』ではヘリコプターで手助けをしてくれるベニーや職場の元同僚のメカニック達がその役割を果たします。

ほかにもトランザム7000のバンディットらしき人物が登場するシーンや『ウィニング・シーズン/勝利の季節』をオマージュした「グラスホッパー」と呼ばれるマスタングの大ジャンプ。個人的にマスタングのジャンプシーンはバニシング in 60のオマージュだと思いました。(おじさん達ムスタングと呼ばないようにw英語発音は"マ"の方が近いですからね)

マイケル・キートンの魅力

昔の映画って「詳しく語られないけど魅力的なキャラクター」ってのが出てくることが多いんですよね。しれっと登場してるくせにやたらと濃いキャラクターみたいなのが。
今回、そういったよくわからないけど濃いキャラとしてマイケル・キートンが演じるモナークが登場します。
レース「デレオン」を主催するラジオDJという設定です。独特のしゃがれ声と口調を持ち味にしっかりとラジオDJを演じきっています。
ラジオが劇中で大きく取り扱われている点も往年の作品を彷彿とさせます。

ヒロインジュリアの魅力

イモージェン・プーツさん演じる高級車のカーディーラーであるジュリアもとてもすてきですね。
高級車のカーディーラーはメカニックの主人公達とは立場も住む世界も全く違いますし、出会ったときは「車に疎いイギリス人女性」を演じて主人公達をおちょくるなど、序盤ではお高くとまっている"いかにも嫌なヤツ"として描かれます。

ですが旅を通してキャラクターの内面が描かれていくとおしゃれで泥臭さと無縁の外見に反して、行動的でアクティブなキャラクターは往年のロードムービーのヒロインを思い起こさせます。

このイモージェン・プーツさんってよく知らない俳優さんでしたが

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File:Imogen Poots.jpg - Wikimedia Commons

写真より動いている方が5倍可愛いです。

ストーリーは三の次

今まで良いところばかり伝えてきましたが当然、そうでないところもたくさんあります。シナリオ自体はもうベッタベタなものです。

トビーとジュリアが恋仲になる所はもちろん、物語の根底にある復讐の経緯はもう誰でも読める感じ。
弟分のピート(ハリソン・ギルバートソン)が「俺もレースする」みたいなこと言った時点であっ..このパターンあかん。とフラグが立ちます。

ほかにもラストの主人公が助けに戻るシーンもまぁそーだよねーって言っちゃいます。
映画のエンディングで出所した主人公をヒロインが迎えにきて…ってのもあるあるってなります。ただ車好きとして重要なのはここで登場する車は発表されたばかりの新型マスタングであるということ。

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フォード マスタング 新型、映画『ニード・フォー・スピード』に出演…撮影の舞台裏[動画] | レスポンス(Response.jp)

スーパーカーに期待するとがっかりする

ゲームの「ニード・フォー・スピード」は高級車、スーパーカーがたくさん登場します。ゲームなので当然。でも実写となるとそう簡単にはいきません。

登場する車はすべて実写にこだわりCGを使用していないようですがやっぱりハリボテのバッタモン(レプリカ)というのがわかるシーンも多数あります。

そりゃ実物を使用したらとんでもない値段になるのでしかたありませんがちょっとわかりやすすぎるシーンもあるのでがっかりする方もいるとおもいます。

またレプリカというのがわかりにくいようにするためかスーパーカーの登場はラストのレースシーンのみですのでかなり出番が少ないです。「スーパーカー嫌い・マスタング好き」の完全な俺得作品でした

無駄にド派手なアクションはしない

ワイルド・スピードにある馬鹿げたほどのド派手アクションはありません。たしかにアクションは元スタントマンが監督しているだけあり見応え、美しさがあります。ですが近年のぶっ飛びハリウッドを見慣れているだけあり、物足りなさをすごく感じます

魅せるためのアクションより見せるためのアクションですね。

またキャスト達もムッキムキのワイスピシリーズに比較すると貧相に見えてしまいます。

でも70年代のカームービー好きの私から言わせてもらえば、昔はこんな感じだったんだよ。金庫をマッスルカーで引っ張り回したり戦車とカーチェイスなんて荒唐無稽な話はなかったし、登場するハリウッドスター達もダビデ像かよってほどマッチョではありませんでした。

顔だってたしかにみんな今ほどイケメンすぎなかった。たしかに男前だけどクセがあってどことなく親近感の湧く顔だった。それでありつつスタートしてのオーラがある。それがハリウッドスターでした。

今ではあまりオーラを感じなく特徴のない絵に描いたような美男美女ばかり映画に登場しますが。

おわり

個人的には近年のワイルドスピードをはるかに凌駕する作品でしたが一般的にはそうじゃないんでしょうね。
実際、興行収入は予想より低く、評論家からの評価も成功した作品とは呼べないのが実際です。
話題作りもそれほど上手くいかず評価も好き嫌いが分かれる本作ですが個人的にはアタリでした。

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