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【自作派必見!】初心者のための車補修用"FRP"の選び方とコツ

【自作派必見!】初心者のための車補修用"FRP"の選び方とコツ

どうもでょおです。バイク(エリミネーター250SE)のシングルシートカウルをFRPにて自作する企画を絶賛(?)配信中のでょおです。
今回は初心者には若干敷居の高いFRPを使ったカスタムの基本を紹介します。FRPの選び方、貼り付け枚数、1kgでどのくらいの物が作れるのかなどを紹介しますのでご参考ください。ではどうぞ。

FRPの選び方

まずFRPの基本です。FRPはポリエステ樹脂とガラス繊維でできています。なのでガラス繊維とポリエステル樹脂の選び方をご紹介者します。

ガラス繊維の選び方

【自作派必見!】初心者のための車補修用"FRP"の選び方とコツ

ガラスマットとガラスクロスがあります。ガラスマットを使うのがいいのかガラスクロスを使用するのがいいのか、その選び方ですが、まずは違いから。ガラスクロスとガラスマットの違いはランダムに纏められた物か編み込まれた物なのかです。下記が特徴になりますので参考にしてみてください。

ガラスマット
  • ガラス繊維を纏めて布状にしている
  • 安価
  • 貼りやすい
  • 重くなりがち
  • 裏面がゴワゴワ
ガラスクロス
  • ガラス繊維を織って布状にしている
  • ガラスマットより高価
  • 貼りにくい
  • ガラスマットより軽く丈夫に作れる
  • ガラスマットより裏面が滑らか

と、まあ特徴はざっとこんな感じです。軽く仕上げたい方、裏面の滑らかさに拘りがある方はガラスクロスがおすすめです。それ以外の方はガラスマットがおすすめです。やっぱり細かい部分は俄然貼りやすいです。

ポリエステル樹脂の選び方

FRP自作でよく使われるポリエステル樹脂は大きく分けて2種類あります。インパラフィンとノンパラフィンです。それぞれインパラ、ノンパラと略されます。違いはパラフィンというものが初めから入っているかどうかです。

【自作派】初心者のための車補修用"FRP"の選び方とコツ

ポリエステル樹脂は硬化材だけでなくパラフィンも入っていないとパーツのように硬く硬化しません。私はインパラフィン、つまりパラフィン入りしか使ったことがありません。余計な作業が一個減るのでおすすめです。

FRP樹脂1kgで作れるもの

初心者の方がFRPを選ぶのに悩む要素のひとつですがFRPの量です。ポリエステル樹脂とガラスマットの比率はおおよそ1:2です。もちろん使用する樹脂の料で異なります。1kgのポリエステル樹脂とガラスマット500g分のものが作れる計算になります。ガラスマットの種類によって重みが異なるので一概に言えませんが。こちらのページによるとガラスマットの番手は㎡の重量を表しているそうなので計算すると1.3157㎡くらい貼れる計算になります。(多分)
間違ってたらごめんなさい。
3プライ(3層重ね)で0.438㎡、40×40cmくらいのものが作れる計算になります。と、なると私が買ったFRPは1kgでは絶対足りない計算になります…やっちゃった。さらに私のようにFRPを貼るのが下手な人間はより多くのポリエステル樹脂を使うので3プライで30センチ×30センチくらいかな。どっちにしろ絶対足りません。
片道30kgのホームセンターにまた行かないと行けないんですね。みなさんもざっと計算してから購入することをおすすめします。私の計算が合っていればの話ですが。

失敗経験者しかわからないコツ

ポリエステル樹脂は臭すぎる

ポリエステル樹脂を使う時はお気をつけください。けっこうな刺激臭です。たまにこういう臭いの二液性パテもあります。触らなくても臭いが服につきますので作業後はすぐに作業着の洗濯をおすすめします。もちろん触った場合もちょっとやそっとの手洗いじゃ臭いはとれません。

ガラス繊維はかゆすぎる

世の中には素手で触れるという猛者もいるようですが私には絶対に無理です。1週間ぐらい手がかゆくてたまりません。できるだけ手で触らず、できるだけガラス繊維を巻き上げないようにしながら作業する事をおすすめします。手はトイレ掃除に使う分厚いゴム手袋をして輪ゴムで袖口をとめてその上からさらに軍手をしています。また厚着してできるだけ肌を守ることも重要です。
かゆくなった時は掻かずによく見てみてください。ガラス繊維が刺さっている時もありますから。

真夏にする作業じゃない

ご想像とおり夏はFRPがすぐに硬化します。真夏の昼間なんかにするとたとえ硬化剤を少なくしていても作業終了前に硬化してしまいます。また早く硬化する=歪みが発生しやすいので真夏には避けたい作業です。

ガラス繊維はモミモミする

ガラスマットやガラスクロスは想像以上に固いです。イメトレでは上手く貼れる部分も実際にやってみると繊維はすぐに布状に戻ろうとして浮いてきます。
貼る前にガラス繊維は揉んでほぐさないといけません。

刷毛は使い捨て

私もはじめの方はアセトンで洗ったりしてました。でも何回やっても刷毛の中の方が固まってしまって今では刷毛は完全に使い捨てにしています。ホームセンターの格安品を必要数買う事がおすすめです。

小さすぎる気泡は消える

延々と小キズ程度の気泡をパテで消していた時があります。これはポリエステル樹脂と硬化剤の撹拌時に起きる気泡です。小さすぎるので脱泡ローラーを使ってもなかなか潰せない気泡です。とても小さくても手で触って分かる気泡でしたがサフ吹いて色吹いたら完全に消えました。

結局、遠回りが近道

刷毛や樹脂、手間を惜しんで1回で貼ろうとすると失敗する事が多いです。横着してもだめです。細かい部分は必ず分割してFRPを貼って後から合体させて制作する方が確実です。

終わり

以上が【自作派必見!】初心者のための車補修用"FRP"の選び方とコツになります。FRPの選び方が分かったらいよいよ車やバイクのエアロパーツ作り、補修の作業に移りますよ。

シングルシートカウルを素人がFRPで自作する【バイクカスタム】