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【ネタバレ感想】センス8最終回|この上なく最高で完璧なラスト2時間半

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【ネタバレ感想】センス8最終話|最高の締めくくりを果たした2時間半

出典:Sense8 センス8 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

どうもでょおです。いよいよやってきました。センス8の最終回が!
センス8と言えばNetflixオリジナルのSFドラマでウォシャウスキー姉妹が制作したことも有名です。そんなセンス8ですが人気はあったはずなのに、人気がないとのことでシーズン2で打ち切りになりました。それに抗議したファンのためにセンス8は2時間半のスペシャルエピソードとして最終話が追加制作されました。

【センス8】人気すぎて"打ち切りを中止"したNetflixドラマ!最終話目前

今回はそんなセンス8の最終回を観た感想記事になります。いやー寂しい。寂しいけど最高すぎた。泣いても笑っても今回ですべてが終わります。
もちろんネタバレありの感想記事なります。それでは感想記事をどうぞ。

 

センス8前回までは

前回、センス8のシーズン2の最終話(第11話)は色々なことがありました。最後は怒濤の展開でまさかこの続きが打ち切りでなくなるとは、って感じの終わり方だったのでファンの抗議には多いに賛同できます。
まずノミのプロポーズ。このシーン最高すぎて思わず叫んじゃったよ。そしてウォルフガングがBPOに捕まります。そのBPOに立ち向かうためにこれまで頭の中だけでつながっていた8人が現実の世界で顔をあわせます。その結果ウィスパーズとジョナスをとらえることに成功しました。
物語がどう展開するのかと思いましたが2時間半たっぷり使っていい感じに完結してくれたことに感謝したいです。

センス8最終話あらすじ

クラスターを守り敵を永遠に葬り去るため、最後の戦いに挑む感応者たち。大切な者たちへの愛と、互いを結ぶきずなが試される、感動のシリーズ最終話。

出典:Sense8 センス8 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

センス8最終回のストーリーは大きく分けて2部構成。序盤ではウォルフガングの救出が描かれ、後半ではBPOとの決着でした。正直2時間半という尺は映画でも長いくらいなのでドラマで2時間半のスペシャルとなれば、2話分ぐらいの見ごたえがありましたね。(普通のドラマの3話分くらいの尺ですし)

とにかく感動感動

とにかくこれですよ。センス8最終回は感動しっぱなし。もうね8人を含め皆に平和が訪れたエンディングが最高すぎて、観た内容全部吹き飛びそうなくらい。他にも書くことあり過ぎるんですがエンディングでの感動が一番ですよ。

前半の終わり、つまりウォルフガングの奪還に成功してフランスで休息、イタリアに移動のシーン。この晩餐のシーン、移動シーンでもぶっちゃけ泣けてくる。
カーラとウォルフガング、ラジャンの再会。そしてウォルフガングが酒の席でした演説に全部込められていました。

カーラが撃たれたシーンも正直、すごく怖かったですね。最後の最後でぶち込んできそうな気がしなくもなかったので。機転を利かしたラジャンのおかげで蘇生、その後二人とキスでもう泣きそう。

エピソードのラストではノミとアマニタの結婚式。最高すぎでしょ。アマニタの夢であるエッフェル塔が実現、それも結婚式で。
アマニタとノミの誓いの言葉を聞いて、この二人がようやく落ち着いた生活で幸せに暮らせるのかななんて思うと普通にボロボロ泣けてくる。最後のシーンで全員がフラッシュバックするのもグッとくる演出でした。

なんだかんだ小ネタも挟んでくれるファンサービス

このセンス8最終回はエンドロールの後のメッセージにもあるようにセンス8のファンのために作られた作品です。

そのためか、とにかくファンサービスがいっぱいです。フェリックスやミスター・ホイ、パックなどのサブキャラも文字通り「漏れなく」全員登場させてくれてます。中でも感応者たちの存在を知ったばかりのラジャンが大活躍したり、ムン刑事がまさかの応援に駆けつけたりとファンのために脇役にも見せ場がたっぷりとあります。結婚式のシーンではライリーパパやノミ・アマニタ一家などのサブサブキャラも登場しました。

その他、ウィットにとんだユーモアやそれぞれに見せ場があります。バグが憧れのリトに会ったり、サンとムン刑事のペアルックが見れたり。これまではなかったアマニタとダニーのコンビもなかなか決まってました。ウォルフガングのロケットランチャーネタもファンとしてはもう一度観たかったのでよかったです。

唯一、薄味だったのはリトかと。意図的かと思うぐらい出番が少なかった気がします。エルナンドたちに説明しているのとセーフハウスで騒いでるのと付け髭生やしてフランスパン運んでるくらいしかイメージがないですね。リトはセンス8の中でも人気キャラなのでもっと出番が欲しかったかも。最終話までに出番たくさんあったけどね。

アクションシーンの見せ場もいっぱい

相変わらずのアクションシーンてんこ盛りで2時間半という尺を考えると「アクション映画」と称してもいいくらいアクションがてんこ盛りでした。

アクションシーンが何点もありました。中でもラストにかけてはかなりでしょう。爆薬もドラマの量じゃないし。上述のサンムンペアルックが格闘を駆使してアクション。二人の息がありえないくらいぴったりでめちゃめちゃカッコいいです。ウォルフガングがやたらと可愛いピンクのジャケット来てるのってカーラとの繋がりを表現してるんだ―、なんて思ってみてたら被弾してしまいましたが。
そして最後はロケットランチャー。前回も派手でしたが今回はまさかのヘリコプターを撃墜ですから、BPOとの対決に終止符を打つのにぴったりなシーンでした。とにかく腹立つウィスパーズとリラの二人を一網打尽にしたってところもスカッとしました。

明かされるセンソリウムの秘密

たった2時間半でアクション見せ、感動させまくって、さらにはこれまでの謎を全部回収してくれました。不思議な人物としてこれまで登場してきた得体のしれないボーディについてや、ウィスパーズの生みの親であるラクーナのマザー。そしてウィスパーズがどうしてあそこまで残忍になれたか、アンジェリカはどうして裏切ったのかなども全て語られ、最終的にはジョナスが身を挺してアンジェリカとの約束を果たします。

裏切ったと思われていたジョナスも全てはアンジェリカとの約束、会長を倒すところにあったんですね。

センス8はロケーションに相当お金がかかってるってのは見ているだけでわかりますが今回初登場した「ラクーナ」も恐ろしいほど美しい遺跡でした。これセットじゃないしCGでもないよね、どっかロケ地があるようにしか見えません。

エンドロールすら泣けてくる

センス8の音楽といえば4 Non BlondeのWhat’s Up?のイメージが強かったですが今回は使われず、もっと若者に馴染のある曲であるClean BanditのRather Beがエンドロールの音楽に使われました。数年前に大ヒットしたEDMでMVに日本が使われてたこともあり日本でもかなり有名かと。センス8ってEDM好きだよね。

エンドロールではそんなRather Beをバックにこれまでの撮影風景のメイキングが流れるわけですがこれがいい!スタッフみんな仲のよさそうな雰囲気でめっちゃ楽しそう。ラナ・ウォシャウスキーなんてガンガン踊ってるし、ウィルはレッドカーペット(?)で泣いてるし。

こんな人たちがこのセンス8を作ってたのかと思ってみてるとマジで泣けてくる。

唯一残念だった点

残念な点なんてあるわけねーだろ。あるとすればこのセンス8がシーズン2で終わったことぐらいです。今後も続くはずだったのにたった2時間半しか与えられなかったんですから早足になってしまってもしかたない。もしこの最終話の前にもう2シーズンほど挟んであったら涙止まんなかっただろうなと思います。
最終話を作ることに思いとどまってくれたNetflixには感謝しますが元はといえばNetflixが打ちきりなんて言いだすから。

まあ文句言ったところで何も変わりません。この最高の結末を用意してくれた製作陣には感謝したいです。ここまで作品のため、そしてファンのために完璧な最終話にしてくれたドラマなんてこれまでありませんでした。
製作陣のセンス8への愛すら感じる完璧なフィナーレを観ることができて私は幸せです。

Sense8 センス8 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

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