どうもでょおです。
先日、バイクに空気を入れたはずなんですがまた空気が抜けているのを発見しました。
間違いなくパンクです。
チューブレスタイヤのパンクはタイヤに穴が空くことよりもエアバルブの亀裂が多い気がします。実際今回もエアバルブに亀裂が入っていることが発覚しました。
プシュープシュー言って空気が抜けてるので交換しやす。
- エアバルブの劣化はすぐわかる
- チューブレスタイヤのエアバルブ交換はタイヤ交換と同じ手間がかかる
- エアバルブのタイプについて
- タイヤをバイクから外す
- ビードを落としてエアバルブを突っ込む
- 交換終了
- 最後に
エアバルブの劣化はすぐわかる
タイヤ自体がパンクしているのって結構判別が難しいんですが、エアバルブのパンクはすぐにわかります。
ここに亀裂が入っていたり、ゴムがカチンコチンだとヤバイです。今回は1/3くらい亀裂入ってました。
こんななるまでに普通は気がつかないといけないね。
石鹸水を塗りたくってみると空気の抜けが分かりやすくなるのでおすすめです。
チューブレスタイヤのエアバルブ交換はタイヤ交換と同じ手間がかかる
チューブレスタイヤのエアバルブってホイールの内側から交換しないといけないんですよね。
つまりタイヤを外す必要があります。
意外と外からでも出来るんじゃね?なんて思って無理やり突っ込もうとしてみたんですが、やっぱ無理でしたよ。これ以上やったら多分バルブ切れます。
なのでチューブレスタイヤのエアバルブ交換はタイヤ交換の時と同じように手間がかかります。タイヤ交換時に一緒に変えてしまうのが一番いいですね。ネットなら値段も高くて500円ぐらいまでです。
エアバルブのタイプについて
チューブレスタイヤのエアバルブには形状が2種類あります。ストレートタイプとL型タイプですね。
DUNLOP(ダンロップ)チューブレスバルブ スナップインバルブ TR-412 208257 二輪 オートバイ用
Xiton エアバルブ チューブレスバルブ スナップインバルブ L型 PVR-70 二輪 オートバイ用 2個セット
当たり前ですがL型の方が便利です。ところが基本的にL型バルブは小排気量用なんですよね。無茶してもよくて125ccまでしか使えません。それ以上になる場合、ストレートタイプを選択した方が無難です。
ストレートタイプに取り付けてL型にするグッズも売ってますね。
タイヤをバイクから外す
使い道具は大体こんな感じ。
タイヤを外して新しいエアバルブに取り換えるだけですから必要な道具は少ないです。
まずはバイクの車体からタイヤを外すところから作業を開始します。ここね。
タイヤの真ん中に入っている軸、アクスルシャフトと呼びます。車種によってはボルト側とナット側二つレンチをかけるところがあるのですが、力をかけて回転させる方はナット側。ボルト側は回さず固定させます。
ちなみにこのアクスルシャフトですが取り外し、取り付け時に気を付けないと曲がることがあります。私は原付のアクスルシャフトを曲げたことがありまして、その結果ディスクブレーキがシャンシャン鳴くようになりました。
ビードを落としてエアバルブを突っ込む
続いてはビードを落としてエアバルブを取り付ける作業です。通常であればタイヤを全部引っぺがした方がいいですが、今回はタイヤは取り外さずにエアバルブだけ交換します。
まずは空気を抜きます。
虫ゴムを外す専用のドライバーで虫を取り外したら空気が抜けます。
続いてビードを落とします。今回はフロントタイヤだけ交換するのでビード落としは足で踏んづけたり、タイヤレバーで落ちます。
ちなみに太いタイヤのビードを落とす場合は、側溝の中にタイヤと車のジャッキを入れて外す方法で外しています。
そういや今時の車はジャッキ載ってないんだよね。
続いて古いエアバルブを取り外します。私のはすでに亀裂が入ってたので引っ張っただけで千切れました。通常の場合であるとカッターナイフを使うのが適切です。
固着してて外しにくいのでカッターナイフやニッパーで切りながら剥がすしかないです。
後はタイヤの間に手を突っ込んでエアバルブを取り付けます。優しくやらないとまた破けちゃいますから気を付けてくださいね。
エアバルブにビードクリームなどを塗りつけておくとホイールにバルブがすんなりハマってくれます。
タイヤついたままエアバルブを交換するので、突っ込むのめっちゃ大変です。タイヤレバーなんかでタイヤをさげながら、ドライバーをエアバルブに突っ込んで押す方法がいいと思います。
ここまでできたらビード上げ。さっきまでハマっていたタイヤなので多分簡単に上がるはず。
エアコンプレッサーなどで空気を入れまくったらポンポンと2回言ってビードがハマります。ビードが上がらない場合はビードクリームを徹底的に塗りたくって空気入れると上がると思います。それでもダメなら中性洗剤がいいよ。ビードクリームより圧倒的に上がりやすいです。(ただし鉄製ホイールでやるとめっちゃ錆びる)
出来ますた。
簡単に書いてますがビード上げめっちゃ大変でした。というのもビードを片側剥がさずに作業したから。やっぱりビードは両方剥がしておかないと両方上がらないです。
両側剥がさないといけないってなんで気がつかなかったんだろう。普通に考えりゃわかるのに無駄な時間がかかってしまいましたね。
交換終了
あとは元通りバイクの車体にタイヤを取り付けて終了です。
チューブレスタイヤのエアバルブの交換はそれほどたくさんの道具が必要ないので自力でもできると思います。必要な物、道具はこんな感じですね。
- エアバルブ
- ホイールを取り外すためのレンチ
- ビードクリーム
原付のような小さなタイヤなら自転車用の空気入れでもビードが上がりますし、なければガソリンスタンドにエアコンプレッサーが設置されてるので利用すればいいかと思います。
P.S.アクスルシャフトが凹んでしまってたせいで、組み直すの大変だったわ。
最後に
カスタムがメインの私のブログでこんな地味なメンテナンス記録を書くとは思っていませんでしたが、エアバルブダメだと全くバイク乗れないですからね。
今年は例年以上にバイクに乗りたいなと思っているのでちょっと期待していてください。ではまた。