出典:フォトライブラリー:NIKEN - バイク・スクーター | ヤマハ発動機株式会社
この壁紙はヤマハ公式サイトで配布されています。
どうもでょおです。
未だ街で実車に出くわしたことがない三輪バイクNIKEN(ナイケン)。同じく前二輪の三輪バイク、トリシティはかなり普及され地方都市でも週1回は見るぐらいになってきました。
そんなことでやたら注目されてるナイケンですがそもそもどこがそんなに良いの?前二輪のバイクって何のメリットがあるの?二輪車じゃアカンのか?後ろ二輪じゃアカンのか?
と疑問が沸々とわいてきたので今更ながら調べてみました。
ヤマハ NIKEN(ナイケン)
出典:フォトライブラリー:NIKEN - バイク・スクーター | ヤマハ発動機株式会社
これまで登場してきた前二輪のバイクってスポーツバイクじゃないんですよね。トリシティはもちろん、ピアジオやカンナムスパイダーとか。
でもナイケンはスポーツバイクと銘打って売り出されているバイクです。アルマイト処理の施された倒立フォークが4本も装着されており、エンジンにはヤマハのスポーツバイクMT-09に使用されているエンジンをベースにしています。
見た目の割に排気量は845ccと意外に小さめ。並列3気筒エンジンを搭載しています。
速そうに見えるかどうかはとりあえずおいといて、なんかヤバそうなのは一目瞭然です。
SF映画に出てきそうなビジュアルが迫力あります。なんかゴリラっぽいと思うのは私だけでしょうか。
前二輪バイクのメリット
まず二輪になくて三輪にあるメリットといえば安定性ですよね。自転車は二輪で転ぶから練習しましたが、三輪車は練習しなくても乗ることができます。(人によるだろうけど)
これが二輪と三輪の大きな違いです。
次になんで前が二輪なのか、ジャイロみたいに後ろ二輪ではダメなのかという話をしていきますね。
それはバイクのかじ取りがフロントで行われているからです。例えばワインディング中にリアタイヤが滑っても持ちこたえることはできますがフロントタイヤが滑ると確実に転倒します。
ナイケンをはじめとする前二輪のバイクはフロントタイヤが二つ。単純に考えるとフロントタイヤのグリップが二倍です。(実際はこんな簡単な話じゃない)
そのためフロントがとても安定し、転倒の危険に脅えながらコーナーに突っ込まなくても安心してバイクをバンクさせることができるということになります。
またフロントタイヤが2つあるおかげで路面の砂利などを拾って、タイヤが滑ってももう一つのタイヤがカバーしてくれます。
出典:フォトライブラリー:NIKEN - バイク・スクーター | ヤマハ発動機株式会社
そしてもう一つ大きなメリットがブレーキング。バイクがブレーキするとき最も大事なのがフロントタイヤのグリップ力と言われています。いくら強力なブレーキを搭載したところでタイヤが死んでいればバイクは止まりません。それぐらいフロントタイヤは重要なのです。
ナイケンはそのフロントタイヤが2つ付いています。単純に考えてブレーキ時のグリップ力が2倍になるということです。
前二輪バイクのデメリット
逆にデメリットとしてはやはりフロントの幅がありすぎるということになるかと思います。バイクのフロントタイヤは基本的に細ければ細いほど小回りが利くというか、ヒラヒラとした走り味になります。
ナイケンのフロントタイヤは120と現代の標準的な太さですが、タイヤが二つあり、タイヤ間のスペースもかなりあるのでバイク特有のヒラヒラとした乗り心地はないのかと思います。
その分、普通の二輪バイクより車体を倒しこむのが容易なのでデメリットをカバーしているということになるのかもしれません。
まとめ
前二輪バイクのメリットは
- 安心してコーナーに入れる
- 砂利や障害物を踏んでもタイヤが二つある
- ブレーキングに優れる
前二輪バイクのデメリットは
- 幅があるので二輪ほどパタパタ曲がれない
といった感じでしょうか。
あくまで調べた情報を元に考察してみただけなのであしからず。私はナイケンに試乗したこともないので詳しい乗り味は乗ったことある人のインプレを見る方がいいと思います。