どうもでょおです。ご存知でしたか?このブログのヘッダーのDYOBLOGの文字がオリジナルだったという事を。
縦長のフォントが好きなので以前は「BalboaPlus」や「Impact」を使用していたのですがもうすこし上品なスラブ体が欲しくなったのですが見当たりませんでした。
なので自分で作ってました。今回、思いきって他の文字も全て含めてフォント化しちゃえと思い挑戦してみたのでその方法を紹介します。もちろん無料で簡単にできる方法です。
まずはベクターデータでフォントを用意
当然ですがまずはフォントになるデータを用意しなければなりません。私はまずIllustratorを使用して全ての文字を制作しました。
イメージとしてはアウトライン済みの文字をパスツールなどで描いていった感じ。
無料フォント制作ソフトのCalligraphr(カリグラファー)の使い方
今回はCalligraphr(カリグラファー)という無料で利用できるフォント制作ソフト(というよりサイト)を利用させていただきました。
Calligraphr - Draw your own fonts.
下記よりCalligraphr(カリグラファー)の使い方を説明していきます。まずは上記URLよりアクセスしてください。
「GET STARTED FOR FREE」をクリック。
その次はcalligraphrに登録します。E-mailとパスワードを入力してください。登録が必要ですが無料なのでご安心ください
そうすると登録したメールアドレス宛にメールが届きます。届いたメールに記載されているURLをクリックするとcalligraphrへの登録が完了します。
登録が完了した次は表示されたページの「START APP」をクリックしてください。フォントの作り方の手順が載っています。
大まかな手順としてはテンプレートのファイルをダウンロードしてそのテンプレートに文字を載せて、テンプレートをcalligraphrにアップロードします。まずは一番上の「Create a template」をクリックしてください。
左カラム内から制作したい文字種類を選びます。今回の場合は「Minimal English」と「Minimal Number」を選択しました。私のFireFoxとは相性が悪かったのかこのページが表示されませんでした。ブラウザを変更すれば問題なく表示されたので表示されない場合は別のブラウザで試してみてください。
ダウンロードするテンプレートファイルの詳細が選べます。私の場合は「PDF」を選択しました。「Size of template cells」でテンプレートの大きさが選べます。なんとなく大きい方がきれいにできるんじゃないかと思い一番大きい物で制作しました。あとは「Calligraphr-Template.pdf」をダウンロードします。
次にダウンロードしたファイルに文字をレイアウトします。
あとは「Uplode Template」を選択してアップロードすれば完成です。
【注意】Calligraphr(カリグラファー)はあまり綺麗じゃない
Calligraphr(カリグラファー)は基本的には手書き文字をフォント化するのがメインのサービスになっています。そのため、フォントをせっかくベクターデータで制作しても一度ビットマップ化してフォントデータ化するという流れになっています。
なので大きく表示すると、まあ汚い汚い。無料なのに文句言うなとは思うんですが、Calligraphr(カリグラファー)はスクリプト筆記体、なかでも手書き系スクリプトに限定して使用するのがおすすめです。
一般的なサンセリフなど荒さを売りにしたフォントじゃないものを作りたいならあまりおすすめできません。
逆に言うと定番の人気がある手書き系欧文フォントなんか作るのには十分だと思います。
DYOBLOG FONT差し上げます
せっかく作ったのでDYOBLOG FONT(でょブログフォント)差し上げます。もちろん無料配布です。個人利用、商用利用おかまいなくご利用ください。
詳細は下記記事にまとめました
商用OK!ヴィンテージな縦長スラブ体!かっこいいフリーフォント
Calligraphr(カリグラファー)以外にも無料のFontForgeというオープンソースソフトがあるようなので、いつかFontForgeで作り直したいと思います。ざっと見ましたがFontForgeは少し操作性の面で敷居が高かったのでまた次回。