出典:オルタード・カーボン | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
どうも映画系ブロガーのでょお(@dyoblog_)です。最近生活習慣乱れてて5時に寝て12時に起きてます。
5時まで何してんだよって言われそうなんですが何もしてないんですよね。ベッドで寝転んでるだけ…。
やっぱり体動かさないと眠れないよね。
さてさて今日はNetflixオリジナルドラマ『オルタード・カーボン』シーズン2の感想兼考察になります。
先日は『オルタード・カーボン』シーズン2前半の感想を書きました→ネタバレ感想前半【オルタードカーボンシーズン2】前作よりつまらない。ジョエルキナマン出せや。
なので今日は後半の感想になります。前半の感想書いた時は「シーズン1よりおもんない」「ジョエル・キナマンに戻せ」とか、割と酷評しました。ところが最後まで見ると面白かったです。
いやマジで前半の感想ゴメンよ。シーズン2も十分面白いです。
この記事はドラマ『オルタード・カーボン』シーズン2のネタバレを含んでいます。未視聴の方はご注意ください。
『オルタード・カーボン』シーズン2の評価
- 主演:アンソニー・マッキー、リーラ・ローレン、シモン・ミシック
- 原題:Altered Carbon
- 製作:レータ・カログリディス (2018年-)
8.1
81
38
ロッテントマトの評価を参考にすると、評論家の評価が74→81にアップ、一方で観客の評価は64→38にガクッとダウン。
なので評論家の評価自体は「シーズン1<シーズン2」だったようですが、観客の評価はシーズン1の方が良かったみたいです。
確かに面白かったんだけど、どうなんでしょう。やっぱりアンソニー・マッキーよりジョエル・キナマンの方が人気が高いよね。
そのほかロマンスシーンのことも考えると、ファンにはシーズン1の方がウケたのかもねー。
『オルタード・カーボン』シーズン3へのネタバレ考察&解説
出典:オルタード・カーボン | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
まあいつものことなんだけどさ、やっぱり気になる終わり方だよね。シーズン2をサクッと解説しつつ、シーズン3を考察していくよ。
シーズン2後半のストーリー解説
シーズン1では戦犯として250年もの間、睡眠状態にあったタケシ・コヴァッチは大富豪の依頼で殺人犯を探す探偵みたいなことをするんですよね。
で、その殺人犯の裏には自身の妹がいたわけですよ。ほんでもってこの妹が「兄ちゃんのカノジョバックアップしといたで」みたいなこと言って死んじゃうわけですから、その後30年間もクウェルを探すわけですよ。
で、クウェルがコヴァッチの故郷ハーランズ・ワールドにいると噂があったので捜索開始。
ところがクウェルは別人になっていて、メト(金持ち)を殺して回ってるんですよ。クウェルは数百年前、反乱軍のリーダー革命家のシンボルとして活動していたので、彼女を見た戦争中の市民は「反乱の合図やでコレは!」と活気づくわけです。
クウェルが別人になっていた理由はエルダーという先住民エイリアンが彼女に憑りついていたからで、メトを襲っていたのはただの復讐でした。いやー実にシンプルw
ほんでもって戦争はそもそも茶番でダニカ・ハーランの自作自演だったことも発覚。実にシンプル(2回目)
絶対ダニカのスリーブにコンラッド・ハーランが入ってるんだと思ってたわ。「お前の復讐相手もう死んでるし許してくれ」って展開はダニカの言う通りおとぎ話ですね。もう無茶苦茶。
結局、実力行使で3対1でエルダーと対決して勝利します。この時のイエーガーめっちゃ好き。
コヴァッチの育て親にあたるイエーガーやっぱり強いんだよね。意志の力でエルダー封じ込めて会話できちゃってるあたり強いわ。
クウェルと反乱軍の蜂起
シーズン1では割とただの探偵ものって感じの話でしたが、シーズン2ではすっかり政治戦争の話になりました。
もともとコヴァッチはCTACから反乱軍に反旗を翻したりしてるので、この方向性は仕方ないのかもしれません。
シーズン2のハーランズ・ワールドの戦争はダニカの茶番だったけど、クウェルが生きてることが判明しましたし、彼女に影響されて反乱軍が蜂起する展開が想像できます。
海外ってこういう話大好きだよね。
こじんまりシリーズが始まって、最終的に話が大きくなって革命起こす展開。日本人って政治に興味ない人が多いけど、海外ってデモとかよくあるから革命ものウケるのかね。
『オルタード・カーボン』はシーズン3で終わると予想
考察というか私の予想ですが、Netflixオリジナルドラマ『オルタード・カーボン』は良くても来シーズンで終了すると思います。
まず1つ目の理由として『オルタード・カーボン』ってかなり金がかかってると思うんですよ。
さらに言うとNetflixのドラマってテレビ放送じゃなく配信なので、どうしても継続しないといけない訳じゃないんですよね。
映画やテレビドラマは人気があるなら継続した方が圧倒的に利益になるんですが、配信だとそうじゃないですよね。良質なドラマを長期続けるよりも良質なドラマを何本も作った方がいい。
続いての理由は原作小説が三部作構成だから。
『オルタード・カーボン』の原作はタケシ・コヴァッチシリーズと呼ばれる三部作の小説で構成されています。
1シーズン1巻とするのであればシーズン3で終了した方が作品としては自然かと思います。
ディグ改めアナベルとポー
それから気になる部分といえばディグ301改めアナベルとポー。
このシリーズって重症だと思わせて実は平気ってパターン多くない?そもそも悪タケシに襲われたディグもかなりの致命傷なのかと思ってたんだけど、めちゃめちゃ普通だったもんね。
ポーはシーズン1の時も死んじゃったと思ったけど、シーズン2のラストではいよいよ再起動しました。
アナベルちゃんが自信満々だったところや、きっかけがあれば思い出すみたいなこと言ってる時点で、ポーの記憶はある程度復活しそうだと考察します。
シーズン2の間ずっと悩んでた割にあっさりw
シーズン3では再びコヴァッチのスリーブが変わる
考察というかもはや予告みたいなもんですが。
最期のエンヴォイだったこれまでのタケシ・コヴァッチは死んでしまいましたが、ポーがなにやら先手を打っていたようでコヴァッチのバックアップがあるようでスリーブの復元を行っていました。
つまり私たちの良く知るコヴァッチは生きてます。
とはいえウェッジ隊のスリーブはエンジェルファイアで焼失したので、復元が完了したとしても新しいスリーブを使うことになると考察します。
シーズン1ではジョエル・キナマン、シーズン2ではアンソニー・マッキー、シーズン3でも新しい主人公になる感じですね。
とはいえ誕生スリーブのコヴァッチを演じたウィル・ユン・リーを主役にするのはちょっと頼りないので、二重スリーブに入っていたコヴァッチはまた別で登場するんじゃないかと考察。
イエーガー生きてるかも
出典:オルタード・カーボン | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
個人的にちょっと思ってるのがコレ。コヴァッチがイエーガーを撃ち殺したんだけど、あの感じだと多分スタックは無傷ですよね。
エルダーが憑りついたらスタックは侵されて復元不可能って感じでしたが、訓練したエンヴォイであるクウェルは後遺症もないです。
イエーガーはコヴァッチを育て上げ、CTACそしてウェッジ部隊の指揮官を務めた百戦錬磨の軍人ですから、新しいスリーブを手に入れて復活してもおかしくないよね。
『オルタード・カーボン』シーズン2の感想(※ネタバレ注意)
ここからは『オルタード・カーボン』シーズン2の感想なのでネタバレがあります。未視聴の方はお引き取りください。
「ブロークン・エンジェル」は原作のタイトル
そうなんですよ。『オルタード・カーボン』シーズン2の最終話のタイトルが「ブロークン・エンジェル」なんですよね。
このブロークンエンジェルって『オルタード・カーボン』の原作、タケシ・コヴァッチシリーズのタイトルなんですよ。
これがタケシ・コヴァッチ三部作のタイトル。
- オルタード・カーボン
- ブロークン・エンジェル
- ウォークン・フュアリーズ
なのでシーズン3には「ウォークン・フュアリーズ」ってタイトルのエピソードがありそうですね。
先ほども言った通り、私的にはシーズン3で終了すると読んでいます。とはいえシーズン2で打ち切りってパターンもありえなくはない。
「シーズン1よりおもんない」って言ってゴメンよ
序盤は大分おもんなかったよ。でも最後まで見れば割とシーズン2も面白かったです。
シーズン1と比較し面白くなかった理由の一つが、スリーブのギミックがイマイチって部分だったんですよね。
シーズン1では「彼氏の中身が反逆者になってる」という腐女子に受けそうなロマンスネタがあったりして、上手くスリーブのギミックを使ってました。
ところがシーズン2の前半ではそういう部分があまりなかったんですよね。ただただ主役が降板しただけにしか見えないって感じ。
シーズン2の後半になると二重スリーブが出てきてだいぶ改善されました。古いバージョンの自分と新しいバージョンの自分との戦いですね。
ウィル・スミスの『ジェミニマン』みたいですが、こっちは年寄りの方も肉体がめちゃ強いので「若さvs経験」みたいな面白さはない。
「若さvs若さ+経験」なので圧倒的に老コヴァッチの方が強いw
最終的にこれまでのコヴァッチが自らを犠牲にして世界を救い、若コヴァッチにその席を譲る展開ってのも好きでした。
だからポーがバックアップしてたって話は持ち越しでもよかったと思ってるけど…。
あと若コヴァッチが「あんたに従うで」って言ってたシーンめっちゃカッコよかった。お前生意気やと思ってたけどやっぱええ奴やん。
出典:オルタード・カーボン | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
エルダーとかいうエイリアン誰やねん
うん。これね。
これまで『オルタード・カーボン』の世界にはエイリアンらしいキャラって出てこなかったんですよね。とはいえやっぱり未来が舞台のドラマ作品ですし、ハーランズ・ワールドなる場所が登場するのでエイリアンが登場するわけですよ。
そのエイリアンがエルダー。
ようはハーランズ・ワールドに元々いた先住民のようなものです。
ハーランズ・ワールドの建国者であるアクスリーやタナセダ、そしてコンラッド・ハーランはエルダーの存在を知り、彼らを滅亡させました。
ところがこのエルダーって種族は人間とは違い高度な技術を持っていまして、上空に渦巻くエンジェルファイアを兵器として利用することができます。
そのエルダーの生き残りは長年ソングスパイアの木に憑依していたようですが、訓練を積んだ反乱軍のリーダークウェルに憑りついて、開拓者に復讐しようと暴れまわってたわけですね。
若コヴァッチが言ったように彼らのテクノロジーは不明な部分がたくさんあるので、今後もなにか重要な役割を果たすことになるかもしれません。
どうでもいいけどクウェルもエンヴォイなんだよね?
出典:オルタード・カーボン | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
ぼーっと見てて気になったどうでもいいことなんだけど、クウェルもエンヴォイだよね?
エンヴォイってクウェルが訓練した忍者みたいな特殊部隊のことを言ったはず。なのでクウェル自身もエンヴォイだと思うんだけど、いつまでたってもコヴァッチが「最後のエンヴォイ」って言われているのに違和感がありました。
この辺に関して正しい知識と自信がある方は解説してもらえると嬉しいです。
最後に
いかがだったでしょうか。
まあ面白かったんだけどやっぱりジョエル・キナマンに帰ってきてほしいとは思うよね。前回も言ったけどヒロインもクウェルよりオルテガ刑事の方がまだ良いし、前シーズンよりも面白くなくなった部分はたくさんあります。
一番良かったところはやっぱりポーとアナベルのAI組かな。彼らを主人公にスピンオフ作ってほしいぐらい。
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