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ネタバレ感想【ダーククリスタル】Netflixよ、やってくれたな|ドラマ

ネタバレ感想【ダーククリスタル】Netflixよ、やってくれたな|ドラマ

出典:IMDbより

8月末はタランティーノ監督9作目の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が公開され大注目ですが、私が8月末に楽しみにしていたのは別。

Netflixがリリースしたドラマ、
『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』です。

いやーこの日をどれほど心待ちにしていたことか。80年代ファンタジーの傑作である人形劇『ダーククリスタル』の前日譚がこの作品です。

感想を一言でまとめると、

 

マジで最高に面白かった!
やってくれたなNetflix!

 

といったところです。映画版のダーククリスタルが好きな方はマジで今すぐ見た方が良い。Netflix入ってないなら入った方が良いです本当に。ステマなしで言いますが1カ月無料体験あるので入りましょう。

 

というわけで今日は『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』のネタバレ感想記事になります。核心に触れるネタバレもあるので未視聴の方はご注意ください。(途中で警告入れます)

 

『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』の作品情報

そもそも映画版の『ダーククリスタル』は1982年に公開されたファンタジー映画です。

今とは別の時間、別の惑星であるトラが舞台となっている『ダーククリスタル』では、惑星トラを救うためゲルフリン族最後の生き残りジェンがトラを支配する悪のスケクシスと戦うストーリー。

人間が一切出てこない本作では、主人公ですら人間っぽくないビジュアルで描かれており、ほぼ全編パペット人形で撮影されている映画です。

それもそのはず。映画『ダーククリスタル』を監督したのは『マペッツ』の生みの親ジム・ヘンソンだからです。ちなみにヨーダの役者であるフランク・オズが共同監督。

 

完璧に作りこまれた世界観を持つ『ダーククリスタル』はカルト映画として今なお人気で、その前日譚として今回Netflixで新たに配信が始まったのです。

 

あらすじ

力に飢えた支配者が惑星トラから命を吸い取り、世界は破滅の危機に。闇の力を倒して世界を救うため、ゲルフリン族の選ばれし若者達の大いなる冒険が幕を開ける。

出典:ダーククリスタル: エイジ・オブ・レジスタンス | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

 

スケクシス族の統治下、ゲルフリン族はスケクシス達に仕えていたのですが、その中でスケクシス族の正体を知ったゲルフリンや惑星トラがダークニングに感染しつつあることを知ったゲルフリンたち3人の主人公を中心に反乱をはじめるといったストーリーになっています。

 

映画版からどれくらい前の話か明確にはされていないようですが、映画版でもドラマ版でも「クリスタルが割れたのが今から1000年前」と言っているところを見ると、年代的には映画版から近い過去だと思われます。

主人公やゲルフリン側の登場人物は完全に一新され、過去にゲルフリンがどのようにしてスケクシス族に立ち向かったか、どうしてゲルフリンは絶滅を迎えたのかなどが明かされるものとなっています。

 

キャスト・声優

ネタバレ感想【ダーククリスタル】Netflixよ、やってくれたな|ドラマ

出典:ダーククリスタル: エイジ・オブ・レジスタンス | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

正直キャスト陣・声優陣だけでも超絶豪華な『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』。詳しくは下記の記事で詳細に解説しています。

ネタバレ解説【ダーククリスタル エイジオブレジスタンス】Netflixドラマ

 

主人公のゲルフリン、ストーンエッジクランのリアンを演じるのは人気沸騰中のタロン・エガートン。『キングスマン』シリーズの主人公エグジーでお馴染みの俳優です。

2人目の主人公で、ゲルフリン族のエリートであるヴァプラのブレア王女アニャ・テイラー=ジョイが声優を担当しています。『スプリット』、『ミスター・ガラス』などで二次元級のデカ目にやられた人も多いんじゃないかと。

3人目の主人公でリアンとのロマンスが描かれる洞窟に住むゲルフリン、グロッタンのディートは『ワイルド・スピード』シリーズのナタリー・エマニュエルが声優を担当します。

 

また映画版でも狡猾で強い印象を残したスケクシスの侍従長(スケク・シル)の声優には『スタートレック』シリーズのスコッティでお馴染み、サイモン・ペッグ

スケクシスの科学者であるスケク・テクはルーク・スカイウォーカーことマーク・ハミルが担当します。

 

『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』の感想

まずね一番言いたいのはNetflixマジでありがとうってこと。

続編ものとか前日譚ものとか最近は山ほどあるけど、ここまでリメイク元の映画にリスペクトした作品ってそんなにないです。

理想通りの前編を作ってくれたNetflixに大感謝です。

 

↓ここからネタバレあり↓

 

パペットで撮影したという偉業

まずは何といってもこれ。

正直Netflixが『ダーククリスタル』の続編作るって聞いたとき(私ずっと続編だと思ってた)はめっちゃガッカリしたんですよ。

80年代に作られたファンタジー映画って本当に傑作揃いで、その良さのひとつがローテクな撮影技法だと思うんですよ。

例えば『グレムリン』。現代で映画を作るとしたらギズモはCGになると思います。でもギズモのぬいぐるみ感やモフモフ具合ってやっぱりCGでは表現しきれないんですよね。ヌルヌル動くギズモなんて絶対にイヤ。

それと同じでCGアニメーションで作られた『ダーククリスタル』なんて見たくないと思ってたんですよ。

ところが蓋を開けてみてビックリ。Netflixは『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』を映画版同様にほぼ全編パペットで撮影してるんですよ。いい意味で期待を裏切られました。

どうせCGだと思ってたのに人形で撮影するなんて。

さらに技術は80年代に比べると圧倒的に進化しています。人形を使っているにもかかわらず、ゲルフリンやスケクシスの動きはより自然になって表情も豊かになっています。

この辺り非の打ちどころがないというか、もう最高すぎて何も言えない。知らない人なら人形劇だと気づかないかもってぐらい。

 

世界観が超拡大

Netflixの『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』はスター・ウォーズでいう所のファントムメナスです。帝国軍が支配し、ジェダイが絶滅した世界の前に何があったのかを描く作品です。

映画では2人しか登場しなかったゲルフリンがNetflix版ではめっちゃ登場します。

私は映画版しか見たことなくて書籍も読んでないモグリなので、まさかゲルフリンがこんなにたくさんいるなんて思いもよりませんでした。それもクランと呼ばれる7つの氏族が存在していたなんて。

もう『ロード・オブ・ザ・リング』並みに世界観が広がっているんですよ。あの排他的で闇に包まれた世界ではなく、生き生きとしたゲルフリンがいっぱいいるんですよ。

ゲルフリンたちが文化を持って生活していた様を描いてくれたことだけでもすごく嬉しいです。

 

映画版見てない人にも普通におすすめ

ネタバレ感想【ダーククリスタル】Netflixよ、やってくれたな|ドラマ

出典:ダーククリスタル: エイジ・オブ・レジスタンス | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

そうなんです。『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』を最後まで見た感想としては、これって映画版知らなくても絶対楽しめるなと思いました。

当然、映画版の出来事は後日譚になるので、この先の出来事知らなくても間違いなく盛り上がるなと。単純にアドベンチャーファンタジーとしても面白いんです。

世界を救うために独特のヴィジュアルを持ったクリーチャーのゲルフリンが様々な生き物に出会い冒険する話。

 

『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』のヴィジュアルやデザインを担当したのは1982年当時と同じブライアン・フラウドなので、世界観に相違がないです。ファントムメナスを初めて見た時、「こんなんスター・ウォーズじゃねえ」と思った感情も一切ないんですよ。

あの時のあの世界がそのまま拡張したイメージです。なので私たちファンがはじめて『ダーククリスタル』を見た時の衝撃を、まだ見たことない人は同じように味わうことが出来ると思います。

 

ファン大興奮な明かされる過去

とはいっても映画版を知っているほど楽しめるのは事実。

たとえばガーシム。映画版のダーククリスタルに登場したクリーチャーです。スケクシスの命令通りに動く兵器で、ゲルフリンたちを絶滅させた原因と言われています。

そのガーシム誕生秘話が明かされたのとか鳥肌めっちゃ立ちました。アラシムというクモ型生物とグルーナックという種族を合体させた生物がガーシムだったんですね。最後の最後にあのシーン持ってきたから思わず叫びそうになってしまいました。

その他にも皇帝がなぜ死の病にかかったのか、オーグラはなぜクリスタルについて詳しかったのかとか、色々な過去が明かされて本当に面白いです。

 

さっき『スター・ウォーズ/ファントムメナス』と『ロード・オブ・ザ・リング』を例に出したのですが、割と『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』的な要素もあると思うんです。

この先の未来、ゲルフリンは2人を除いて全員死んでしまうんですよ。カッコいいリアンも優しいディートも賢いブレアも最後は絶対死んじゃうってわかってるんです。

そんな悲しい未来が待っているって知りながらも、その中で未来のために彼らがどうやって戦ってきたのか。世界を救うジェンのために彼らはどんな歴史を歩んできたのか。

彼らの悲惨な未来が予想できるのに、こんなにたくさんのドラマを見せられるのは嬉しくもありながら切ないです。

 

『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』シーズン2について

Netflixは1シーズンで終わる単発ものには「リミテッドシリーズ」とラベリングしています。『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』のラベリングは「1シーズン」となっているので、シーズン2への継続の可能性はあると思います。

実際ストーリーも宙ぶらりんの部分が多くて、ゲルフリン絶滅までは描かれていないので、続編への伏線も見受けられました。

 

ただ本作は人形劇なので撮影にかなり時間がかかってしまいます。シーズン1の撮影にはおよそ2年ほどかかったとか。なので仮に『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』が継続されるとしても配信日はかなり先のことになりそうです。

ちなみに米本国では9月25日に12冊のコミックシリーズがリリースされるそうです。日本でも翻訳版が販売されるといいのにな。

 

『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』については下記の記事でより詳しく解説、考察していますのでよければ合わせてご覧ください。

ネタバレ解説【ダーククリスタル エイジオブレジスタンス】Netflixドラマ