出典：https://www.youtube.com/watch?v=hxiXIDtyNQo
どうもでょおです。
先日、Netflixマーベルオリジナルドラマ【アイアン・フィスト シーズン2】の第一話を観た感想、考察記事を書きました。あれからトントン拍子で見続けて折り返し地点あたりの6話までの視聴が済んだので改めて感想記事を書きます。
感想評価を一言でまとめると「アイアン・フィストのくせに面白い」と言った感じ。いや失礼な言い方なんだけどアイアン・フィストシーズン1が結構な駄作だったのに対してアイアン・フィストシーズン2は面白いんです。
今回もネタバレありの記事になりますので『第6話 暗闇で龍は死す』まで観ていない方はご注意ください。
アクション不足が解消
まず何より良かったのがこれ。アイアン・フィストシーズン2ではシーズン1のときと違いアクションシーンが大幅に向上しました。
アイアン・フィストって気を貯めてパンチするのが強すぎてアクションの邪魔をしてたんですよね。確かにダニーは弱いんですが何かあれば拳で吹っ飛ばして、はい終わりってのがなくなりました。
他のNetflixマーベルドラマ同様に毎話毎話に見所のシーンがあります。第6話ではコリーンが1対2で彫り師と対決するシーンがありましたがとても見応えがありました。
他にもダヴォスの戦闘シーンなど、視聴者を飽きさせないテンポでアクションシーンがありました。
まどろっこしいものはなくなった
アイアン・フィストがつまらない駄作だった理由はアクションシーンだけではなく、やたら人間関係を複雑だったり、主人公ダニー・ランドのキャラクターに難があったりとにかくまどろっこしかったんです。
まずダニーが成長し駄々っ子のかんしゃく持ちじゃなくなったこと。そして裏切りの裏切りや、騙し合いなどの視聴者置き去りのめんどくさいものがなくなりました。
ルーク・ケイジのように比較的明瞭でわかりやすいストーリーになったのが改善に一役買ってると思います。
前シーズンでは黒幕の黒幕がいたりと、とにかく厄介でしたがシーズン2では一貫してダヴォスが悪役でわかりやすい。
魅力的なヴィラン
そしてヴィランですよ。アイアン・フィスト前シーズンはヴィランが本当にヘボかった。主にダニーの両親を殺した最低な叔父がヴィランとして描かれ、後半ではそれの黒幕である強そうなオーラゼロのバクトがヴィランでした。
ダヴォス
それに対してシーズン2ではダニーと兄弟として育ったダヴォスがヴィランです。このダヴォスが良いんだわ。キングピン、パニッシャー、ブッシュマスターとこれまでのヴィランと被っててまたかよってなるんだけど。
生まれ持った使命をダニーに奪われ憎んでいたダヴォス。ヴィランなんだけど自身の正義のために確固たる意志を持って行動しているところが魅力的ですね。
さらにヴィランとしてのスーパーパワーがダニーと同じアイアン・フィストの能力で偽アイアン・フィストっぽくてこれがまた良い。
ダニーの胸にある龍の模様の代わりに背中に大蛇、手が黄色く光るダニーに対してダヴォスは赤く両手が光る、こういうちょっとした差別化が偽物っぽくて良いです。
メアリー・ウォーカー
合わせて登場するメアリー・ウォーカーも良い。二重人格で片方は優しくどこか間の抜けた愛らしいキャラクターで、もう片方は神経質な退役軍人で金をもらってダニーをも倒す強力な人格です。
こう来ると思ってなかったのでめちゃめちゃ面白いです。ダニーを倒した後、ダニーと組むことになったときはすげー頼もしかったですね。キャラも良いしコリーンと差し替えしてほしいんだけど。
メアリー・ウォーカーの顔がアップになるシーンがありましたが演じるアリス・イヴはオッドアイなんですね。分裂した人格を比喩的に表現しているのがちょっとニクいわ。
ミスティ登場でファンサービス
アイアン・フィストシーズン2ではルーク・ケイジのメインキャラミスティ・ナイトが登場しました。前シーズンではクレアが参加しましたね。
ルーク・ケイジシーズン2にはコリーンとダニーが登場したりと、ルーク・ケイジとアイアン・フィストはNetflixマーベルドラマの中でも繋がりが大きいですね。
もしかすると残り4話でルーク出てくるか？無理ですねきっと。ルークは今頃悪の親玉になってるから。
最後に
アイアン・フィストシーズン2はあと4話ですがまだまだ色々隠し持ってそうですね。コリーンの家族の話もすっかり放置ですし、ダヴォスから力を奪い返さないといけませんし。メアリーの行く末も気になりますし、いいやつになったウォードのこれからも気になります。
最後まで観たらもう一度感想を書きますね。ではまた。
追記：アイアンフィストシーズン3は打ち切りになりました。
