レギオンシーズン2は明日14日が最終回です。
どうもでょおです。このブログではレギオンシーズン1、レギオンシーズン2の感想記事を書いてきたので私がドラマ『レギオン』シリーズが好きなことはご存知かと思います。
私はそんなレギオンの人気がイマイチなところが非常に残念です。このドラマのレギオン関連のことをググると私の記事が上位表示されます。ですがその記事のアクセス数が少ない。つまり人気がないってことですよね。
今回はそんなレギオンの魅力をネタバレなしで語りたいと思います。
アメコミドラマじゃない
そもそもドラマ「レギオン」は大人気アメコミX-MENを原作にした作品にもかかわらず全くアメコミらしくないところが不人気なんだと思います。
確かに近年のマーベル系の明るいドラマとは全く違う作品です。X-MENのようにミュータントを使って人間とは何なのかと再提起するような作品でもありません。
じゃあどんな作品なのかというとほとんどサスペンスホラー。どちらかといえばDCのようにダークでシリアスな作品で、頭を抱えたくなるようなドラマです。個人的に一番作風が近いと思うアメコミ映画は「ウォッチメン」です。アメコミ映画でも異色の作品で今のDCEUに続くザックの作風が魅力的な映画でした。
ウォッチメンは現代ではない冷戦時代を背景にヒーローとは何なのか、本当の平和とはなんなのかという重苦しい内容をダークに描いた作品で、当時は結構衝撃を受けたほど美しいビジュアル、作りこまれた世界観が特徴的でした。
レギオンは時代背景が不明ですが60年代やそれ以前の時代を彷彿とさせる独特の世界観で現実とは意思とは何なのかという疑問を投げかけてきます。非常に作りこまれた世界観はとても美しく、ドラマ作品とは思えないほどです。
ウォッチメンのようなハードボイルドさはありませんがウォッチメンが好きなら一度は絶対に観てほしいと思います。
ノア・ホーリーが参加
ノア・ホーリーはドラマ版「Fargo/ファーゴ」のクリエーターです。映画作品のドラマ化がことごとく転けていってる中で「Fargo/ファーゴ」はエミー賞、ゴールデングローブ賞を受賞するヒット作です。
そんなノア・ホーリーが「レギオン」に参加しています。
SF好きにも観てほしい
特に60年代もののSF作品が好きな人には観てほしいと思います。世界観やセットはプリズナー No.6に似てるかも。リメイク版プリズナー No.6に雰囲気は結構似てる。
主人公デヴィッドの精神世界を反映した世界観は時計じかけのオレンジのように難解で美しいです。
キャラクター紹介
レギオンで魅力的なのはそのキャラクターです。X-MENシリーズのようなヒーローもののように丁寧に掘り下げたりすることはありませんが、それでも特徴的なミュータントが登場します。
デヴィッド・ハラー
主人公です。原作ではプロフェッサーX、チャールズ・エグゼビアの息子。父と同じテレキネシスです。ドラマ「レギオン」ではそこまで触れられる内容ではありませんが。
子供の頃から統合失調症、精神障害を抱えていたため精神病院に入院。
精神障害が原因だと思われていた幻覚は病気ではなくミュータントだったためということが発覚します。
シドニー・バレット
通称シド。デヴィッドと同じ精神病院の患者で、デヴィッドの恋人になります。また、彼女もミュータントで直接肌を触れることで相手と意識を交換する能力があります。
自分の意思に関わらず発動するのでX-MENシリーズのローグのような能力です。
レニー・バスカー
デヴィッドと同じ精神病院の患者でデヴィッドの友人。彼女のことはネタバレなしでは語れません。少しだけふれると彼女は死後にデヴィッドの幻覚にたびたび登場します。
相当ぶっ飛んだ頭のねじが外れたキャラクターです。
プトノミー・ウォレス
デヴィッドたちと仲間になるミュータントです。見た物をすべて記憶することができて、他人の記憶を読むことができるミュータントです。
ただ能力を活用することよりも銃器で戦ってるイメージの方があります。
ケリー・ラウダーミルク
ケリーは2人で1人のミュータントです。ケリーは学者でメカ担当の初老の男性ですがそのケリーの中に若い女性のケリーがいます。彼女は接近戦担当の格闘家です。2人は2人で1つですがマーベルコミックのハルクのように体をシェアしているわけではなく、体も二つあります。
他にも色々なキャラクターがいますがメインで登場するミュータントはこんな感じです。X-MENシリーズのように炎を操ったり目からビームを発射するような派手な能力はありません。アクションシーンもそれほど派手じゃないです。
レギオンシーズン3への更新が決定
日本語出典のニュースがないので正確なことは言えませんが、海外のサイトを翻訳して読んでみる限りはシーズン3への更新が発表されたようです。レギオンシーズン3は2019年に放送されるようです。レギオンはシーズン1、シーズン2ともに3月、4月の春頃から開始しているのでシーズン3は2019年の春頃から開始するのかもしれませんね。
終わり
少しはレギオン観てみたいと思ってもらえたでしょうか?最近のMCUのように明るい作品が好みの方には厳しいかもしれませんが、ウォッチ面をはじめとするDCEUやノーラン版ダークナイト、ゴーストライダーのようなダークでシリアスな作品が好きな人はハマるかもしれません。
このまま人気が落ちて日本で観れないなんてことになったら耐えられないので一人でもファンが増えてほしいです…
下記のリンク先でレギオンのキャストへのインタビュー記事がありましたよ。
コラム:『レギオン』シーズン2、アマール・ファルーク/シャドウ・キング役ナヴィド・ネガーバン直撃インタビュー! | 海外ドラマNAVI
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