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エンドゲーム考察|キャプテンアメリカは過去で本当は何をしていたのか?

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【ネタバレ考察】アベンジャーズ/エンドゲーム|ラストのオチを解説

(C)2019 MARVEL

 

 

!この記事には『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレが含まれます!

 

どうもでょおです。このブログではすでに『アベンジャーズ/エンドゲーム』の感想記事や考察記事をたくさん書いているんですけど、やっぱり後から後から疑問点や考察点がふつふつと湧いてくるんですよね。

あれだけ長い映画だとどうしても後から「あれ書くの忘れてた」ってなるんですよ。

なので今日考察したいのはこれ。「キャプテン・アメリカは本当に過去で暮らしていたのか」ということ。

当たり前だけどネタバレあるから本当に注意してね。

 

キャプテン・アメリカは過去で何をしてきたのか

『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストでキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースは、過去から借りてきたインフィニティ・ストーンを元あったところに返してきました。

スティーブの話によるとその後、自分の人生を歩むことにしたようで、エンディングではペギーとダンスするシーンがありました。

キャプテン・アメリカンが老人になって現代に帰還したところを見ると、彼はペギーを看取ってから帰ってきたのではないかと思われます。

 

キャプテン・アメリカはどの時代のペギーと過ごしたのか

エンドロール直前の映像にもあった通り、キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースはペギー・カーターのもとに戻ってきました。そんなキャップはどの地点の過去に戻ったのでしょうか。

ペギーがマーベルシネマティックユニバースで描かれてきた時系列としては、

 

1942年~1945年の『キャプテン・アメリカン/ザ・ファースト・アベンジャー』。

1946年の『エージェント・カーター』。

1970年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』回想シーン。

1989年の『アントマン』での回想シーン。

2014年の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』で認知症になってました。

2016年『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でのお葬式。

 

に登場してきましたね。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストでキャプテン・アメリカはどの時代のペギー・カーターと会いに行ったのか、劇中の映像を見る限り1940年代のように見えます。(車がそんな感じ)

私の考察としては1945年スティーブ・ロジャースがレッドスカルの飛行機を墜落させた翌週土曜日なんじゃないかなと思います。スティーブが飛行機を墜落させる前にペギーは、ダンスの約束を来週の土曜日に延期しようと言っていたので、スティーブが過去をやり直すならその日じゃないかと。

 

なぜどの時代のペギーにもキャプテン・アメリカとの再会の話がないのか 

キャプテン・アメリカが飛行機を墜落させた後の話はドラマ『エージェント・カーター』にてすべて描かれています。

当然このドラマにキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースと再会した話はありません。映画と同様にドラマの中でもスティーブ・ロジャースは死んでいますし、ペギーは新しい人生を始めようともします。

その後の『アベンジャーズ/エンドゲーム』の回想シーンにも合ったように1970年のペギーはスティーブの写真を大切に持っていました。

この事からペギー・カーターはスティーブ・ロジャースとは2014年頃、スティーブが氷漬けから回復して以降しか再会していないと思われます。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』の劇中でブルースが言っていた通り過去は変えられません。過去にペギーがキャプテンと再会していないのなら再会していないはずです。

この事からキャプテン・アメリカがペギーと再会したところを起点として別の時間軸、パラレルワールドが誕生したと思われます。『アベンジャーズ/エンドゲーム』の中でエンシェント・ワンが過去にインフィニティ・ストーンがなければそこから新しい時間軸が発生すると言っていました。

これと同じようにキャプテン・アメリカがペギー・カーターと再会したところから新しい時間軸が生まれたものと思われます。図にしてみるとこうなりますね。

エンドゲーム考察|キャプテンアメリカは本当に過去で暮らしていたのか?

パラレルワールドにいたキャプテンがこれまでのMCUの時間軸に帰ってきたことになります。

これはつまりトニーの開発した量子トンネルを通り抜けることが出来るスーツは時間だけではなくパラレルワールドも行き来することが出来るということです。

これはマーベルシネマティックユニバースにおいてかなり重要なことになると思いますね。

アメコミの世界はマルチユニバース、多元宇宙です。この宇宙とそっくりな宇宙がいくつも存在しているという考えです。マルチユニバースを描いたアメコミ映画には2018年公開の『スパイダーマン:スパイダーバース』があります。

パラレルワールドは正確にはマルチユニバースではありませんがMCUではこれらを統合して、今の時間軸をアース1、別の時間軸をアース2とするかもしれません。

(わかりやすくアース1と呼びましたがMCUはアース199999です)

マーベルシネマティックユニバースのパラレルワールド化に関してはこの間書いた記事でわかりやすく説明しているのでどうぞ。

エンドゲーム考察|エンシェントワンの言う別の時間軸すでに生まれてる

ソーのハンマー、ムジョルニアはどこへ行ったのか

そういやキャプテンが過去に戻るときにソーのハンマー、ムジョルニアを持っていきましたよね。

これに関しては簡単。ソーがハンマーを持ってきた所、元ある場所に戻したのです。

つまり『マイティ・ソー/ダークワールド』でジェーンがアスガルドにいたあの時代ですね。これ以降にムジョルニアがなくなってしまうとソーが困ります。ヴィジョンに電撃を与えて起動させることもできなければ、ウルトロンにも丸腰で戦わないといけなくなりますから。

 

キャプテン・アメリカのシールドはどこから来たのか

現代のタイムラインにおけるキャプテン・アメリカのシールドの時系列ですが、トニーの父ハワードがプロトタイプとして製作し、キャプテン・アメリカが気に入って長年使用していました。

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』ではブラックパンサーのヴィブラニウム製の爪で引っかかれ傷がついてましたよね。あの後、トニーが盾をおいてけと言って以来キャプテンはシールドがありませんでした。

そして『アベンジャーズ/エンドゲーム』では和解のしるしとしてスティーブに返却されたもののラストの戦いでサノスによって破壊されました。

 

『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストで帰還した老人スティーブはサムにシールドを持ち帰りました。過去のキャプテン・アメリカのシールドを持って帰ってきたということになりますが、おそらくこれも別のタイムライン、別の時間軸から持って帰ってきたという事かと思われます。

本来我々の知っているキャプテン・アメリカのシールドは1つしかありません。これをこれまでの時間軸の過去から持ってくると不都合が出てきます。

恐らくスティーブがペギーと再会して誕生した新しい時間軸から持ってきたんじゃないかと考察します。新しい時間軸のスティーブはまだ氷漬けで行方不明の状態であるはずです。スティーブは飛行機を墜落させて70年間氷漬けでしたから。

この現場からシールドだけ持ち帰ったのか、氷漬けのスティーブは別の武器で戦ってるのかはわかりませんが、なんだか気味悪いですね。

1945年に氷漬けになったばかりのスティーブはまだ同じ世界にいるんですから。解凍され世界を何度も救ってきたスティーブはペギーと一緒にいるんですよね。タイムトラベルしてない方のスティーブが目覚めたらめっちゃショックじゃない?別のスティーブがペギーとくっついてるんだよ?

 

最後に

なんだか粗探しみたいになっちゃいましたが、マーベルシネマティックユニバースなら斜め上からの伏線ってパターンも結構あるので深読みするとこんな感じになりました。

パラレルワールド、マルチユニバース化はこれまで(大人の事情で)登場して来れなかったマーベルキャラクターを登場させるきっかけにもなります。

MCUはこの11年でとても大きなことを成し遂げてきましたが、次の10年もさらに新しいことにチャレンジしていきそうですよね。

 

 

 

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