(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
どうもでょおです。先月、マーベルシネマティックユニバース最新作にして集大成の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が公開されたばかりですが、6月頭よりX-MEN最新作『デッドプール2』が日本公開されます。日本公開日6月1日(金)
今年はアメコミ映画ファンのみなさんにとっては当たり年となったようですね。2018年上半期だけでもかなりのボリュームで、下半期には『アントマン・アンド・ワスプ』なども控えています。本日はデッドプール2の公開を目前に控えているということで、映画を観る前に事前に知っておきたい事前情報などを復習しようかと思います。それではどうぞ
- デッドプールとは
- メインヴィランはケーブル?
- デッドプール2あらすじ
- デッドプール2は登場人物が大幅に向上
- 未だに権利関係がわからん。スパイダーマンと関係あるの?
- R指定作品?
- デッドプール3はどうなる?
デッドプールとは
マーベルコミック原作のX-MENシリーズに登場する後天的ミュータントです。コミックではヒーローというべきかヴィランというべきか微妙なキャラクターですが現状は一応ヒーローとして落ち着いてる模様。ウルヴァリンのオリジンを描いた『ウルヴァリン/X-MEN:ZERO』(2009)ではヴィランでした。
Merc with a Mouth (マーク・ウィズ・ア・マウス=意味:口数の多い傭兵)と呼ばれるほどとにかく良くしゃべる。それもおふざけばっかりというキャラクターが日本でも大ウケして前作『デッドプール』(2016)は日本ではマイナーキャラにも関わらず大ヒットしました。
原作コミックでの能力は
- ヒーリングファクター
- テレポート装置
- サノスによる不死の呪い
- 第四の壁の破壊
- 強化身体能力
- マーシャルアーツ
で能力を手に入れた経緯は完全に異なるもののキャラクターとしてはほぼ同等。ヒーリングファクターはウルヴァリンの治癒能力、サノスはアベンジャーズ/インフィニティ・ウォーに登場したサノスです。特徴的なのは第4の壁をぶっこわして、つまり映画を見ている観客に向かって話してくるという映画のお約束を破っちゃうところ。その他多数の映画をパロったネタがあり、コミックファンだけでなく映画ファンをも虜にしました。
メインヴィランはケーブル?
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原作コミックではデッドプールの戦友であるケーブルがメインヴィランとして登場します。ケーブルは未来からやって来たキャラクターで原作ではサイクロプスの親戚になります。
演じるキャストはアベンジャーズ/インフィニティ・ウォーでサノスを演じたジョシュ・ブローリン。デッドプール2の予告編ではすでにしっかりサノスをネタにしてました。
映画『デッドプール2』予告編 最強鬼やば Ver. - YouTube
デッドプール2あらすじ
最愛の恋人ヴァネッサを取り戻し、お気楽な日々を送るデッドプールの前に、未来からやってきたマシーン人間のケーブルが現れる。ヴァネッサの希望を受けて良い人間になることを決意したデッドプールは、ケーブルが命を狙う謎の力を秘めた少年を守るため、特殊能力をもったメンバーを集めたスペシャルチーム「Xフォース」を結成するが……。
とのことです。ケーブルが敵と明言されていないところを見ると対立するもののヴィランが別にいそうな予感がしなくもないですね。
デッドプール2は登場人物が大幅に向上
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デッドプールの単体作品だと思えば、登場人物・キャラクターが非常に多く豪華な物になっています。前作に登場したネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(名前長過ぎ)やX-MENシリーズのコロッサスをはじめとしてドミノ役のザジー・ビーツ、日本の女優忽那汐里など多数のキャラクターが登場します。デッドプール2は登場人物、キャストに関しては別記事にまとめようと思います。
【デッドプール2】メインキャスト一覧『この日本人、一体誰よ?』
未だに権利関係がわからん。スパイダーマンと関係あるの?
マーベルコミック原作の作品をはじめ、あらゆるアメコミ作品が無数に存在する昨今のハリウッド業界。このブログの読者でギークな皆様には不要かもしれませんが、ここでもう一度アメコミ映画の権利関係を再復習。
まずはDCコミック。マーベルコミックと双璧をなすもう一つのスーパーヒーローコミック社です。バットマン、スーパーマン、ワンダーウーマンなどが在籍しています。映画作品ではバットマンシリーズ、スーパーマンシリーズ、ジャスティス・リーグ、スーサイド・スクワッドなどが当てはまります。テレビドラマ作品ではグリーンアローをはじめとするArrowバース、ブラックライトニングなどがそれに当てはまります。DCコミック原作の作品はワーナーブラザーズが配給権を持っています。
そしてマーベルコミック。ややこしいのはこちら。アベンジャーズシリーズをはじめとする付随する作品の権利をディズニーが所持しています。スパイダーマンの権利のみソニーピクチャーズが所持しております。X-MENシリーズはFOX社が所持しています。その他FFなどの作品もありますがこの3つを覚えておけばとりあえず大丈夫。デッドプールはX-MENのキャラクターなのでFOX社が映画化の権利を所持しています。
そして肝心のスパイダーマンですがデッドプール2に出演予定はありません。原作ではデッドプールがスパイダーマンに強い憧れを抱いているということもあり関係のある2人ですが映画へは登場しないようです。現役のスパイダーマン(トムホver)はソニピが映画化権を所持していますし、ディズニーとの提携で制作もディズニーとの共同になっているのでスパイダーマンの登場は大人の事情が絡むこともあり難しそうです。
【感想】スパイダーマンホームカミング「トムホは背が低く見えるだけ?」
他X-MENシリーズとのつながりもなさそうです。X-MENシリーズはマーベルシネマティックユニバースに次ぐ人気アメコミフランチャイズなので今後、何らかの形で登場することはありえるかもしれません。
R指定作品?
公式サイトを探してみましたが見つかりませんでした。どうやらR指定作品には分類されないようです。
追記:劇場のサイトにはR-15+の表記がされるようになりました。前作は暴力的描写、性的表現が多かったためR-15作品で公開されました。
映画『デッドプール2』公式サイト 2018年6月1日(金)全国ロードショー
ただR指定はあればいいってもんでもないですしね。『キック・アス』なんかは続編含めいずれも暴力的描写がある作品でした。続編の『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』では暴力描写が増えたにもかかわらず、作品の質はガタ落ち。良作が駄作中の駄作までに成り下がりました。
『デッドプール2』は暴力描写が減っても前作を超える作品になることを期待したいですね。
デッドプール3はどうなる?
前作『デッドプール』のスマッシュヒット。そして今回の『デッドプール2』への期待値の高さを考えるとデッドプール3が制作されるのも期待できます。ですが主演・プロデューサーを勤めるライアン・レイノルズはデッドプール3へは消極的だそうです。もし続編の3があるとすればXフォース(デッドプールの在籍するヒーローチーム)になる可能性が高いとのことでした。
まだデッドプール2の公開もしてないのに気が早いですが近年の続編の勢いを考えるとついつい「次もあるんでしょ」とすぐに気になってしまいますね。
デッドプール2は6月1日(金)より日本全国公開です。ではまた。
デッドプール2の感想記事はこちらからどうぞ
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