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どうもでょおです。
ここ3カ月ほどブログ更新がかなり不定期になってるんですよね、はい。毎日更新とかいう目標はどこいったんよ。
モチベーションも上がらないしブログを書く気もサラサラ起こらないんですが、今月末にちょっと楽しみな映画が公開されるので今日はその映画について語りたいと思います。
その映画は『ヘルボーイ』です。
『ヘルボーイ』はいわゆるアメコミものなんですが、マーベルやDCと違い、日本では知名度イマイチなダークホースコミックというところのマンガが原作になってる映画です。
私は前2作が大好きだったので、2019年の新作公開記念として今日はガッツリ語りたいと思います。
- 『ヘルボーイ』について
- 旧『ヘルボーイ』シリーズはアメコミ界の傑作
- 2019年リブート版『ヘルボーイ』について
- 『ヘルボーイ』(2019) あらすじ
- 『ヘルボーイ』(2019) キャスト
- 2019年版『ヘルボーイ』は評価がガタボロ
- 最後に
『ヘルボーイ』について
ヘルボーイ
『ヘルボーイ』は悪魔との戦いを描いたオカルトファンタジーなシリーズです。人間に育てられた悪魔ヘルボーイが下界に現れる悪魔退治をするのが主なストーリー。
クリーチャーやセットのオカルトな世界観や、人間以上に人間味あふれる超人たちが高く評価されてカルト的な人気のある作品として知られています。
ダークホースコミック
知らない方も多いんですが実はそもそも『ヘルボーイ』はアメコミ映画なんです。ファンタジーだけど一応スーパーヒーローものっぽい作りになっているのはそれが理由です。
アメコミ映画といえばマーベル(ディズニー) or DC(ワーナー) の印象が強いのですが、『ヘルボーイ』はダークホースコミックというとこが発行しているコミックシリーズです。
第三のコミック社として知られているダークホースコミックでは下記のような作品が映像化してて有名ですね。
- 300/スリーハンドレッド
- シン・シティ
- R.I.P.D.
- アンブレラ・アカデミー
Netflixオリジナルでリリースされたドラマシリーズ『アンブレラ・アカデミー』はマジで面白かったです。
そんなダークホースコミックから発行されている代表作品のひとつが『ヘルボーイ』です。
旧『ヘルボーイ』シリーズはアメコミ界の傑作

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あなたにとって傑作アメコミ映画といえばなんですか?アベンジャーズ?それともやっぱりダークナイト?
『ヘルボーイ』はアメコミらしからぬ作品ではありますが、アメコミ映画の傑作のひとつだと私は思っています。たしかに興行収入的にも評価的にもそれほど高いものじゃないんだけど、このオカルトな世界観は他のどの作品にも勝るものです。
『ヘルボーイ』と続編の『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』を監督したのはギレルモ・デル・トロですね。
『パシフィック・リム』や『シェイプ・オブ・ウォーター』で一気にヒットメーカーとなった印象のギレルモ・デル・トロですが、やはりデルトロ節といえば『パンズ・ラビリンス』や『ブレイド2』『ヘルボーイ』などのクリーチャーオンパレードの映画がいい。
日本文化からも大きな影響を受けていることを自称しているだけあって、どの作品も日本のギーク受けしやすいですよね。同じくダークファンタジーの巨匠として知られているティム・バートンと違いオシャレなサブカル好きが湧いてこないギークさがあります。
そんな中デルトロ作品の中でも、クリーチャーがわんさか出てきて特に私が好きなのが『ヘルボーイ』シリーズです。
2019年リブート版『ヘルボーイ』について
私やギークな人が好きな『ヘルボーイ』シリーズですが、興行収入的にはあまり良くなかったんですよね。
デルトロ自身がヘルボーイの大ファンだったということでファンにはウケる作品だったものの、一般ウケしなかったようで企画されていた『ヘルボーイ3』の話は立ち消えて、今回2019年に新作としてリブートされることとなりました。
予定していた制作費を獲得することが出来なかったとかなんとか。
新たにメガホンを握るのはニール・マーシャル。誰やねんと思って調べてみると『ドゥームズデイ』の監督のようです。
B級感丸出しの超てんこ盛り謎映画を撮った監督のようです。中学生の妄想を具現化したようなバカらしさが面白い映画でしたよね。
『ヘルボーイ』(2019) あらすじ
地獄で生まれ、地球で育てられた悪魔の子ヘルボーイ。超常現象調査防衛局「B.P.R.D.」のエージェントとして活躍する彼に、イギリスを荒らしまわる巨人退治のミッションが下される。暗黒時代に封印されたブラッドクイーンが1500年の眠りから覚めたことを知ったヘルボーイは、霊媒能力を持つ少女アリス、ベン・ダイミョウ少佐らとともにブラッドクイーンへと近づいていく。しかし、ブラッドクイーンはヘルボーイを王として迎え入れる企てを図り、ヘルボーイは彼女の甘言と魔力によって世界を滅亡させるほどの強大なパワーを手にしてしまう。
とのことです。
いいよいいよー、あらすじはめっちゃ面白そう。
でもヘルボーイって1の時もそそのかされて悪者になりそうな展開があったので、焼き増し感は否めなくもない感じ。見て見ない限りわからないけど。
『ヘルボーイ』(2019) キャスト
新しい『ヘルボーイ』はキャストを一新。それに伴ってパイロキネシスのリズやシェイプオブウォーター半魚人のエイブ・サピエンは登場しないようです。
セルマ・ブレアはまだしもダグ・ジョーンズは全身メイク何だから出してあげてもいいのになと思って見たり。
ヘルボーイ(デヴィッド・ハーバー)
出典:Hellboy (@HellboyMovie) | Twitter
ヘルボーイこと悪魔アヌン・ウン・ラーマを演じるのはロン・パールマンではなくデヴィッド・ハーバー。『ストレンジャー・シングス』シリーズのホッパー署長でお馴染みですね。
デヴィッド・ハーバーはロシア版キャプテンアメリカことレッドガーディアン役でマーベルシネマティックユニバース参戦が発表されている今イチオシのおっちゃんですね。ぽっちゃり体系が何とも憎めません。
ロン・パールマン版のヘルボーイと比べると、より強面で若いようです。原作コミックのように猿顔感も薄れた感じですね。
デルトロ監督デビュー作品『クロノス』から度々タッグを組んできたロン・パールマンもかなり年になってきましたから、年齢的にも厳しいところがありますよね。
ブラッドクイーン(ミラ・ジョヴォヴィッチ)
出典:Hellboy (@HellboyMovie) | Twitter
ヴィランであるブラッドクイーンを演じるのは日本人が大好きなミラ様。下界を魔物の世界に変えようとする悪者です。
アーサー王伝説に登場する湖の姫、ヴィヴィアン・ニムエがベースになっているキャラクターです。これまでも歯の妖精や旧約聖書の堕天使サマエルなどがオカルトキャラが登場しましたよね。
ブルッテンホルム教授(イアン・マクシェーン)
出典:Hellboy (@HellboyMovie) | Twitter
かつて『エイリアン』のジョン・ハートが演じたブルッテンホルム教授役にはイアン・マクシェーンがキャスティングされています。ヘルボーイの育ての父ですね。
『ジョン・ウィック』のホテルのオーナー役や『パイレーツ・オブ・カリビアン』の黒ひげ役などで知られています。
うん、若い。というか若々しい。ヘルボーイが若い設定なので教授も若い設定です。
ベン・ダイミョウ少佐(ダニエル・デイ・キム)
出典:Hellboy (@HellboyMovie) | Twitter
旧『ヘルボーイ』には登場しなかった新キャラのベン・ダイミョウというキャラクターも登場。B.P.R.D.のメンバーでジャガーのような姿に変身できる能力を持っているそうです。
日系アメリカ人という設定だそうですね。ダイミョウって大名なんだろうなw
ベン大名ではななくダイミョウを演じるのはダニエル・デイ・キム。『LOST』のジンの人ですね。他にもいろんな作品で見かけてる気がするけどいつまでも『LOST』の人っていうイメージ。
言うまでもなくダニエル・デイ・キムは日系ではなく韓国系。東アジア圏の人間に聞いたら多分全員が韓国人って言う顔つきだけど。
アリス・モナハン(サッシャ・レイン)
出典:Hellboy (@HellboyMovie) | Twitter
赤ちゃんの頃に妖精に誘拐されたことでビジョンを見ることが出来るようになったB.P.R.D.のメンバー。
ドレッドヘアーのアリスを演じるのは若手女優のサッシャ・レイン。シャイア・ラブーフとライリー・キーオと共演した『アメリカン・ハニー』の女の子ですね。
2019年版『ヘルボーイ』は評価がガタボロ
On this day, @DavidKHarbour rose from the depths of hell. Happy Birthday to our very own Big Red! #Hellboy pic.twitter.com/Dpn0IND7vN
— Hellboy (@HellboyMovie) April 10, 2019
この2019年版『ヘルボーイ』ですが米国では4月に公開済みでして、評価がマジでガタボロなんですよね…。というか試写上映の時点で既に低評価が出揃っていたと記憶してます。
本日時点ですが、米国の映画格付け大手サイト「ロッテントマト」ではトマトメーター(評論家の評価)が17点、オーディエンススコア(観客の評価)が52点と絶望的な点数となっています。ちなみにIMDbの評価は10点中の5.2点。
事前に確認できる情報や評価を分析すると、旧シリーズのように子供向きなストーリーではなくより大人で原作コミックに近い作風になっているとのことです。
『デッドプール』のようにレイティングを最大に利用してグロ要素てんこ盛りになっているという話もありました。
いずれにしても高い評価を得ることが出来なかったようです。
とはいえ元々、旧『ヘルボーイ』シリーズも超人気だったわけではないですし、評論家やコアなファンからの評価が高いけどそれほど一般受けしなかった作品だったので2019年のリブート版『ヘルボーイ』も同じような感じかもしれませんね。
中には新しい方が面白いという人もいるかと思います。
私は基本的に他人の評価をアテにしていないので、前評判による心配はしてないんだけど。
最後に
2019年に新作として生まれ変わった『ヘルボーイ』がどんな映画に仕上がっているのか楽しみです。悪い評判ぶっ飛ばしてくれるぐらいの仕上がりを期待したいですね。