どうも毎日寒さに凍えているでょおです。もうじきに気温1ケタの日も増えそうですね。
さてさて毎度のことながら今日もNetflixオリジナル映画を見ました。映画の感想だけだと退屈なんだけど最近はネタ探すモチベが全く上がらない。
最近のNetflixオリジナル映画ってヘボいのが多いからAmazonプライムビデオのオリジナルドラマ見ていることが増えてます。
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でも最新映画なのでちょっと見たくなったNetflixオリジナル映画がこちらです。
Netflixオリジナル映画『キング』
なんだかストレートなタイトルですが、若き日の王ヘンリー五世の生き様を描いた伝記映画です。なかなか金がかかってそうな壮大な映画でした。
この記事はNetflixオリジナル映画『キング』のネタバレを含んでいます。未視聴の方はご注意ください。
- Netflixオリジナル映画『キング』の概要
- Netflixオリジナル映画『キング』のあらすじ
- Netflixオリジナル映画『キング』の登場人物・キャスト
- Netflixオリジナル映画『キング』の感想
- 最後に
Netflixオリジナル映画『キング』の概要
オリジナル映画なのに金かかってんなー、と思ったらやっぱり製作自体はNetflixがやったんじゃないみたいですね。
Netflixはあくまでアメリカ以外での配給を担当しているようです。えっ?日本でも劇場公開されてる?なんだかよくわからないことになっていますが、アメリカと日本では劇場公開されておりその後Netflixでも配信しているようです。
こんなことすると映画館に足を運ぶ人絶対いないじゃん。
いわゆる伝記映画ですが原作はウィリアム・シェイクスピアということで、意識低い系の私には縁の全くない映画になっています。
Netflixオリジナル映画『キング』のあらすじ
自由奔放な放蕩(ほうとう)王子ハルは、王位継承後、宮廷内外で繰り広げられる争いや対立を乗り越えながら、気骨ある英国王としてたくましく成長していく。
イングランドの王子ハルが主人公。ハルは長男で王位継承者なんですがお城には住まずに庶民として街で自由に暮らしてる放蕩息子です。
父のヘンリー4世が急逝し、ハルの弟が王位を継承するかと思われたのですが彼もまた死んでしまったのでハルが王になります。
ハルは悠々自適に好き勝手暮らしていたので、王宮の人々からは疎まれつつも王として対処していきます。
前王のヘンリー4世の政権のせいでフランスと一触即発状態のイングランドとフランスとの戦いが描かれています。
Netflixオリジナル映画『キング』の登場人物・キャスト
この映画の注目のひとつがキャスト陣です。『君の名前で僕を読んで』アカデミー賞にノミネートされたティモシー・シャラメを筆頭に演技派俳優が揃えられています。
- ティモテ・シャラメ
- ジョエル・エドガートン
- ロバート・パティンソン
- リリー=ローズ・デップ
- ベン・メンデルソーン
大まかにはこんな感じ。なんとなく美形が揃ってるね。
主人公の若き王ヘンリー5世ことハルを演じるのはティモテ・シャラメ。『君の名前で僕を読んで』アカデミー賞にノミネートされた実力派で、来年にはドゥニ・ヴィルヌーヴが監督を務めるリメイク版(というか再映画化)『デューン』で主演を務めることも明かされています。今後ドンドン人気が出てきそうな注目株ですね。
ジョエル・エドガートンはハルが唯一信頼を寄せる友人ジョン役として出演しています。本作『キング』はジョエル・エドガートンがプロデューサーを務めています。
ちなみにエドガートンという苗字ですが英語だとエガートン、エジャトンという発音になるので、最近人気のタロン・エガートンと綴り違いの同じ苗字になります。
次期バットマンにキャスティングされた元ヴァンパイアの演技派俳優ロバート・パティンソンはハルが対立するフランスのルイ王太子を演じます。すっかり演技派俳優として定着しているロバート・パティンソンの演技が中々強烈です。これだけでも結構な見どころですね。
ルイ王太子の妹でハルと結婚することになるキャサリンを演じるのはジョニデの娘リリー=ローズ・デップ。どこまでが名前なのかよくわかりません。リリーちゃんなのかリリーローズちゃんなのか、ローズデップさんなのか難しいです。ちなみにフルネームはリリー=ローズ・メロディ・デップとさらにミドルネームが増えています…。
リリー=ローズ・デップは本作の共演がきっかけかどうかは知りませんがティモテ・シャラメと交際中ですね。
ハルの父ヘンリー4世にはベン・メンデルソーン。ここ数年は色んな作品に出ずっぱりですね。ジョエル・エドガートンと共演した『アニマル・キングダム』や『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』の頃は性格俳優のイメージが強かったんですが今はもうトップ俳優ですよね。
Netflixオリジナル映画『キング』の感想
私そもそもこの手の伝記映画や戦争の話ってあんまり得意じゃないんですよね。人がバッサバッサ殺されていく系のやつ。
でもぶっちゃけこの映画は結構面白かったです。そもそもシェイクスピアが原作だということもあり、話自体がしっかりとしています。
こういう人がたくさん出てくる映画って複雑になりがちで見ててこんがらがったり難しかったりすることが多いんですが、そういったこともなく非常にわかりやすかったですね。
あくまでヘンリー5世ことハルを主人公としていて、彼だけを深く掘り下げているので余計な脱線をすることなく話も単純化されててよかったです。
フランスと不利な状況で戦う時の作戦もなんていうか分かりやすいですよね。分かりやすくて納得できる、説得力のある作戦です。最近多いまどろっこしい話になっていなくてよかったです。
そして何よりよかったのが主演のティモテ・シャラメ。放蕩息子なハル、弟思いで芯をしっかり持つハル、たくましく成長し市民のリーダーとなるヘンリー5世。それぞれを繊細な演技で演じ切るティモテ・シャラメがとにかくすごい。ほんでカッコいい。
もしティモテ・シャラメがこの映画にいなかったらそれほど面白い映画じゃなかったと思います。きっと凡庸で退屈な映画になったんじゃないでしょうか。
彼の活躍、演技力なくしてこの映画は成り立ちません。
それからロバート・パティンソンね。正直、それほど多く登場しません。でもそんな少ない出演時間に対して強烈な印象を与えてくれます。高慢でナルシスティックなルイ王太子を演じるロバート・パティンソンがヤバいです。
10年前ティーンのアイドルとしてヴァンパイア役を『トワイライト』シリーズで演じていた俳優とは思えないほどの活躍っぷりです。
次期バットマンにキャスティングされた彼ですが『トワイライト』シリーズ以降はエンタメ大作から遠ざかっており今回の『キング』のようにその演技力に磨きをかけております。
そういやクリストファー・ノーラン監督の新作『テネット』にもキャスティングされてましたね。
脇を固める『アニマル・キングダム』コンビのジョエル・エドガートンとベン・メンデルソーンも安定の演技です。特にジョエル・エドガートンのジョンが死んじゃうシーンは強く訴えかけるものがありましたね。
シェイクスピア作品の持つ詩的で美しい世界観というよりは、最近フィナーレを迎えた『ゲーム・オブ・スローンズ』のような骨太な作品に近いですがなかなか面白かったんじゃないかと思います。
最後に
いかがだったでしょうか。このブログでは他にもたくさんのNetflixオリジナルや映画の感想などを書いていますので興味のある方は是非合わせてご覧ください。
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