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ネタバレ感想【ジュラシックワールド】クソ映画なのか胸熱映画なのか

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ネタバレ感想【ジュラシックワールド】クソ映画なのか胸熱映画なのか

(C)Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin Entertainment

もうすぐ『ジュラシック・ワールド/炎の王国』が公開になりますね。このブログでは前作『ジュラシック・ワールド』の感想記事を書いていなかったので続編が公開になる前に前作の感想を書こうと思います。
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を見に行く予定の方は本記事でぜひとも前作の復習をどうぞ。公開からかなり時間が経ってる作品なのでネタバレありの記事になります。

ジュラシックワールド/炎の王国の感想は下記から。

予習【ジュラシックワールド2/炎の王国】観る前に5分でできるおさらい
ネタバレ考察【ジュラシックワールド2炎の王国】失敗続編の典型 オチ

 

ジュラシック・ワールドあらすじ

世界的な恐竜のテーマパーク、ジュラシック・ワールド。恐竜の飼育員オーウェン(クリス・プラット)が警告したにもかかわらず、パークの責任者であるクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は遺伝子操作によって新種の恐竜インドミナス・レックスを誕生させる。知能も高い上に共食いもする凶暴なインドミナス。そんな凶暴なインドミナスが脱走してしまい……。

出典:シネマトゥデイ

基本的に旧トリロジーと話は繋がっていません。古いジュラシック・パークシリーズを全く見ていない方にも楽しんでいただけるないようになっています。主演はスターロードことクリス・プラット。
レジェンダリー・ピクチャーズが中華出資になる前の作品です。逆に言うと続編であるジュラシック・ワールド/炎の王国は中華レジェンダリーの作品になります。物語の邪魔をするほどの中華要素モリモリになってないことを祈ります。

実は初の試みが多数の意欲作

感想としては 旧ジュラシック・パークシリーズ同様に恐竜を管理する事に失敗したせいでパニックが起るという話は同じである意味では代わり映えしません。ですがマンネリ化防止のため意外と初の試みが多数ある意欲作だと思いました。

合成恐竜インドミナス・レックス

まずは何と言ってもシリーズ初(多分)の架空の恐竜。ジュラシック・パークシリーズはこれまで太古の恐竜を遺伝子操作でクローン複製して作っていました。ですがさすがにマンネリ化を感じたのか今回はなんと架空の恐竜インドミナス・レックスが登場します。
しかもこの恐竜何がすごいって色んな恐竜や動物のDNAを掛け合わせて作ったキメラ恐竜。我らが最強の恐竜ティラノサウルスをベースにイカの遺伝子を足して変色できて、カエルの遺伝子を足して赤外線のセンサーをくぐり抜ける事が出来ます。シリーズで度々「頭の良い恐竜」として登場したラプトルの遺伝子で頭もいいです。 もう恐竜どころかエイリアンやプレデターと戦わせてほしいような能力を持っています。

ヴェロキラプトル調教

ネタバレ感想【ジュラシックワールド】クソ映画なのか胸熱映画なのか

(C)Universal Pictures and Amblin Entertainment

シリーズに新しい風を吹き込ませたもう一つの要素がヴェロキラプトルの調教です。これまで凶暴な恐竜を訓練させる事なんてのはありませんでした。本作ではクリス・プラット演じる主人公のオーウェンがラプトル達を育て、まるで犬のように訓練して統制をとっていきます。ラプトルは恐竜の中でも賢いので現実に存在したらトレーニングする人が存在してもおかしくないのかもしれませんね。
この中でも一番メインのラプトルがブルーというラプトル。彼女は体に青い模様があるのが特徴的です。とにかくこのラプトルが大活躍なんですよ。多分この映画の感想ってほとんどがこのラプトルに対するものなんじゃないかなと思うほど印象的。
ラプトルを使ってインドミナス・レックスの捜索をするシーン。スクランブラーなバイクで恐竜と一緒に走るのなんて胸熱すぎる展開。映画のラストではオーウェンをラプトルが助けるという誰も予想しなかった展開に。ブルーちゃん律儀にも程がある。

映画のラストをどう取るか

この映画の賛否が別れるとすれば一番の理由がここ、映画のラストじゃないでしょうか。いくら育ての親だからといって獰猛な恐竜が人間を助けるかってところ。
挙げ句の果てにはこれまで最強の敵であるティラノサウルス・レックスがまさかの味方に(味方じゃないけど)。ラプトルのブルーと協力してインドミナス・レックスと戦いをはじめてしまいます。
Tレックスって動かないと認識できないとかで「頭悪いけど獰猛」なイメージだったんですがこの戦いではほとんど人間に等しい自我を持ち合わせていそうです。最後なんて人間を食べずに去っていっちゃいますから。もうほとんどゴジラ状態で人間を助けるためだけに来たみたいな雰囲気。

このラストが「そらないやろー」と飽きれて見るのか男の子が大好きな胸熱展開だと思うのかで評価が割れそうです。
そういやジュラシック・パークIIIでティラノサウルスより強いスピノサウルスって恐竜がいたんだけど。調べてみたらTレックスより大きい恐竜だったみたいですね。最近の研究では水辺で魚なんかを補食していたと仮説されていて、ジュラシック・パークIIIのような強さはなかったみたい。

なんだかんだ人は脇役

日本の怪獣映画もそうですがやっぱりメインは恐竜なんですよ。映画ラストの恐竜バトルがメインです。ブライス・ダラス・ハワード演じるクレアのツンデレキャラやヴィンセント・ドノフリオ演じるヴィック・ホスキンスのヤラれ役っぷり、博士のマッドサイエンティストも面白いし、パニックになる子供たちの緊張感も良いんですがラストのバトルを見ると全てかすんでしまいます。

終わり

人は脇役なんて言いましたが実際は人間たちもしっかり活躍していて、恐竜達も満喫できる作品でシリーズ再始動の作品としては大変満足なエンタメ映画でした。良いか悪いかは置いておいてジュラシック・ワールドの新トリロジーは3作目の公開時期まですでに決まっております。2作品目にあたる『ジュラシック・ワールド/炎の王国』はどのような展開になるのか、作品の物語の部分にも注目してみたいですね。
グラント博士の復帰なんてことはないんでしょうか…

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