どうもでょおです。突然ですが皆さんアダム・サンドラーは好きですか。私はあんまり好きくないです。
私の笑いのセンスが低いのかなんなのかわかりませんが、コメディアンなのにあんまり面白くない。
うちの母親はなぜかアダム・サンドラ―大好きなので多分ハマる人はハマるんでしょう。あんまりキツく言うとまた「殺すぞ」ってコメントの脅迫受けるのでフォローしとく。
そんなアダム・サンドラーの新作映画『マーダー・ミステリー』の感想です。Netflixで配信されたオリジナル作品ですね。
アダム・サンドラーの共演にはジェニファー・アニストン。この二人揃ったらシリアスな映画でもコメディになりそう。
この記事は映画『マーダー・ミステリー』のネタバレを含んでおります。
映画『マーダー・ミステリー』のあらすじ
15年越しのハネムーンが一転、小説顔負けの推理劇に。ニューヨークからやってきた一介の警官とその妻が、大富豪のヨットで起きた殺人事件の謎を追う。
結婚15年目の夫婦がようやくハネムーンに行くことに。飛行機でたまたま出会った子爵と豪華ヨットに乗ることに。ところがその船で超大富豪の殺人事件が起きてしまいまして。この夫婦が殺人事件の犯人を追うという話になっています。
はい、モロに『オリエント急行殺人事件』ですね。でも安心してください。中盤からはヨットを降りてヨーロッパの大陸内で話が展開していきますから。
映画『マーダー・ミステリー』の登場人物・キャスト
ニック・スピッツ(アダム・サンドラー)
15年間ハネムーンを先延ばしにしていた夫。警察官で巡査ですが刑事の試験に3度も落ちてる。妻には試験に合格したと言って刑事のフリをしています。銃を撃つのがめちゃめちゃヘタ。
ニック役にはアダム・サンドラー。いつも通りサムいギャグを飛ばしっぱなしです。若干すましてるから余計に面白くないと思っちゃうのでしょうか。
オードリー・スピッツ(ジェニファー・アニストン)
ニックの妻でミステリー小説が大好き。事件に巻き込まれたのになぜか犯人探しにやる気。
オードリー役にはジェニファー・アニストン。アダム・サンドラ―と違って彼女は最高に面白いので引き立て役に一役買ってます。
チャールズ(ルーク・エヴァンス)
オードリーとニックをヨットに招待した人。大富豪のマルコムの甥。マルコムに恋人のスージーをとられた。
チャールズ役には『ワイルド・スピード』シリーズのルーク・エヴァンス。ルーク・エヴァンスってゲイを公言している俳優なのですが、『マーダー・ミステリー』の劇中ではマルコムの息子トビーがゲイだということを見下しているようなシーンがある。
グレース(ジェマ・アータートン)
ヨットに乗り合わせる女優。序盤では彼女が一体マルコムのどういった親戚なのかが伏せられています。
グレースを演じるのはジェマ・アータートン。この人って若いのかどうなのかわからない役が多い気がする。多分若いんだろうけど。
マルコム(テレンス・スタンプ)
大富豪のおじいちゃん。この人が殺されて話が展開していきます。甥っ子ルーク・エヴァンス(チャールズ)の恋人を取るなかなかのプレイボーイ(?)
マルコム役には安定のテレンス・スタンプ。出て来て速攻殺される役なのにがっつり爪痕残してく。
スージー(忽那汐里)
チャールズの元恋人だったけどマルコムに乗り換え。『デッドプール2』で可愛いユキオを演じた忽那汐里がスージー・ナカムラを演じます。『マーダー・ミステリー』では底抜けに明るいユキオと違い腹黒い「可愛い日本人女子」役としてめっちゃ仕事してます。
多分デップー2より出演時間長かったので忽那汐里ファンの方にはおすすめです。
そういやNetflixの任侠映画『アウトサイダー』でジャレッド・レトと共演してましたね。
映画『マーダー・ミステリー』の感想
思ったんだけどコメディ映画の感想書くのってめっちゃ難しいよね。
お笑いの賞の審査員が言ってるコメントがどうも盛り上がらないのと一緒で「笑い」って感想述べるのが難しいです。
とにかく感想としてはジェニファー・アニストンの表情豊かな演技のおかげで週末笑って過ごすことができました。日本語のパッケージのアレルギー薬のシーンには笑いました。しっかり青色のパッケージでしたね。
一方のアダム・サンドラーはいつものアダム・サンドラー。小学生並みのギャグを連発してます。軍人が葉巻持ってるシーンのやつなんて誰が笑えるんですかね。ものすごく低俗だと思うんだけど。
アダム・サンドラーが面白くなく見えるのってアメリカンコメディでよくある過剰なリアクションがないのが一つあるんじゃないでしょうか。あのバカみたいなリアクションって日本人にはできないよね。
それからハキハキ喋らないところもなんとなくイラッと要素かと。アダム・サンドラーの映画でよかったなーと思うもんってあまり思いつきません。おすすめがあったら教えてください。
意外だったのは結構マジメにミステリーが考えられていたところ。てっきりもっと適当なミステリーなのかと思ってました。事件自体はすごくマジメなものでした。ほとんど名探偵ポワロのオリエント急行だったけど。オリエント急行がラストにも登場してたところ見ると制作側も狙ってやってるみたいだけど。
マジメにミステリーになってるとはいっても、『マーダー・ミステリー』劇中でオードリーが言ってた通り、ミステリー映画の定番「怪しくないやつが犯人」のパターンが使われてたので、もう途中からみんな犯人わかってたんじゃないでしょうか。
それからコメディ映画なので、あちらこちらに粗とツッコミどころがあります。ご愛嬌ではありますが、ミステリーとしてはあまり機能しないかと思います。しっかりとした謎解きを楽しみたい方にはあまりおすすめできないかもしれませんね。
あとはユキオちゃんスージー可愛かった。死に際のスージーを見てオードリーがこんな時でも可愛いとか言ってたけどめちゃめちゃ同意。
忽那さん今後さらに色んな映画に登場してくれそうですね。素直に楽しみです。
最後に
コメディ映画ってやっぱり感想書くの難しい。いつもより文字数少な目の記事になりました。
でょおにアダム・サンドラーの魅力を伝えたいというアダム・サンドラーファンの方がいたら是非おすすめの主演映画を教えてください。
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