でょおのぼっちブログ

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ネタバレ感想【シャフト】(2019) なんでコメディに変更したの?Netflix

2019年版『シャフト』のポスター

©Warner Brothers

どうもでょおです。

本日よりNetflix映画『シャフト』の配信が始まりました。こちらの『シャフト』ですが2000年に公開された『シャフト』の続編になっております。はい、全く同じタイトルのくせに続編なんです。いつものように邦題がヤっちまった訳ではなく、原題でも同じタイトルでした。

今日はこのシャフトの続編シャフトのネタバレ感想評価になります。(ややこしい)

今日は『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』も見てきたので1日サミュエル・L・ジャクソンデイでした。

ネタバレあるのでまだ見てない方はご注意ください。

 

『シャフト』シリーズ第5弾

日本での知名度はわかりませんが、映画『シャフト』シリーズは実は本作で5本目の映画になります。

『黒いジャガー』の名前だとご存知の方も多いかと思います。

  • 黒いジャガー (1971)
  • 黒いジャガー/シャフト旋風 (1972)
  • 黒いジャガー/アフリカ作戦 (1973)
  • シャフト (2000)
  • シャフト (2019)

と、これだけの作品があります。

ブラックスプロイテーションというジャンルの代表作が『黒いジャガー』(原題:シャフト)です。ブロックスプロイテーションについて念のため説明しておくと、1970年代に流行した黒人向けの黒人映画です。

『シャフト』の他には『コフィー』や『フォクシー・ブラウン』などが有名です。タランティーノの『ジャッキー・ブラウン』はこの『フォクシー・ブラウン』へオマージュした映画ですね。

 

映画『シャフト』(2019) のあらすじ

無頼漢な探偵ジョン・シャフトの前に突然現れたのは、長年疎遠だった息子。力を貸して欲しいという彼は、自分とは似ても似つかない生真面目な男に育ったようで…。

出典:シャフト | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

  

といった感じ。前作『シャフト』 (2000)から約20年近い年月が経ってるわけですから、シャフトに息子がいてもおかしくないですね。といってもシャフトが息子と別れたのは1989年のようでしたから、2000年のあの映画の裏に息子がいたことになります。

かつてシャフトが刑事だったように、シャフトの息子JJもFBIで働いています。ところが現場派のシャフトとは打って変わってJJはエリートの内勤派。正反対の親子が衝突しながらも事件を解決していくというストーリーでした。

 

映画『シャフト』(2019) の登場人物・キャスト

ジョン・シャフト 2世(サミュエル・L・ジャクソン)

2019年版『シャフト』のサミュエル・L・ジャクソン

©Warner Brothers

『シャフト』シリーズにおける主人公のジョン・シャフト。

前作登場時は刑事だったのですが、容疑者をぶん殴ったり勝手に捜査したりやりたい放題してましたが、警察の枠に縛られてると正義を成し得ないと判断したのか探偵に転身しました。これで晴れて私たちが知るジョン・シャフトになった訳です。

本作でもその人柄は変わらず、街中でショットガンをぶっ放したり、容赦なく暴力を振るう探偵のままです。指折ったりしてたし、むしろさらに暴力的になった気がしますね。

演じるのはもちろん2000年公開の前作と同様のサミュエル・L・ジャクソン。マーベルシリーズが原因なのか最近はコメディ映画への出演がやけに目立つ。

 

ジョン・シャフトJr/JJ(ジェシー・T・アッシャー)

2019年版『シャフト』のジェシー・T・アッシャー

©Warner Brothers

シャフトの息子、ジョン・シャフトJr。通称JJです。JJはシャフトと違い、落ち着いて真面目な捜査官。分かりやすくミレニアル世代な草食系男子。

サミュエル・L・ジャクソンがジョン・シャフト2世なのになぜJJはジョン・シャフト3世と名乗らないのかよくわかりません。(最後はジョン・シャフトって名乗ったけど)というか外国の名前文化がよくわかりません。

そんなJJを演じるのは『インディペンデンス・デイ:リサージェンス』でウィル・スミスの代役、というか息子役を演じたジェシー・T・アッシャー。『シャフト』(2019)と同じような役回りですね。

誰かの息子とか続編に登場するとかばっかりになってる。次は誰の息子役でしょうか。

 

ジョン・シャフト(リチャード・ラウンドトゥリー)

2019年版『シャフト』のリチャード・ラウンドトゥリー

©Warner Brothers

シャフト2世の父親で伝説の探偵。日本では親と同じ名前付ける文化ってないよね。ややこしいったらありゃしない。ジョンシニアとかにならんのか。

実は彼、前作2000年版の『シャフト』にも登場してました。その時はアンクルジョン、つまり叔父さんだったのに今作では何故か父親に変更。20年振りに続編作ってキャラ関係変えるってどうなのよ。この件に触れてはいたけどそれでもおかしいよね。

ちなみにおじいちゃんシャフト演じるリチャード・ラウンドトゥリーはオリジナル版シャフト、つまり『黒いジャガー』でシャフトを演じた元祖ジョン・シャフトということになります。

 

映画『シャフト』(2019) の感想

最近は古い映画の続編やリメイク、リブートなどがたくさんありますが、ここまでイメージを一新した映画はそんなにないです。

だって映画のジャンルがなぜかコメディになってんだもん。前作は全くコメディ要素なかったぞ。

証人を探して守るシリアスで硬派な探偵ドラマだったはず。こんな軽妙なコメディじゃなかったのになんでこうなったんでしょうか。

前作の『シャフト』はワイルド・スピード2作目の監督としてお馴染みの故ジョン・シングルトンがメガホンを取った作品で、ブラックスプロイテーションというジャンルもしっかり継承している作品でした。

音楽やカメラの切り替えなど随所にそれっぽいところが感じられたのですが、2019年版『シャフト』にはそれがなくなりました。なんていうかただのアクションコメディです。一応、「黒いジャガーのテーマ」は使ってたけど。

 

この間見に行った『メン・イン・ブラック:インターナショナル』の時も全く同じことを思ったんですが、最近の映画ってヒットさせるために個性とか特徴を殺してるよね。特徴を薄くしてわかりやすい娯楽映画にしちゃうせいでどれも似たような映画になってしまってると思います。

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正直言ってこの新しい『シャフト』にはガッカリしました。アクションコメディとしては普通に面白いんですけど想像していたのと全然違った。続編じゃなくてリメイクとしてコメディに切り替えるなら全然いいのに。 

なんというか全体的に前作と別物っぽさがありますね。シャフトの叔父が父になったのもそうですし、シャフトのキャラクター自体もちょっと変わって見えました。やっぱりコメディっぽさが強くなりすぎて別人っぽいというか。

前作ではクリスチャン・ベールとジェフリー・ライトが悪役だったので敵もなかなか印象的だったのですが、今作の悪役は彼らに比べると見劣りします。

3代目ジョン・シャフトもFBIを辞めて探偵業をはじめるのは予想通りでしたね。

JJにはJJの得意分野があり、それを活かした捜査を行うことで、彼の手腕を認めているようでしたが、ミレニアル世代のJJの性格自体は否定されているところが多くてどうなんだろうなーと。今の若者らしくパソコン駆使して捜査するのは良いけど今の若者らしく電話じゃなくてメールってのはダメなんだね。

 

 

そもそもブラックスプロイテーションは黒人のための映画として誕生したものだと思うのですが、そんな映画の中でさえもポリコレ気にしてます。JJが捜査を始めるきっかけはJJのイスラム系の友人が殺害されたことが原因ですし、映画の中でもイスラム系について言及しているシーンがありました。

人種差別について厳しいアメリカでもさすがにそこまで気にする人はいないと思うんですけどどうなんでしょうか。そもそもブラックスプロイテーションは黒人文化を描いているからこそ面白いと思う。

なのでこの辺りに気を使いすぎるのはやめてほしかったというのが個人的な意見です。前作ではKKKの描写もあり、黒人文化らしいなと思う部分もたくさんありましたよね。もちろん本作でもそういうシーンはあるんだけど。

と言っても前作に登場したジェフリー・ライトも何系?黒人じゃないっぽいですね。

あと何気に気になったのは車。前作ではビュイックリーガルグランドナショナルだったと思うのですが、本作『シャフトル』ではシェベルSSに変更されていました。

1989年から現在までシェベル乗っていたのに2000年時はなぜビュイックに乗っていたのか、整合性が取れてないのが少しだけ気になりました。

 

と、批評部分が多くなってしまいましたが面白かったです。文句の方が書きやすいのでつい多くなってしまいましたが、やっぱりサミュエル・L・ジャクソンとコメディの組み合わせは最高ですね。

この手のコメディにはぴったりの俳優なのでまた何かやってほしいなー。

 

最後に

以上、Netflixオリジナルの2019年版『シャフト』のネタバレ感想になります。本作は全米では劇場公開だったのですが、グローバルにはNetflixが配信という形を取ってるようです。

たしか『アナイアレイション -全滅領域-』とかもそうでしたよね。米国で劇場公開したばかりの新作映画が日本ではNetflixで観れると思うと嬉しいですね。やっぱりこの手の配信形式って増えていくんですかね。

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