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映画【スプリット】続編に備えて シャマランバースについて解説してみた

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スプリット (字幕版)

どうもでょおです。今やブロックバスター映画は軒並みスーパーヒーローもの、そうじゃない映画も主人公をヒーローに仕立てようとしているような映画ばかりになってきました。

このブログもアメコミなどのスーパーヒーローものの内容が多い訳ですが、今回は中でも超現実的なスーパーヒーロー映画「アンブレイカブル」と「スプリット」のいわばシャマラン・バースについて語っていこうかと思います。ではどうぞ。

 

M・ナイト・シャマランという監督について

シャマラン全盛期はシックス・センス


シックス・センス (字幕版)

M・ナイト・シャマランといえば代表作『シックス・センス』のどんでん返しなオチで大ヒットした監督です。ところがM・ナイト・シャマランは面白いことに作品を出せば出すほど評価が落ちていく不思議な監督でした。

『シックス・センス』のあとに製作した『アンブレイカブル』ですが前作でタッグを組んだブルース・ウィリスと再びタッグを組んだ作品です。

こちらも『シックス・センス』同様にラストにとんでもないどんでん返しがありました。ところがこれが腑に落ちない人が多く「えっこれ、そんなにおもろいか?」という人がちょろちょろ出始めて、シャマランの手腕に疑問を抱く人が増えました。

シャマランの評価は新作公開の度に落ちる

続いての『サイン』でシャマランの手腕に疑問を抱く人間はさらに増え、次の『ヴィレッジ』が公開される頃にはシャマランを評価するのはシャマランのファンぐらいになってしまいました。

『エア・ベンダー』『アフター・アース』とシャマランお得意のどんでん返しものを封印して作った頃には「M・ナイト・シャマラン」というブランド力はすでに皆無でした。

多分本当に撮りたいのはホラーじゃないんだと思う

シャマランって多分本当はファンタジー映画なんかが好きなんだと思うんですよ。『レディ・イン・ウォーター』や『エアベンダー』『ヴィレッジ』なんかのファンタジーっぽいのや現実離れしたグラフィックノベルのような中二病な映画が好きなんだと思います。
でも本人が得意なのってホラーなんじゃないかと思います。『シックス・センス』はどんでん返しが衝撃だったとはいえホラー映画でした。
そんなホラーが得意な監督が再びホラー映画を撮ったのが『ヴィジット』。モキュメンタリーも功を奏しました。

そして一般層にも受け入れられるシャマランが復活したのが『スプリット』でした。

アンブレイカブル


アンブレイカブル(字幕版)

フィラデルフィアで起こった悲惨な列車衝突事故。131人の乗員・乗客が死亡したこの事故で、デビッドはただ1人、傷ひとつ負わず奇跡的に死を免れた。「なぜ、俺だけが?」 やがてイライジャと名乗る男が現れ、デビッドこそが不滅の肉体を持つ者“アンブレイカブル”であり、弱き者を守る使命を帯びたヒーローだと告げる。

出典:アンブレイカブル : 作品情報 - 映画.com

スーパーヒーローがもし現実にいたらどうなるのかというテーマをシャマランらしいどんでん返しで描いている作品です。

スーパーパワーを持ったダンとコミックオタクで虚弱体質なイライジャ。正反対の二人が友人になり、そして敵になるスーパーヒーローのオリジンを描いた映画です。

スプリット


スプリット (字幕版)

見知らぬ男に拉致され、密室に閉じ込められた女子高校生3人組は、監禁場所で神経質な雰囲気を漂わせた男を目にする。男が部屋から立ち去り、必死に脱出方法を思案している最中、ドアの外から男と女が会話する声を耳にした3人は助けを求めて声を上げるが、そこに現れたのは、女性の服に身を包み、女性のような口調で話す先ほどの男だった。男には23もの人格があり、9歳の少年やエレガントな女性など、ひとりの体の中で人格が激しく入れ替わっていく。そして、そんな男に24番目の人格が現れ……。

出典:スプリット : 作品情報 - 映画.com

ちょくちょく怪しい描写があったとはいえ、多重人格のプロフェッサーXジェームズ・マカヴォイと女子高生の誘拐ものだと思ってみていたら映画のラストで、『アンブレイカブル』と同じ世界観だということが判明。

このサプライズがシャマランバースを展開させることとなりました。

次回作『グラス』について

そんなM・ナイト・シャマランの次回作は『スプリット』の続編でもあり『アンブレイカブル』の続編でもある『グラス』。スプリットのラストでテレビを見ていたアンブレイカブルのダンが多重人格のケビン・ウェンデル・クラム(というかビースト)たちと戦うものと思われます。

このグラスは日本語で言う所のガラスですね。もちろんMr.ガラスの名前から来てると思われます。邦題はガラスになるんでしょうか。

オリジナルキャストのブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソン、ジェームズ・マカヴォイ、アニャ=テイラー・ジョイが出演します。

アニャ=テイラー・ジョイのケイシーは『スプリット』で無事救出されビーストたちとの関係は絶たれたように思われますがどうなるんでしょうね。スプリットでのアニャ=テイラー・ジョイはとても人気だったのでストーリーにしっかり絡んでくるメインキャラなんでしょうか。(予告編見る限りちょい役の可能性もありそう)

『グラス』公開日は2019年1月18日

そんな次回作『グラス』ですが撮影がトントン拍子なのか全米公開は2019年1月18日。意外と早いです。

日本では『スプリット』の公開が本国よりも遅れたためもしかすると『グラス』も大きくずれる可能性がないとは言えませんが、前作のヒットを考えると少し早くなってもいいかもしれませんね。

追記:日本の公開日も全米と同じく2019年1月18日に決定しました。

ミスター・ガラス|映画|ディズニー公式

最後に

スプリットの続編楽しみですね。スプリットはいわゆるシチュエーションサスペンス的な所でしたがグラスは一体どのような内容になっているんでしょうか。これからが楽しみですね。ではまた。

ちなみに『スプリット』はAmazonプライムビデオで観れますよ(2018.8現在)

Amazonプライムビデオ:https://www.amazon.co.jp/tryassocpiv

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