どうも映画系ブロガーのでょお(@dyoblog_)です。
最近はあまり映画見れてないです…。
2月公開の映画ってあんま食指が動かなくないですか?1917がすごい話題になってるけど戦争映画とか人がいっぱい死ぬ映画苦手なんですよね。
というわけで自宅で平和に映画見ようと思ってみたのがコレ。
Netflixオリジナル映画『マクマホン・ファイル』
感想を一言でまとめると、「見なきゃよかった」って感じでした。全然平和に見れませんでした。人いっぱい死んでたしね。苦手だっつってんのに。
というわけで感想になります。
この記事は映画『マクマホン・ファイル』のネタバレを含んでいます。未視聴の方はご注意ください。
『マクマホン・ファイル』の概要と評価
- 監督:ディー・リース
- 原題:The Last Thing He Wanted
- 製作:2020年 アメリカ
4.3
6
-
監督はNetflixオリジナル作品『マッドバウンド 哀しき友情』のディー・リース。
本作は原作小説があるようでして作者はジョーン・ディディオン。つまり実話っぽいけど実話じゃないのかね。映画の脚本を務めたこともありまして多分知ってると思うよ。
ジョーン・ディディオンが脚本に参加した作品は下記の通り。
- 『哀しみの街かど』(1971)
- 『スター誕生』 (1976)
- 『告白』(1981)
- 『アンカーウーマン』 (1996)
アル・パチーノとかデ・ニーロとかレッドフォードが主演してるので知ってる人も多いよね。
海外での評価も相当低くてビックリしました。おもんないなーと思いながら観てましたが低すぎじゃね?ロッテントマトの批評家の評価が100点中の6点…。
『マクマホン・ファイル』のあらすじ
病に倒れた父に代わり、中米での武器取引の世界に足を踏み入れたタフな女記者。自身が長年追い続けてきた疑惑の渦中で待ち受けるのは、未知の危険と思わぬ真実。
この映画本当に不親切なんだよね。
主人公のエレナは長年政府の陰謀的なものを追いかけてきた敏腕記者です。ところが父親が病気になって父の代わりにヤバい武器ビジネスの手伝いをします。
その時に特ダネのにおいを嗅ぎつけまして、事件を追い始めるわけですが実は全てエレナを消すための陰謀だった的な話。
見せ方によっては相当面白くなった気がしなくもないのがもったいないよね。
『マクマホン・ファイル』の登場人物・キャスト
- エレナ・マクマホン(アン・ハサウェイ)
- トリート・モリソン(ベン・アフレック)
- リチャード・マクマホン(ウィレム・デフォー)
- アルマ(ロージー・ぺレス)
- (トビー・ジョーンズ)
- ジョーンズ(エディ・ガテギ)
残念なことにキャストが豪華なんですよね。どうしてこうも映画がおもんなくなっちゃうんだろうか。
主役にはアン・ハサウェイ。「赤毛+すっぴん」でめっちゃ老けて見えます。正直この映画はプリンセス・アン・ハサウェイの変貌ぶりを楽しむことぐらいしか見どころないです。
出典:マクマホン・ファイル | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
あとはムッチムチのベンアフ。最近デカすぎるからスーツだとわろえないぐらいパッツパツ。こんなにデカくて自分で服着れんのかな。
出典:マクマホン・ファイル | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
その他ウィレム・デフォーや、ハーレークインの映画に登場するロージー・ぺレス、トビー・ジョーンズとキャスティングは豪華。
豪華なキャスティングでガッカリさせるのはNetflixの定番みたいになってるからやめてほしい。
『マクマホン・ファイル』の感想(※ネタバレあり)
ここからは具体的に『マクマホン・ファイル』の感想をネタバレありで深堀していきます。
冒頭でも言った通り感想を一言でまとめると「おもしろくない」です。その詳細な理由を掘り下げていきます。
とにかくテンポが悪すぎる
正直これだけでも見るに値しないレベルにテンポが悪いです。盛り上がることもなくノロノロと話が進んでいくんですよね。
あまりにノロくて途中に何年も月日が経ってるって演出なんじゃないかとさえ思いましたね。ものすごくテンポが悪い。
メインのストーリー展開に関係のない(ように見える)序盤の展開は特に冗長に感じる。この部分ホンマに必要あんの?ってなる訳ですよ。
もちろん最後まで見るとめちゃめちゃ関係あるんですが、そのことが分かりにくいだけにトロい。途中ウトウトしちゃったもんね。
それもすべて複雑なストーリー、シナリオに問題があるんですよね…。
ストーリーが複雑
というか複雑に感じる。
政治的な話が絡んでくるのでかなりストーリーが複雑に感じるわけなんですが、ストーリーの主軸になっているのは「父の武器商売を嫌々手伝ったらとんでもないことに巻き込まれていく」って部分なんですよね。
なので政治的な意図やまどろっこしい部分をもっとカットして、事件に巻き込まれていくミステリーサスペンスみたいな展開にした方がもっと面白いはず。
ストーリーが複雑に感じるとはいえ細か部分を紐解いていくと、結局は首を突っ込み過ぎたジャーナリストが目の上のタンコブになった政府が彼女を暗殺するってだけの話なわけです。
もっと簡略できたはずですし、そうした方がもっと面白い映画になったはずです。
たぶん二度と観ない
テンポが悪い映画だろうがストーリーが悪い映画だろうが、もっと深く知りたいと思ったら必ず復習する私ですが多分二度と観ないでしょうね。
なんていうか見どころがないじゃん?
アン・ハサウェイの演技は相変わらず鼻につくし、多分すっぴんで結構頑張ってる感じはするんだけど…。
今調べてみたんですがアン・ハサウェイって37歳だそうで、本作ではとても30代とは思えない老けっぷりを感じます。
肌はザラザラでオデコにはシワがあり、おばちゃん臭がする服で身元を隠します。アイドル級の人気があったアン・ハサウェイもそろそろおばちゃん役するようになるのかね?
あとどうしてもわかんなかんなかったんだけど、おっぱいにタオルでパッド入れてたのはどうして?
あれも何だか老け要素を感じてしまったんだけど、ストーリー的な意味が理解できませんでした。防弾のためなのかと思ったんだけど普通に撃たれたよね。
最後に
普段このブログでは映画の感想は5000文字以上になることが普通なんですが、今回はさすがに3000文字程度になりました。
どうもこれ以上語りたいことがないのよ。
もちろん映画『マクマホン・ファイル』が好きな人はいるだろうけど、個人的には全然いらない。時間無駄遣いした感すごい映画でした。
同じ2時間使うなら大人しく1917見に行くべきだったわ…。
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