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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女|ダークユニバース失敗の理由がわからん

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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女[AmazonDVDコレクション]

どうもでょおです。最近本当にブログネタが枯渇してきました。家帰ってもご飯食べて寝るだけやし。

ブログネタが枯渇してきたときはあれですよ、旧作映画のレビュー。

映画のレビューって大体、公開された時しかアクセスがなくてあとは1日1ケタくらいが一般的なので、書く意味ってないのかもしれませんが続編とか出たときに多少アクセス上がるので書いておこうかなと。

そこで今回は『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』の感想評価です。トム・クルーズ主演のミイラ映画で、この作品を皮切りにモンスター版アベンジャーズを製作しようと企画されていました。

それではどうぞ。

 

『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』あらすじ

と、まあこんな感じ。一応、モンスター古典映画『ミイラ再生』のリメイクとなっております。ミイラ映画の代表作『ハムナプトラ』も元々は『ミイラ再生』のリメイク。ハムナプトラの方がリメイク前に忠実です。

そういやなんで日本ではマミーのことをミイラというんでしょうか。ミイラって何語なん?

『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』キャスト

主演はもちろんトム・クルーズ。本作『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は正直、興行収入的にはあまり成功しませんでした。個人的にすでにトム・クルーズで集められる観客に限界があるんじゃないかと思うのですがどうでしょう。

個人的にトム・クルーズ嫌いなのであまり観ないのですが気がついたら顔シワッシワになってんすね。

そしてマミーのアマネットにはソフィア・ブテラ。『キングスマン』で義足の悪役ガゼルを演じたり『スタート・レック BEYOND』のジェイラなど最近はアクション女優として活躍しております。

ヒロイン役にはアナベル・ウォーリス。ダンブルドアでおなじみのリチャード・ハリスの娘さんだそうですね。

あとはジキルとハイド役にラッセル・クロウが参加しております。

ダークユニバース

ご存知の通り、本作はモンスター版アベンジャーズ「ダークユニバース」の第一作目として企画されました。そのためダークユニバースとのつながりとして有名なモンスター「ジキルとハイド」が登場しております。まあアベンジャーズでいうとハルクですな。

そもそも何故モンスター映画をリメイクしてフランチャイズ化しようと目論んだのか理解できない方もいると思います。

ダークユニバースを展開しようとしているユニバーサル映画は昔モンスター映画を多数作っていました。ドラキュラとかフランケンシュタインとか。本当に昔、白黒時代の映画です。これらはまとめてユニバーサルモンスターズなんて呼ばれたりしています。

そのため映画ファンからすると「モンスター映画といえばユニバーサル」という図式が出来上がっていたからじゃないんでしょうか。

さっきからモンスター、モンスターって言ってるけど「モンスターバース」ってのが別にある。こっちはゴジラとかの大怪獣版アベンジャーズ。ややこしい。

『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』感想評価

ざっくりとした感想評価ですが普通に面白かったです。本作が不振でダークユニバースは頓挫したと言われていますが、いろいろとてんこ盛りで面白かったしダークユニバース実現しても良いじゃんと思ったんですが。

最近って十分楽しめるのに興行的に失敗、とか金がかかりすぎて再三合わないみたいな映画ありすぎじゃないでしょうか。

トム・クルーズってどうなん

先ほどもちらっと言ったんですがトム・クルーズで客寄せできる時代って終わったんじゃないでしょうか。トム・クルーズって顔はかっこいいけど背は低いし、小さいので迫力もないしアクションスターとしては物足りないんですよね。

あと老け方が尋常じゃない。味のある老け方をしないという可哀想な顔だと思います。例えばブラッド・ピットのように綺麗に老けていく訳でもなく、ヴァル・キルマーのようにコレはコレでありとなるわけでもなく、シュワルツェネッガーのように貫禄がつく訳でもなく。

あんまり良い老け方じゃないのが気の毒ですね。

ソフィア・ブテラ良い

逆にミイラの女王アマネット役のソフィア・ブテラがよかったですね。

何とも言えない魅力があります。呪いの影響とはいえニックがジェニーとアマネットの間で揺れたり、魅了されていってるのもよかったです。

この人ってもう次世代のアクション女優というポジションで良いですよね。ソフィア・ブテラのアクションはかっこいいです。

スーパーヒーロー映画に引っ張られ過ぎなんじゃない?

これは別に構わないんですがそもそもアベンジャーズなんかのスーパーヒーロー映画に影響され過ぎ何じゃないかと思います。

モンスターを倒すにはモンスターしかいないという図式が出来上がり、今後もダークユニバースではモンスター対モンスターを繰り返していくのかと。最終的にニックが生ける神となり、どう考えてもスーパーヒーローのオリジン作品みたいになりました。

ジキルとハイドが蛇足

先ほども言った通り全体的に面白くて楽しめる映画なのに「ジキルとハイド」が蛇足なんですよ。

正直ここまで出さなくてもよかったかなと思います。明らかにアメスパ2のような失敗をしてしまっている気がします。ここはおとなしくラッセル・クロウのジキルはエンディングだけでよかったんじゃないかと。

対モンスターの秘密組織プロディジウムだけ出して、エンドロールでボスに報告→ボスがジキルだった、ぐらいで十分じゃないですかね。

最近のマーベル映画はほかのキャラクターを映画のストーリーに絡めてきたりしますがはじめの頃はかなり間接的に繋げてエンドロールでちょっと補足。くらいにしていたのでそれぐらいが理想ではないでしょうか。個人的にはレジェンダリーのモンスターバースの方が上手く立ち回ってると思います。(ただこっちはこっちで転けそう)

最後に

個人的にダークユニバースは上手くやれれば面白いと思います。企画頓挫とはいえ、多少は進展しているでしょうし期待したいですね。

でもモンスターたち集めて何と戦うんでしょうか…。

ちなみに『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』はAmazonプライムビデオで観れますよ(2018.8現在)

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