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どうもでょおです。
実はワイスピブログも運営しているのでここ1カ月ほどそっちに付きっ切りで、こっちのブログ運営できてませんでした。
車好きなので『ワイルド・スピード』は好きだけど、映画もめちゃめちゃ見てるので今日はこっちのブログで映画関連の記事をば。
さて、今日は映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のサントラ、挿入曲についてご紹介&解説。
ではどぞっ。
- 『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』は音楽大好きジェームズ・ガン監督作
- 挿入曲『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のサントラ楽曲音楽一覧
- Dirty Work / Steely Dan
- Folsom Prison Blues / Johnny Cash
- People Who Died / The Jim Carroll Band
- Sucker's Prayer / The Decemberists
- Whistle for the Choir / The Fratellis
- Can't Sleep / K.Flay
- Rain with Jessie Reyez / Grandson
- Just a Gigolo ( I Ain't Got Nobody ) / Louis Prima
- Hey / Pixies
- So Busted / Culture Abuse
- Quem tem joga feat. Gloria Groove e Karol Conka / Drik Barbosa
- Point of Know Return / Kansas
- Sola / Jessie Reyez
- Samba Na Sola / CÉU
- Oh No!!! / Grandson
- 最後に
『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』は音楽大好きジェームズ・ガン監督作
この記事にたどり着いている時点で解説不要かと思いますが、前書きとしてちょっとだけ。
本作『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』はジェームズ・ガンが監督してまして、ジェームズ・ガンは映画に使用するサントラ挿入曲についてかなりのこだわりがある監督です。
ジェームズ・ガン監督の代表作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では70年代楽曲を中心に選曲し、劇中では「Awesome Mix」というミックスカセットテープとして登場、アメコミファンに "ガーディアンズのサントラ" としてちょっとしたブームを巻き起こしました。
んでもって前作『スーサイド・スクワッド』はこのガン監督の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』をパクッて模倣して、ストーリー作りや選曲を行ってたんですよね。
ザ・ローリング・ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」とかレスリー・ゴアの「You Don't Own Me」とか。
なんならガーディアンズの予告編の曲をスースクで使っちゃうぐらいのパクリよう。
つまりパクられ元のガン監督が、パクった側の『スーサイド・スクワッド』の続編を撮ったって経緯があります。
挿入曲『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のサントラ楽曲音楽一覧
前置きが長くなりましたが、以下が『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のサントラ音楽一覧になります。
Dirty Work / Steely Dan
予告編トレーラーで使用されたサントラ楽曲。
「もうあなたのために汚れ仕事はしたくない」という歌詞が、もはやスースクのために作られたんじゃないかレベルでシンクロしております。
Folsom Prison Blues / Johnny Cash
ジェームズ・ガンが一番最初に選んだらしいサントラ曲がアウトローヒーロー、ジョニー・キャッシュ。
ジョニー・キャッシュは刑務所で慰問ライブを行っていたことが有名ですが、中でもアルバムになったフォルサム刑務所でのライブ曲である『Folsom Prison Blues』が映画のはじめに使われました。
『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』でも刑務所のシーンがあるので納得ですね。
People Who Died / The Jim Carroll Band
オープニングタイトルで使用。
アップテンポで一見すると明るい曲ですが、死んだ友人たちを延々と紹介する曲なので、歌詞の中身はぐう重い。
なのでまあ、映画とのシンクロ率は高めです。
Sucker's Prayer / The Decemberists
ブラッド・スポートの掃除シーンで使用。
Whistle for the Choir / The Fratellis
ハーレイ・クインのラブシーンで使用。
アコースティックメインの良い意味でめっちゃ普通っぽいラブソング。
フラテリスのメンバーでベース担当のバリー・フラテリはジェームズ・ガンのファンだとか。
Can't Sleep / K.Flay
部隊がクラブに訪れた時の曲。
EDMって歌詞があってないようなもんとか、それっぽいキャッチ―な歌詞つけときゃよくね感ありますが、この歌はヘトヘトになった様を歌っているんですよね。
御幣が内容に言っとくけど、EDMの偏見はキツネの鳴き声の歌とかのせいだかんな。
Rain with Jessie Reyez / Grandson
部隊が捕虜になった時に使用。
まあなんていうか、このあたりに旧『スーサイド・スクワッド』っぽさを感じるというか。
古い曲も新しい曲も関係なく混ぜこぜにしてる感じが、そう感じさせるよね。
Just a Gigolo ( I Ain't Got Nobody ) / Louis Prima
ハーレイ・クインが脱獄したときのサントラ曲。
一番最初の元ネタは1910年代の曲と1920年代の曲というだけあり、めっちゃカバーされてる曲です。
Hey / Pixies
ジェームズ・ガンがいつか絶対に使いたかったらしい曲。良い曲よね。
ずーっとサビなのかずーっとサビじゃないのか、全く型にはまらない感じがPixiesらしいというか。
ついこないだブログで書いたんだけど、映画『フィアー・ストリート』で使ってるよーってあれこれ解説したんでちょっとビックリ。
歌詞に娼婦が出てくるので、ディズニーのマーベルじゃ使えないのでしょう…。
ネタバレ徹底考察【フィアーストリート】三作|続編は?隠されたイースターエッグ15選を解説
So Busted / Culture Abuse
ブラッド・スポートのお膝で寝ちゃうネズミのセバスチャンのシーンで使用。
Quem tem joga feat. Gloria Groove e Karol Conka / Drik Barbosa
コルト・マルテーゼのバーで使用。
Point of Know Return / Kansas
部隊がミルトンと出会うとき、バンで流れていた曲。
実は以前「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3で使われる曲を予想してみた」って記事を書いたんだけど、この曲はその中に入っていましたw
まさかスースクの方で使われるとは。悔しい!
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3【Awesome Mix Vol.3】30曲を予想してみた
Sola / Jessie Reyez
バスでの会話中のBGMとして使用されたサントラ楽曲。
Samba Na Sola / CÉU
Oh No!!! / Grandson
エンドクレジットで使用された曲。
最後に
以上が、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』に使用された挿入曲、サントラ音楽曲になります。
聴いた感じちょっと思うのは、若干前作の『スーサイド・スクワッド』の選曲に寄せてる感じが偉いなぁと思ったりしまして。
前作『スーサイド・スクワッド』はエイジレスな選曲だったので、本作『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』も音楽の時代設定ってのは特にこだわっていないようですね。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでは頑なに1970年代以前の曲にこだわっていたようでしたが。
あと、舞台に合わせてかラテンの曲が多いですよね。ワイの腐れ耳ではスペイン語かポルトガル語かは分かりませんが、ブラジルの歌手が多いので多分ポルトガル語でしょう…。
一応アルバムも売ってますが、こっちはインストだけのサウンドトラックなので要注意。