(C)&TM 2018 MARVEL
どうもでょおです。
11月2日にスパイダーマンのスピンオフ作品映画である『ヴェノム』が公開になります。このヴェノムはただの黒いスパイダーマンではなく、スパイダーマンのライバル的なヴィランとして描かれ、非常に人気の高いキャラクターです。
予告編を見る限りかなり期待できる完成度のようです。個人的にもう少し目を大きくしてスパイディに似せてほしいけど。
そこで今回はヴェノムについて知っておきたい予備知識や映画『ヴェノム』について予習をしていこうかと思います。ではどうぞ。
追記:ヴェノムの感想記事書きました。
ネタバレなし感想【ヴェノム】原作無視でスパイダーマンの面影ねぇ
ネタバレ感想【ヴェノム】15年前の映画かよってぐらいベタベタな映画
ネタバレ考察【ヴェノム】ラストのオチ|続編やカーネイジはどうなる?
- ヴェノムの概要
- 映画『ヴェノム』のあらすじ
- 映画『ヴェノム』のキャスト
- 『スパイダーマン3』(2007) にも登場しスピンオフ企画が過去にもあった
- ヴェノムのコミックでのオリジン
- ソニー・マーベル・ユニバース(SMU)が企画されている
- 最後に
ヴェノムの概要
ヴェノムはエディ・ブロックというジャーナリストと宇宙から来た生命体シンビオートが合体した共生体です。
シンビオート自体は黒いスライムみたいなものですが、ヴェノムがスパイダーマンに似ているのには訳があります。シンビオートは元々スパイダーマンに寄生していて、その時にスパイダーマンの能力や外見をコピーしていたからです。
ヴェノムの能力
スパイダーマンからパクった能力が全て使えます。無限にスパイダーウェブを打つことができ、スパイダーマンの第六感であるスパイダーセンスも使うことができます。ヴェノムはスパイダーマンの全てを知り尽くしているのです。
シンビオート自体は宿主がいない限りそれほど強くありません。しかし宿主の能力を40倍に倍増することができます。エディ・ブロックはボディビルダーもしていたので元々ムッキムキ。さらにそこから40倍ですからパワーだけでいうとスパイダーマンをしのぎます。
さらにシンビオートの能力で全身を自在に変化させることができ、保護色を使ってカモフラージュすることもできます。
スパイダーマンが悪者で自称ヒーロー
エディ・ブロックはスパイダーマンのせいで(本人はそう思ってる)生活が破綻しすべてを失ったためスパイダーマンを恨んでいます。シンビオートもかつてスパイダーマンに倒された過去があるため恨んでいます。両者にとってはスパイダーマンこそが悪者であると思っています。
ですがヴェノムはスパイダーマン以外の人間、特に弱い者を守り助けています。歪んだ見方ですがヴェノム自身は自分の正義の元、行動しています。
映画『ヴェノム』のあらすじ
「誰もが望む、歴史的偉業」を発見したというライフ財団が、ひそかに人体実験を行い、死者を出しているという噂をかぎつけたジャーナリストのエディ・ブロック。正義感に突き動かされ取材を進めるエディだったが、その過程で人体実験の被験者と接触し、そこで意思をもった地球外生命体に寄生されてしまう。エディは生命体が語りかける声が聞こえるようになり、次第に体にも恐るべき変化が現れはじめる。
映画『ヴェノム』のキャスト
- トム・ハーディ
- ミシェル・ウィリアムズ
- リズ・アーメッド
- スコット・ヘイズ
- リード・スコット
ヴェノムを演じるのはトム・ハーディ
出典:ファイル:Tom Hardy TIFF 2014.jpg - Wikipedia
本作でヴェノムを演じるのはトム・ハーディ。トム・ハーディといえば何と言っても、クリス・ノーラン版ダークナイトでゴッサムシティを混沌の渦に陥れた無政府主義者ベインを演じた俳優です。
(C)2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
バットマンを再起不能に陥れ、恐ろしく大きな男ベインを演じたトム・ハーディが今度はヴェノムを演じます。とはいってもトム・ハーディが演じるのはヴェノムが寄生する相手であるエディ・ブロックで、彼は正義感の強さゆえに記者だという設定です。
豪華俳優がヴェノムの脇を固めます
人体実験を行うライフ財団のボスでいかにも悪役にはリズ・アーメッドがキャスティングされています。『スター・ウォーズ・ストーリー/ローグ・ワン』でボーディを演じた人ですね。
そしてエディの恋人役にはミシェル・ウィリアムズ。説明不要の現代版マリリン・モンロー。演技派女優として知られている彼女ですが本作ヴェノムへはお金のために出演したそうですw
また大物俳優ウディ・ハレルソンも出演が噂されています。
『スパイダーマン3』(2007) にも登場しスピンオフ企画が過去にもあった
スパイダーマン3 [Blu-ray]
サム・ライミ版のスパイダーマンの三作目にもヴェノムが登場しました。
『スパイダーマン3』(2007) には2代目グリーン・ゴブリン、サンドマン、そしてヴェノムとたくさんのヴィランが登場しましたね。
そもそもこのスパイダーマンは4が製作される予定で、スピンオフとしてヴェノムの企画も存在していました。
ところがサム・ライミ版のスパイダーマンの4が製作される事はなく、合わせてヴェノムの企画もペンディングしていました。
ヴェノムのコミックでのオリジン
(C)&TM 2018 MARVEL
ヴェノムのオリジンストーリーについては『スパイダーマン3』で描かれたものがコミック版に近いです。
スパイダーマンが手に入れたエイリアン・コスチューム(黒いスーツ)はとても便利でスパイダーマン自身も依存しつつありました。ファンタスティックフォーに調べてもらうとエイリアン・コスチュームの正体は宇宙生物シンビオートである事が発覚。
『スパイダーマン3』のように教会でシンビオートと戦いエイリアン・コスチュームと決別します。そこに訪れたエディ・ブロックに寄生したことでヴェノムが誕生します。
映画『ヴェノム』でもシンビオートというエイリアンに寄生された姿がヴェノムという設定は同じようですが、シンビオートとエディが出会った経緯は異なるようです。
予告編を見る限りでは記者であるエディ・ブロックが人体実験をしている企業を調査し、その過程でシンビオートに寄生されるようです。
ソニー・マーベル・ユニバース(SMU)が企画されている
ソニー、通称ソニピもマーベルシネマティックユニバースのようにユニバース化、フランチャイズ化をもくろんでいます。
そもそも『アメイジング・スパイダーマン・シリーズ』はフランチャイズ化するつもりでした。アメスパ2にはエレクトロの他にグリーンゴブリンやライノが登場し、今後さらにシリーズが発展する予定をしていました。
ところがアメスパ2が失敗に終わったため『アメイジング・スパイダーマン・シリーズ』は中止、新たにホームシリーズとも呼ばれるMCUの一部で新生スパイダーマンを誕生させました。
ホームシリーズはMCUの一部であるためソニピで好き勝手するのには都合が悪いので、スパイダーマンに登場するスパイダーマン以外のキャラクターでソニー・マーベル・ユニバースを構築しようとしています。
その1作目にあたるのが今年11月公開のヴェノムです。SMUはヴェノムを皮切りにスパイダーマンに登場するたくさんのキャラクターでアメスパで失敗したユニバースを新たに誕生させようとしています。
ヴェノムが本当に当たるかどうかは不明ですが楽しみですね。
最後に
ヴェノムについて知っておくと映画『ヴェノム』をより楽しむことができると思いますよ。そんな『ヴェノム』の公開は11月2日からになります。ではまた。
追記:ヴェノムの感想記事書きました。
ネタバレなし感想【ヴェノム】原作無視でスパイダーマンの面影ねぇ
ネタバレ感想【ヴェノム】15年前の映画かよってぐらいベタベタな映画
ネタバレ考察【ヴェノム】ラストのオチ|続編やカーネイジはどうなる?
2019・2020年のアメコミ映画公開日スケジュール|マーベル・DC全部