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ネタバレなし感想【ヴェノム】原作無視でスパイダーマンの面影ねぇ

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ネタバレなし感想【ヴェノム】

(C)&TM 2018 MARVEL

どうもでょおです。

皆様もう見られましたか?マーベルコミック原作の人気ヒーロースパイダーマンの宿敵を描いた映画『ヴェノム』。私はもちろん行ってきましたよー。

いやーまず何が言いたいかって主演のトム・ハーディがかっこいいったらありゃしない。

今回は映画『ヴェノム』の感想記事になります。さすがに今日はもう疲れたのでネタバレなしでお届けします。明日ネタバレありバージョンの記事を書きますので乞うご期待。今日はまだ見ていない方も楽しめるのでぜひどうぞ。

 

映画『ヴェノム』について

本来ヴェノムはアメコミヒーローを代表する一人スパイダーマンの宿敵、ヴィランとして登場する人気アンチヒーローです。原作ではスパイダーマンに寄生していたエイリアンがエディ・ブロックという記者に寄生したことで誕生しました。

ちなみにヴェノムという言葉の意味は毒。

原作ヴェノムの能力について詳しく知りたい方は下記の記事で紹介しているのでどうぞ。

【ヴェノム】のことちゃんと知ってる?たった5分で予習 スパイダーマン

ですが映画『ヴェノム』ではスパイディとは関係のない作品でオリジンも完全に別物になっています。一応クモのマークを外して配慮してますしね。そもそもスパイダーマンが存在しない次元の話なのかもしれません。

MCU作品なのか

この映画『ヴェノム』はいわゆるMCU作品、マーベルシネマティックユニバースではありません。スパイダーマンの映画配給権を持つソニーピクチャーズが新たに誕生させる予定であるSUMC、ソニーユニバースオブマーベルキャラクターの一作目になるとされています。

ソニーマーベルユニバースやアメコミ映画の権利関係について詳しく知りたい方は下記の記事をどうぞ。

【アメコミ映画の権利】マーベルとDCの違い、なぜX-MENがアベンジャーズに出ないのか

R指定じゃないよ

そして本作『ヴェノム』はR指定は一切なくPG12に指定されました。ヴェノムはスパイダーマンの敵でヴィランですし、アンチヒーローやダークヒーローとして人気のキャラクターです。そのためダークな作風を期待していた大人なアメコミファン的にはガッカリかもしれません。

ヴェノム役を演じたトム・ハーディは息子さんのために出演したと言ってますから、R指定つけて大人向けにしてしまうと子供が楽しむことができませんね。

またダークで大人な路線で成功しているアメコミ作品は数が少なく、X-MENシリーズの『デッドプール』や『ローガン』のR15がそれに当たります。ソニピとしてはX-MENやDCユニバースを参考にするのではなく、MCU作品を参考にちょっとダークなエッセンスを加えたといったところでしょうか。

映画『ヴェノム』のあらすじ

「誰もが望む、歴史的偉業」を発見したというライフ財団が、ひそかに人体実験を行い、死者を出しているという噂をかぎつけたジャーナリストのエディ・ブロック。正義感に突き動かされ取材を進めるエディだったが、その過程で人体実験の被験者と接触し、そこで意思をもった地球外生命体に寄生されてしまう。エディは生命体が語りかける声が聞こえるようになり、次第に体にも恐るべき変化が現れはじめる。

出典:ヴェノム : 作品情報 - 映画.com

展開としてはサスペンス・ホラーっぽい要素も含めつつ、アンチヒーローヴェノムのオリジンを描いた作品だと言えますね。

映画『ヴェノム』のキャスト

  • エディ・ブロック/トム・ハーディ
  • アン・ウェイング/ミシェル・ウィリアムズ
  • カールトン・ドレイク/リズ・アーメッド
  • ローランド・トーリス/スコット・ヘイズ
  • ダン・ルイス/リード・スコット

主演はライバルコミックのDCコミック原作の『ダークナイトシリーズ』で強敵ベインを演じたトム・ハーディ。ちなみにベインは薬品を常時吸入することで力を得ているキャラですが、この薬品の名前も『ヴェノム』です。

ヒロインには演技派女優のミシェル・ウィリアムズ。予告編でも披露されていた妙に短い丈のスカートはどうなんでしょう。女性のファッションには疎い私からするとティーンエイジャーみたいですごい違和感。

そしていかにもな悪の組織のリーダーにはリズ・アーメッド。『ナイトクローラー』や『ジェイソン・ボーン』『ローグ・ワン/ザ・スター・ウォーズ・ストーリー』などで端役を務めていましたが本作ではメインの悪役。結構な大役を任されましたね。

映画『ヴェノム』のネタバレなし感想

とにかく中だるみなしのアクション

いや今日ね、めっちゃ眠かったんですよ。会社でも何度もうたた寝するぐらい眠かったので映画の途中で寝ちゃうんじゃないかと心配していましたが全く問題ありませんでした。

2時間20分ずっと引き込まれっぱなし。てかこんな長かったのか。本当にあっという間。物語が勢いよく進んでいき一切退屈しません。

予告編を見た時は「ここまで見せちゃっていいのか」って思ってましたが全然大丈夫。あれを大きく上回るアクションシーンがありますから。でも予告編でも見せられたバイクアクションシーンはヤバいです。

はっきり言ってあれほどバイクアクションを魅力的に見せるスーパーヒーロー映画はこれまでにありませんでした。今夏公開された『アントマン&ワスプ』でもバイクアクションシーンがありましたがあの程度じゃない。バイク乗りヒーロー『ゴースト・ライダー』シリーズなんて比にならないレベルのバイクアクションにとても満足しました。

ヴェノムの特性を活かしたバイクアクションは見ものです。私バイク好きなのでね。

物語はすごく単純

サスペンスやホラーっぽい要素は雰囲気だけあるって感じで実際にやってることはただのアクション映画。

これってこの夏見た『ジュラシック・ワールド/炎の王国』に似てるところがありますね。中身はすごく単純で子供でも楽しめる内容になってるんですが雰囲気を大人っぽくすることでちょっと大きい人でも楽しめるように工夫したように感じます。

ヴェノムという人気ヴィランを原作にした作品なのでダークな作品になるかと思いきやそれは一切ありませんでした。最近のヒーロー映画はやたら葛藤や苦悩、すげーシリアスなのが多いですが映画『ヴェノム』にそれはありませんでした。意外だけどね。

いい意味でソニピらしい映画

映画『ヴェノム』はとても良いバランスの映画になったと思います。ダークヒーローという題材の割にマーベルシネマティックユニバースの軽いノリで観れます。

私が勝手に思ってるのですがソニーピクチャーズの映画の特徴として「雰囲気がかっこいい」ってのがあると思うんですよ。ハイティーン受けしそうな作品って言うんでしょうか。例えば『007/スカイフォール』や『ブレードランナー2049』『ドラゴンタトゥーの女』とか。言いだすと切りがないのでこの辺で止めておきますが。

そういう「雰囲気かっこいい」とアメコミのノリが良いバランスだったなと思います。ダークでかっこいい雰囲気があるんだけど小さい子供も楽しめるエンタメ作品に仕上がっています。

なんか本国ではこれがどっちつかずだって酷評されたらしいですけどね。

最後に

とりあえず今日はここまでにしておきます。以上が映画『ヴェノム』のネタバレなし感想記事になります。明日以降にネタバレあり記事書くので興味がある方は読者登録どうぞ。ではまた。

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