みなさんPCデスク周りどんな感じにしてますか?私はアストロプロダクツの椅子を使ってます。かっこよくて良いんですがスポンジがヘタってきてお尻が痛いので止めることに。
家には20年近く前の全く使われていないオフィスチェアがあります。こんな感じの椅子。
別にこのままでもいいんですが布地の部分がすげー汚れてて、変な虫とかいそうなので椅子の表皮をDIYで貼り変えることにします。
そこで今回は「オフィスチェア(椅子)の布を自分で張り替えDIYする方法」を紹介します。ではどうぞ。
必要な道具一覧
オフィスチェアの表皮を自分で張り替えるのに必要な道具をまとめてみました。
- 新しい生地
- ハサミ
- マイナスドライバー
- プラスドライバー
- タッカー
- ペンチ(あれば便利)
になります。大掛かりな道具は特に必要ありません。タッカー以外はどの家庭にでも必ずあるような道具ばかりです。タッカーというのは巨大なホッチキスの針を打ち出す道具です。これがないとシート張り替えは無理です。
意外と2000円以下くらいまでで買えるリーズナブルな道具です。
古い生地を剥がす
まずは現在オフィスチェアに張ってある汚い生地を剥がしていきます。この手のオフィスチェアは単純な構造なのでネジ数本を取り外すだけの簡単作業です。女性でも子供でもできると思いますね。
まずは背もたれ側の表皮を剥がすために背もたれ後ろについているネジ二本を外します。
すると背もたれ部分が外れ、黒いプラスチック部分はハマっているだけなのでポロッと外れます。
するとデッカいホッチキスの芯で生地が留ってるのが見えますね。
このホッチキス(タッカー)の芯をマイナスドライバーでこじたり、ペンチで挟んで抜きます。全て抜けたら椅子のシート部分の布地が剥がせます。
続いて椅子のお尻が乗る部分の表皮を剥がしましょう。手順は先ほどと全く同じ。今度はオフィスチェアの裏側のネジを外します。
4つのボルトネジ(赤丸部分)と複数のビス(緑丸部分)で止まっていました。いずれもプラスドライバーで緩めて外すだけです。椅子側も背もたれと同じでタッカーの芯をマイナスドライバーとペンチを使って引き抜くだけです。
新しい生地に張り替える
続いて新しい生地に張り替えましょう。椅子より少し大きめに生地を切り出します。余っても最後に切れば良いだけなので少し大きめがおすすめです。
今回はユザワヤでエナメル系の生地を買ってきました。1m約1000円でした。アストロプロダクツのスツールにあわせて赤色にしましたよ。
生地の切り出しができたらタッカーを使って生地を椅子に張り付けていくだけです。とても簡単ですね。
コツとしては前、後ろ、右、左と対角に進めていくことです。あとシワが寄らないようにピンと引っ張りながら張ってください。エナメルや合皮などはドライヤーで熱を加えると柔らかくなりシワなく張ることができます。
見えないと思った部分が見えたので若干しわが見えますがめっちゃいい感じ。バイクのシートで2、3回経験があるので超簡単。経験なくても余裕ですよw
おまけ いらない部分を排除
後は元通り組み直すだけなんですが、バラしたついでにダサいいらない部分を排除しようと思います。背もたれ部分の蛇腹カバーと昇降部分の段々カバー。
このカバーがどうも野暮ったい。いかにもオフィスチェア、仕事用感があってダサい。ちょっとでもおしゃれな方が良いのでこのカバーを2つとも外したいと思います。
まずは背もたれ側から。こちらは色々分解してみたんですが結局外せず、カッターナイフで切りはずしました。塩ビ素材でできているので柔らかくカッターやハサミでも切れます。
つづいて昇降機能の部分についているカバー。こちらは分解することで外せます。まずはオフィスチェアを逆さまにしてください。真ん中にピンがついていると思います。
このピン、クリップはマイナスドライバーなどでちょっと引っ掛けただけで簡単に外せるようになっています。はずすと椅子の昇降部分がバラバラになるのであとはカバーを外すだけ。ベアリングをなくさないようにだけ注意してください。
完成
で、元通りに組み上げました。たったこれだけで完成です。
写真にチラッと映ってるニャンコは冒頭のニャンコとは別の子です。
いかにもオフィスに並べられたダサいオフィスチェアが少しだけかっこ良くなりました。何より清潔で心置きなく座って作業することができるようになりました。私の場合、道具は一式揃っていたので、かかった費用はたったの1000円ほど。取り分によっては椅子2つ張り替えられそうです。タッカーもそれほど高いものではないのでおすすめです。
ちょっとの手間で大きく変わると嬉しいですね。これで休日も尻痛に悩まされずブログ更新がはかどりそうです。お好きな柄の生地でちょっとおしゃれな椅子に大変身。気になる方は挑戦してみてはいかがでしょう。ではまた。