でょおのぼっちブログ

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【感想】オクジャ/okja『20代男子だがクッソ泣いた』ネタバレあり評価(Netflix)

オクジャとミジャ
出典:https://www.netflix.com/title/80091936

こんばんはでょおです。
カンヌ関連でなにかと話題になっていたNetflix映画オクジャ/okjaをやっと観ました。
Netflixでの配信開始日からずっと観たいと思ってたのですがここのところどうもまとまった時間が取れず。

まず映画オクジャの感想を一言でいうと「クッソ泣いた」
20代半ばにもなると涙もろくなってくるのかなんなのかとにかくエンディングで泣きました。
ぶっちゃけ冒頭では少し小バカにしてみてました。

それからこの映画オクジャはエンドロール後に映像がありますのでご注意ください。

 

キャストとあらすじ

あらすじ

韓国の山間の家で暮らす少女ミジャは、大きな動物オクジャの面倒を見ながら平穏な毎日を送っている。優しい心を持つオクジャは、ミジャにとって親友ともいえる大切な存在だった。ところがある日、多国籍企業ミランド社がオクジャをニューヨークに連れ去ってしまう。自己顕示欲の強いミランド社CEOルーシー・ミランドが、ある壮大な計画のためにオクジャを利用しようとしているのだ。オクジャを救うため、具体的な方策もないままニューヨークへと旅立つミジャだったが……。

オクジャ okja : 作品情報 - 映画.com

 嫌韓の人たちが飛んできそうですがはっきり言ってもうそんなことどうでもいい。
私も韓国企業出資のLINEをかたくなにやらないとか(本当の理由はぼっちだから連絡相手がいない)してますがそんな考え自体時代遅れですね。本当にいい作品。

映画の前半は韓国が舞台で後半はアメリカが舞台になっています。

スタッフとキャスト

監督はスノーピアサーのポン・ジュノ。

ルーシー・ミランド役のティルダ・スウィントン
出典:https://www.netflix.com/title/80091936

オクジャことスーパーピッグを提供する大企業のCEOのルーシー・ミランド役にはティルダ・スウィントン。アカデミー助演女優賞の受賞歴もあるビッグネームですね。
ちなみにルーシーの前CEOでルーシーの姉ナンシー・ミランドも一人二役で演じてます。全然違う強烈なキャラクターの姉妹を見事に演じてます。

ルーシーの姉ナンシー・ミランド役を一人二役で演じたティルダスウィントン
出典:https://www.netflix.com/title/80091936

オクジャを育てる少女ミジャを演じるのはアン・ソヒョンという方。韓国映画での出演作品があり経験も豊富とのことで主演でも遜色なく、むしろものすごく大活躍でした。

ジョニー・ウィルコック博士役のジェイク・ギレンホール
出典:https://www.netflix.com/title/80091936

ジョニー・ウィルコックス博士という役をジェイク・ギレンホールが演じていますが、これには正直がっかり。
ナイトクローラーやサウスポーで強烈な役作りをしていたジェイク・ギレンホール。今回の映画オクジャでも個性がバリバリのキャラクターなので他の役者を全員食っちゃうのかと期待してましたがいまいちパッとしませんでした。

動物好きの面と企業の顔としての面との葛藤や落ちぶれていくことへの焦燥感などがしっかり描かれてはいるのですがこれといった大きな見せ場がありません。ジェイクファンにはちょっと物足りないかも。

動物愛護団体のリーダー役を演じたポール・ダノ
出典:https://www.netflix.com/title/80091936

逆に見せ場があったのはポール・ダノ。ALFという動物愛護団体のリーダー。ポール・ダノってどこにでもいそうなものすごく普通な雰囲気なんですが演技力と「クセがあるんだけどクセのありすぎない」キャラクターでとても魅力的です。
今回の映画オクジャでも「クセがあるんだけどクセのありすぎない」キャラクターを安定の演技で演じました。役得感もあってオクジャではポール・ダノがすごいかっこいいのでポール・ダノファンはぜひ見てください。

あとはリリー・コリンズやウォーキングデッドのスティーブ・ユァンなどが出演してます。

ここから下はネタバレありの感想です。

どうして小バカにして見てたのか。

記事の冒頭で書きましたが初めの方は少し小バカにしてみていました。

映画の冒頭で少女ミジャとオクジャが森の中で触れ合うシーンがあります。2人は10年一緒にこうして生活をしてきたという様を描いていてます。この冒頭でミジャとオクジャにしっかりと感情移入できるように2人の関係性を深く描いているのですがその描き方がなんというか懐かしい。

日本の昔の特撮映画や少年映画みたいというか。

よくわからない生物を少年たちが育てて友情を育む的な映画って昔よくありませんでした?なんかあんな感じを彷彿させられました。

オクジャとミジャ
出典:https://www.netflix.com/title/80091936

他にも連れていかれたオクジャをミジャが助けに行ってトラックの上でのアクションシーンがあるんですがすごすぎて笑ってしまいます。山に住んでる少女=身体能力がすごい、みたいな勝手なイメージで撮りました、と言わんばかり。

他にもオクジャの排泄で追っ手をまいたりと、子供に不向きな作品なのに子供にしか受けないようなユーモアを使ったり。

でも観ていて気付きました。こういった一面はただのコメディで映画における物語の本質じゃないんだなと。

あまりに残酷な設定

オクジャはあくまでミランド社の所有物です。10年間ミジャが世話をしてきたといえどいずれは返却して食肉として解体される運命です。
もちろん祖父はそのことはわかっていましたがオクジャとミジャの絆がここまで大きなものに成長するとは思っていなかったのでしょう。

そう思うと家畜農家の人ってすごいメンタルだよね。

この1度目の「お別れ」だけでもものすごく残酷で胸が痛いのですが「お別れ」はまだあります。

ALFはスーパーピッグプロジェクトを破壊して遺伝子操作から生まれた豚たちを解放するのが目的です。そのためにはオクジャを施設に送る必要があります。
より大きな大義のための犠牲です。ジェイ(ポール・ダノ)をはじめとするALFのみんなはここに葛藤があります。

この時にミジャとオクジャは2度目の「お別れ」をします。ミジャはただオクジャと一緒にもう一度暮らしたいだけそれしか望んでいないのにALFの大義のため2度目のお別れを余儀なくされます。

ですが辛いことに「お別れ」はもう一度あるのです。

ベストスーパーピッグショーでオクジャとミジャは再会することができました。せっかく再会できたのにオクジャは変わり果てていて、やっとの思いで一緒に逃げ出そうとしますがまたしても二人は引き離され3度目の「お別れ」を経験します。

20代男子だがクッソ泣いた

変わり果てたオクジャの姿を見て、ミジャに完全に感情移入している私はまずここで泣いてしまいました。
あんなに大好きだったのになんでこんななっちゃったの?と、もう完全にミジャ目線。

オクジャとミジャの3度目のお別れの時は「もういい加減お家に返してあげて」と気の毒で気の毒で胸が痛かったです。

そしてエンディング。
「ただ一緒にオクジャと家に帰りたい」と言っていたミジャが現実を目の当たりにします。ミランド社が一体、ほかのスーパーピッグ達にどんなことをしているのかを。
ミジャはオクジャと家に帰ることに成功しますがここにいるほかの何千というスーパーピッグを救うことはできません。

2匹のつがいかと思われるスーパーピッグがその子供らしき豚をフェンスから逃がすシーンで号泣。
ミジャやミランド社の人間だけでなくここに何千といるスーパーピッグですらこの先自分たちに何が起きるかを知っていたのです。

この後、山にある家に戻った1人と2匹は平穏に暮らすのですが純粋だったミジャも現実を目の当たりにしてしまったので元のような幸せな暮らしは戻ってきませんでした。

おわり

序盤はコメディ色が強い作品ですが後半は思っていた以上にシリアスで胸に突き刺さる作品です。登場人物それぞれに目的があり考えがあり、ミランド社が悪に描かれてますが相対的に見るととても複雑な映画です。

まだ観ていないという方はぜひご覧ください。映画オクジャはNetflixのオリジナル作品なのでNetflixでしか観れませんよ。
https://www.netflix.com/
ではまた。

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