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映画【007シリーズ】を見始める初心者への完全解説ガイドを用意した

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SPECTRE (C) 2015 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc., Danjaq, LLC and Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved

どうもでょおです。皆は007好き?私は大好きです。意外かもしれませんがこれでも全24作品しっかり見ています。

 

まずなんで今更007なのって話をしますと、こないだ他の人が書いた『デッドプール2』の感想記事を読んでいまして、「オープニングはスペクターのパロディ」と言ってる方がいたんです。

それを読んで私は「は?」と思いまして、というのもあのオープニングって私から言わせてもらうとスペクターに限らず007全般のパロディなんですよね。『デッドプール2』の感想書いたあの人は多分『007 スペクター』以外の映画見てないだろうなーと思いました。

もしかすると単純に私がちゃんとデップー観てないだけかもしんないけど。

 

でも実際に思い返してみると007シリーズってちゃんと観てる人って何気に少ないんですよね。自称シネフィル気取りの私の友達も見てなかったし。

なので今回は007シリーズをほとんど観ていないという方に向けて007の見方、「007ってこういうもんなんだよ」ってのを紹介したいと思います。

コアなマニアック向けには書いていないのであしからず。ではどうぞ。

 

007シリーズは動画配信で全作品を配信していないんですが、DVDレンタルを自宅に宅配してもらえるTSUTAYA DISCASというサービスを使えば全作品見れます。

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007とは

ジェームズ・ボンド (英: James Bond) は、イギリスの作家イアン・フレミング(1908年 - 1964年)のスパイ小説、およびこれを原作とする映画の主人公である、イギリス秘密情報部 (MI6) の工作員である。

ジェームズ・ボンド - Wikipedia

007シリーズですがようは英国のMI6、スパイです。

映画作品は基本的にアクションエンタメ映画の超娯楽作。現実離れした秘密兵器などが登場するのはご存知かと思います。

イギリスのスコットランド出身のジェームズ・ボンドのコードネームが007(ダブルオーセブン)。ゼロゼロセブンじゃないです。それだと石ノ森章太郎のサイボーグになっちゃう。

映画にジェームズ・ボンド以外の007は登場しませんが、あくまでコードネーム、殺しのライセンスと呼ばれるものなので、ボンド以外の007が登場してもおかしくはありません。

 

ジェームズ・ボンドの人柄はクールで斜に構えてユーモアのあるキャラクターでまさに英国紳士といった感じ。一級品を身につけて泥臭いものとは無縁で女好き。英国紳士風に言うとプレイボーイ。

アメリカ人ヒーローだと無骨さだったり力強さというのが強調される場合が多いんですが、ジェームズ・ボンドはそうではなく「常に余裕かましてる」感じ。

 

イギリスの諜報機関MI6の職員でイギリス人が主役ということもあり、「イギリスびいきな映画シリーズです。最新作24作品目『007 スペクター』までほぼ全てイギリス人が演じています。

念のためいうとイギリスとは「イングランド・ウェールズ・スコットランド・アイルランド」から構成されているので、演じる俳優はこの中の国からまちまち。

当然、MI6メンバーも基本は英国人俳優が演じます。なので007に登場する味方キャラクターの多くが英国人です。

 

『007』シリーズ作品一覧

  • 007 ドクター・ノオ(1962)
  • 007 ロシアより愛をこめて(1963)
  • 007 ゴールドフィンガー(1964)
  • 007 サンダーボール作戦(1965)
  • 007は二度死ぬ(1967)
  • 女王陛下の007(1969)
  • 007 ダイヤモンドは永遠に(1971)
  • 007 死ぬのは奴らだ(1973)
  • 007 黄金銃を持つ男(1974)
  • 007 私を愛したスパイ(1977)
  • 007 ムーンレイカー(1979)
  • 007 ユア・アイズ・オンリー(1981)
  • 007 オクトパシー(1983)
  • 007 美しき獲物たち(1985)
  • 007 リビング・デイライツ(1987)
  • 007 消されたライセンス(1989)
  • 007 ゴールデンアイ(1995)
  • 007 トゥモロー・ネバー・ダイ(1997)
  • 007 ワールド・イズ・ノット・イナフ(1999)
  • 007 ダイ・アナザー・デイ(2002)
  • 007 カジノ・ロワイヤル(2006)
  • 007 慰めの報酬(2008)
  • 007 スカイフォール(2012)
  • 007 スペクター(2015)
  • 007 ノー・タイム・トゥ・ダイ(2020)

 

歴代ジェームズ・ボンド

歴代のジェームズ・ボンドについて紹介しますが、ここでは事実関係を確認する程度の簡単な紹介です。あくまで特徴を覚えてもらう程度でよいかと。

ショーン・コネリー

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出典:007は殺しの番号 : 場面カット - 映画.com

初代007を演じたのがショーン・コネリー。出身地はスコットランドで演じた期間は1962年〜1971年。

日本を舞台にした5作目の007映画『007は二度死ぬ』で引退して、ジョージ・レーゼンビーが6作品目ではその跡を継いだのですが、7作品目ではショーン・コネリーが復帰します。

  • 007 ドクター・ノオ(1963)
  • 007 ロシアより愛をこめて(1963)
  • 007 ゴールドフィンガー(1964)
  • 007 サンダーボール作戦(1965)
  • 007は二度死ぬ(1967)
  • 007 ダイヤモンドは永遠に(1971)

ジョージ・レーゼンビー

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出典:女王陛下の007 : 場面カット - 映画.com

出身地はオーストラリアで、唯一イギリス以外の国籍の俳優がボンドを演じました。

演じた期間は1969年のたった1本のみ。特徴としてはプレイボーイで遊び人の007が結婚式を挙げます。

  • 女王陛下の007(1969)

ロジャー・ムーア

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出典:007/死ぬのは奴らだ : 場面カット - 映画.com

007を最多で演じたのがロジャー・ムーアで、最もユーモラスな007でした。他のボンド像とは一線を画していて、ほとんどコメディのような作品もありましたね。

出身地はイングランドで、演じた期間は1973年〜1985年。

  • 007 死ぬのは奴らだ(1973)
  • 007 黄金銃を持つ男(1974)
  • 007 私を愛したスパイ(1977)
  • 007 ムーンレイカー(1979)
  • 007 ユア・アイズ・オンリー(1981)
  • 007 オクトパシー(1983)
  • 007 美しき獲物たち(1985)

【死去】ロジャームーアは最もユーモラスな「007」だった

ティモシー・ダルトン

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出典:007/リビング・デイライツ : 場面カット - 映画.com

4代目007を務めたのはティモシー・ダルトン。今は『トイ・ストーリー』シリーズで俳優に憧れるハリネズミのぬいぐるみの声をやってます。

出身地はウェールズで演じた期間は1987年〜1989年。

  • 007 リビング・デイライツ(1987)
  • 007 消されたライセンス(1989)

ピアース・ブロスナン

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出典:007 ゴールデンアイ : 場面カット - 映画.com

5代目007はピアース・ブロスナン。90年代に大活躍したので今もピアース・ブロスナンはスパイのイメージが強いですね。

出身地はアイルランドで演じた期間は1995年〜2003年。

  • 007 ゴールデンアイ(1995)
  • 007 トゥモロー・ネバー・ダイ(1997)
  • 007 ワールド・イズ・ノット・イナフ(1999)
  • 007 ダイ・アナザー・デイ(2002)

ダニエル・クレイグ

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出典:007 カジノ・ロワイヤル : 場面カット - 映画.com

6代目007で現在進行形。

初の金髪青目007は公開前は大批判を浴びました。上記のポスターでも青目を強調していますね。シリーズ初のタフなジェームズ・ボンドを演じるなど初が盛りだくさんのボンドです。出身地はイングランドで演じた期間は2006年〜。

次回作『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』でもボンドを演じる予定なので実は最も長くボンドを演じる俳優になります。

ちなみに当の本人は『007 スカイフォール』を最後に引退する予定だったようですが、なんだかんだ言って2作品も引き伸ばされることになりました。

  • 007 カジノ・ロワイヤル(2006)
  • 007 慰みの報酬(2008)
  • 007 スカイフォール(2012)
  • 007 スペクター(2015)

MI6メンバー

MI6というのはイギリスにある諜報機関、秘密情報部のこと。アメリカでいう所のCIAのようなものです。組織自体は実在しています。

ちなみにMI5というのもあり、こっちは国内で活動しています。MI6は海外での活動がメインです。

そんなMI6のメンバーがジェームズ・ボンドを支えます。主要なメンバーを簡単にご紹介します。

M

一言で言うとジェームズ・ボンドのボス。

ピアース・ブロスナン時代の1作目『007 ゴールデンアイ』から『007 スカイフォール』までは女性のMでジュディ・デンチが演じました。

『007 スカイフォール』以降はレイフ・ファインズ演じるマロリーがMに昇格。

Q

秘密兵器を開発する博士。

これまで長年おじいちゃんがキャスティングされてましたが『007 スカイフォール』ではベン・ウィショーに。ちなみにQの部下でRってのがいたことがあります。Q役の人が急逝して次回作ではRがQになってました。

綺麗に完成させたボンドカーを任務でボンドに破壊されてしまうのが定番。

マネーペニー

Mの秘書である女性。

ジェームズ・ボンドに思いを寄せてる作品なんかもありますが、何気に結ばれた事は一度もありません。ボンドは基本的にボンドガールとしか寝ない。

『007 スカイフォール』から現在まではナオミ・ハリスが演じています。

英国と米国

ジェームズ・ボンドはイギリス人で、007シリーズは基本的に「英国万歳映画」です。

もちろんMI6は英国の機関なので登場人物の多くが英国人でアメリカ人が登場しません。007シリーズにアメリカ人が味方で登場するときはアメリカのMI6に当たるCIAの工作員が出てきます。

大体ジェームズ・ボンドの友人でCIAの職員であるフェリックス・ライターです。アメリカの協力者として登場することが多いです。

ダニエル・クレイグ版ボンドではジェフリー・ライトが演じています。

007の伝統

007には伝統というか「お約束」がたっくさんあります。これこそが007たるや何なのかという伝統です。007シリーズを騙るのならこれらは含めないといけません。

続き物じゃない

基本的に007シリーズは続き物ではありません。前作の続編とかにはなってなくて、基本的にすべての作品が完全に独立して繋がりのない作品になっています。なので「前作見ていなかったから今作は見れない」ということもありませんでした。

近年は続編ブームになっているので、ダニエル・クレイグ版007はこれまでと違いすべての作品が続編となっています。

ボンドガール

007シリーズに登場するヒロインはボンドガールと呼ばれています。

ボンドガールは色々でジェームズ・ボンドを助けたり、同僚だったりするのはもちろん、敵側でボンドと寝るだけのボンドガールや、ただの被害者ですぐ殺されるだけのボンドガールもいます。

いわば主人公のジェームズ・ボンドを引き立てるためのヒロインです。

007シリーズは古い映画の伝統を持っているので、いわゆる女性軽視的な作品です。その名残(良く言うと伝統)で今もボンドガールが登場します。

現代的には不適切なので徐々に解消されていってるところです。

 

個人的には『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』のソフィー・マルソーが一番印象的。だって彼女黒幕なんだもん。

事件を解決し、最後にはボンドガールと愛し合うというのも定番の一つです。が、007シリーズは続き物ではないので次回作では登場しないのがお約束。この展開も今の時代よろしくないね。

 

ボンドカー

ボンドカーというのはジェームズ・ボンドが登場する秘密兵器てんこもりの高級車。

基本的にQが開発して007がぶっ壊すのがお約束。ボンドカーは英国車の「アストン・マーティン」が定番ですがロータスやBMWなんかもありました。(ロータスはイギリス車だけどBMWは違う)

それ以外の車はボンドカーというかボンドが乗っただけって感じです。アメ車や日本車もありましたね。

オープニング

ジャジャンジャンジャジャンという音楽と一緒に銃口から狙う敵をジェームズ・ボンドが歩いてきて打ち抜くオープニングも定番でお約束。見た事ない人はいないんじゃないでしょうか。

それからオープニングテーマ曲。このページの冒頭でも触れたようにオープニング映像もお約束です。007のオープニングは(ほぼ)必ず曲のミュージックビデオみたいなものが入ってきます。

その映像はカラフルで、映画の行く末を象徴的に表現するアート作品です。銃や左右対称の映像など、近代作品はほぼフルCGというのも定番。

それから採用される楽曲のタイトルの多くは映画の副題が使われます。例えば映画が『007 スカイフォール』だったら楽曲タイトルも『スカイフォール』だったり。ダニエル・クレイグ版では曲タイトルと映画タイトルが違うのが多いけど、昔のはほとんど同じでしたね。

ヴィラン

007のお約束の一つが特徴的な悪役です。

まずは何と言っても外せないのが「スペクター」。映画『007 スペクター』にも登場した悪の組織です。首領で通称ナンバー1がスキンヘッドの「ブロフェルド」。スペクターは偉い人を上から順にナンバー1、ナンバー2と呼びます。

ブロフェルドは度々ボンドを苦しめる悪役として登場してきましたが『007 スペクター』では実は兄弟だったという設定まで持ち込まれましたね。

 

あとクォンタム・オブ・ソラスという謎組織もありましたが…。

 

その他特徴的なヴィランは、目から血を流すル・シッフルや怪力男のジョーズ、シルクハットのつばが刃になってるオッド・ジョブなど特徴的な悪役ヴィランも007らしいといえます。

個人的に好きなのがなぜか乳首が3つあるスカラマンガ。組み立て式の黄金銃を使う殺し屋です。『007 黄金銃を持つ男』に登場します。

これに出てくるボンドガール、グッドナイトのおバカっぷりが好き。

「ボンド、ジェームズボンド。」

ジェームズ・ボンドといえば名セリフがたくさんあります。まずは何と言ってもこれ「ボンド、ジェームズ・ボンド。」です。

一回ラストネームを言ってワンテンポおいてフルネーム言うやつ。

このセリフは他の映画でも多数パロディされ、冒頭で言ってた『デッドプール2』のエンドロール中でもパロディされていました。定番中の定番ですね。

あとは「ウォッカマティーニ、シェイクなしで。」というのも本編で必ず聞く事が出来るセリフです。

ジェームズ・ボンドはなんだかんだ必ずウォッカマティーニを飲むシーンがあるのでその時に必ず飛び出してくるセリフです。

007はロケ地がすごい

ジェームズ・ボンドは英国のために世界を股にかけて活躍するスパイです。MI6がそういう組織なので。

世界各国のロケ地で撮影されるのも007らしさです。必ずと言っていいほどロケ地での広撮が登場します。世界各国色々な場所が登場しない007作品は007とは呼べません。

日本が舞台になった珍作品『007は二度死ぬ』もあり、忍者が出てきたり富士山の中に秘密基地があったり、ボンドが日本人に化けたりする映画です。日本の軍艦島でロケした映画もありますよ。

多作品へのパクリ

他作品から多数パクリオマージュされる007ですが、実は007自体が色々な作品のオマージュを含んでいるのは知らない方も多いと思います。

『007』シリーズというのはその当時の世界情勢を大きく反映しているシリーズです。例えば北朝鮮の危機が騒がれると、悪役が北朝鮮だったり。

中でも映画のトレンドを大きく反映しています。

ジェームズ・ボンドの銃といえばコンパクトでどこにでも忍ばせる事が出来る「ワルサーPPK」が有名ですが、映画『ダーティ・ハリー』が流行した時代はハリー・キャラハンの愛用銃を真似て「スミスウェッスン」のマグナムを使用しました。熊を倒す用に使われるような銃でスパイ活動にはどう考えても不向きなバカでかい銃です。

スペースオペラの代名詞『スター・ウォーズ』が流行ったならば『007 ムーンレイカー』で宇宙に行きます。アメ車のマスタングで爆走する映画が流行れば『007 ダイヤモンドは永遠に』でマスタングを爆走させます。

007シリーズはそうしてたくさんの映画をパクりながら続けてきたシリーズです。

だから「007がパクッてるやん」というのはあまり適切ではないです。それこそが007映画らしいから。

セルフオマージュももちろん

パクりパクられする『007』シリーズはシリーズ自身のセルフオマージュもたくさんあります。有名どころで言えば『女王陛下の007』の雪山のシーン。

多くの他作品からもオマージュされるこの雪山のシーンは非常に人気があったため、007シリーズでは度々雪山シーンをセルフオマージュしています。(『スペクター』『ユア・アイズ・オンリー』『リビング・デイライツ』など)

なぜ『007 スカイフォール』が傑作なのか

007史上最大級のヒットをした『007 スカイフォール』ですが批評家にはコテンパにやられました。ですが私としては最新作『スペクター』以上の傑作だったと思っています。

というのも007はダニエル・クレイグに変わってから伝統をどんどんぶち壊してきました。そのぶっ壊した伝統を007シリーズ50周年の『007 スカイフォール』で復活させたのです。

これまで『007 カジノロワイヤル』以降登場しなかったQ、マネーペニーが復活し、超印象的な悪役で顔が半分ただれた元MI6のシルヴァが登場し、ボンドカーには昔からのファンを喜ばしてくれる古いアストン・マーティンを使用しました。世界中を飛び回りますし、007へのオマージュが多数あり当時大ヒットした『ダークナイトシリーズ』のパクリもありました。オープニング曲であるアデルの「スカイフォール」は007シリーズの中でも名曲のひとつで、いかにも007らしいオープニングは鳥肌が立つぐらいぴったりのチョイスです。

『007 スカイフォール』はこれまでの007とは全く違う雰囲気で伝統を守った作品です。

本作が批評家から批判された理由の一つに「中身がない」ということがあります。脚本に無理がありストーリーにリアリティがないというものです。

私はこれすらもある意味で007らしいと思っています。

007の見所はアクションやボンドガールや車などたくさんありますが、その根底にあるのは「男が憧れるかっこよさ」です。「かっこよさ」を魅せるためにアクションがありボンドガールが出てきて、車が出てくると思っています。つまり「いつまでも子供な男たちが憧れる大人の男の映画」こそ007だと言えます。

なので007に必要なのはストーリーの合理性でも派手なアクションでもありません。必要なのは、死ぬまで思春期で中二病の私たちがかっこいいと思う事です。

この「かっこいい」という意味も時代によって多少変化してきています。『007 スカイフォール』公開時の時代で、中二病患者の私たちがかっこいいと憧れたのは『ダークナイト』シリーズなどのクリストファー・ノーランが描くようなリアリティっぽさがあるメランコリックなヒーローです。『007 スカイフォール』に登場したジェームズ・ボンドはまさにこの時代のかっこいいを体現したボンドでした。

007シリーズを見る順番 

それでは最後に007を見る順番をご紹介したいと思います。先ほども言った通り007シリーズは話が続いていないのでどこから見ても構いませんが、クレイグ版のみ続きものなのでこういう順番が良いと思います。

  • 007 カジノ・ロワイヤル(2006)
  • 007 慰みの報酬(2008)
  • 007 スカイフォール(2012)
  • 007 スペクター(2015)
  • 007 ゴールデンアイ(1995)
  • 007 トゥモロー・ネバー・ダイ(1997)
  • 007 ワールド・イズ・ノット・イナフ(1999)
  • 007 ダイ・アナザー・デイ(2002)
  • 007 消されたライセンス(1989)
  • 007 リビング・デイライツ(1987)
  • 007 美しき獲物たち(1985)
  • 007 オクトパシー(1983)
  • 007 ユア・アイズ・オンリー(1981)
  • 007 ムーンレイカー(1979)
  • 007 私を愛したスパイ(1977)
  • 007 黄金銃を持つ男(1974)
  • 007 死ぬのは奴らだ(1973)
  • 007 ダイヤモンドは永遠に(1971)
  • 女王陛下の007(1969)
  • 007は二度死ぬ(1967)
  • 007 サンダーボール作戦(1965)
  • 007 ゴールドフィンガー(1964)
  • 007 ロシアより愛をこめて(1963)
  • 007 ドクター・ノオ(1963)

やっぱり初心者の方は新しいものから古いものへ見ていくのが良いと思います。

なのでダニエル・クレイグ版007を1作目から4作目まで見て、その後はピアース・ブロスナン版007を1から4まで見るのが良いと思います。ピアース・ブロスナン版は続いてはいないんですが、最後の『007 ダイ・アナザー・デイ』が集大成になってるので公開順に見てほしいです。

あとは新しいのから古いのに遡っていけばいいかと思います。もちろん古いのから公開順に見ても全然OKですよ。ただ古い映画なので人によっては退屈に感じるかもしれないので。

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007シリーズは残念なことに全24作品を無料動画として配信しているところがありません。もちろん時期によっては存在するんだろうけど、古い映画もあるので難しいのかと思います。

なので地上波やCSでの放送を待つか、DVDをレンタルするかのいずれかしか方法がありません。

DVDをレンタルして返却するのって実際かなり面倒ですよね。個人的には自宅にDVDを届けてくれる「TSUTAYA DISCAS」を利用するのが一番いいと思います。

 

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新作レンタルは月8本までですが007シリーズは旧作なので十分レンタルできると思います。

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