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どうもネタバレ考察のお時間です。
2年ぶりのマーベルシネマティックユニバース映画『ブラック・ウィドウ』公開初日に満喫してきました。クッソ大雨だったけど。
映画が楽しかったので帰宅後も熱が冷めず、超マッハでブログ書き殴ったのですでに感想はアップ済み。ブログ百裂拳で指骨折する勢い。
前置きが長くなりましたが、本作『ブラック・ウィドウ』はいつも通りエンドロール後のシーンなど気になる部分が盛りだくさんだったので、ネタバレ考察&感想をやっていきます!
※この記事は映画『ブラック・ウィドウ』のネタバレを含んでおります
- 【ネタバレ解説】エンドロール後の特典映像について
- 【解説】エレーナ再登場は2、3か月後!
- 【考察】生き残ったタスクマスター
- 【解説】クリムゾン・ダイナモは実在するのか?
- 【解説】エンドロール映像に登場したヴァルの正体
- 【考察】MCUはこれから 偽アベンジャーズを導入する
- 最後に
【ネタバレ解説】エンドロール後の特典映像について
まずは気になるエンドロール、エンドクレジット後の映像から改めて確認していきましょう。
エレーナの墓参りに訪れるヴァルが指定したターゲット
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ストーリーのラストでブラック・ウィドウことナターシャは、冒頭で悩んでいた染色剤を使い金髪に染め、エレーナが初めて買ったベストを着用し、ジェットに乗り込みます。
ちょうど『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』につながる直前です。
エンドロール後の特典映像ではそれから5年後に飛んで『アベンジャーズ / エンドゲーム』後につながります。
その内容はすでに故人となったナターシャの墓参り中のエレーナの元にヴァルことヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌが訪れます。
ヴァルは『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』にすでに登場済み。
(一応) 二代目キャプテン・アメリカのジョン・ウォーカーを新たにUSエージェントに任命した人物。
そしてヴァルはナターシャが身代わりとなったクリント・バートンを次の標的としてエレーナに伝えます。
【余談】エンドクレジット映像はコロナ前に撮影
そんなエンドクレジット後の特典映像ですが、コロナのパンデミック前に撮影したとのこと。
まぁそらそやろぉーっ!て感じですが、ファンの間では「コロナで延期になったからエンドクレジットの映像撮り直してそう」とか噂されてたようでして。
確かに『ワイルド・スピード/ジェット・ブレイク』とか他社の映画はコロナで延期した分、追加撮影を行っていました。
MCUはガッチガチに計画組んで撮影してそうだし、時間が余ったからって言ってなにかしたりしないんでしょう。多分。
【解説】エレーナ再登場は2、3か月後!
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本作でも大活躍したもう一人のブラック・ウィドウ、エレーナがカムバックするのは今秋!
あと2、3カ月程度で早々にカムバックします。
というのもジェレミー・レナー演じるクリント・バートンのスピンオフシリーズ『ホークアイ』に再登場することがすでに発表されているから。
こちらの『ホークアイ』の内容としては、クリントのローニンとしての部分を掘り下げ、二代目ホークアイのケイト・ビショップへバトンタッチするストーリーだとか。
つまり『ブラック・ウィドウ』でやったことを『ホークアイ』でもやるぜって感じですな。
エンドクレジット映像にもあったように、エレーナはホークアイを標的に。
察するにTVシリーズ『ホークアイ』ではヴィランとして、クリント・バートンと対立することになるのかと思います。
ちなみに二代目ホークアイのケイト・ビショップはティーンに大人気(日本で知名度あるかは知らん)のヤングセレブ、ヘイリー・スタインフェルド。
【考察】生き残ったタスクマスター
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ナターシャの親であるレッド・ガーディアン、メリーナのほかにヴィランであるタスクマスターも生き残りました。
タスクマスターはあらゆる能力をコピーできる強敵です。
彼女の能力の源が何なのかハッキリとはしていませんし、レッド・ルームが壊滅した今でもその能力が健在なのかはわかりません。
が、いずれにしてもかなりの戦闘能力を持っているので何かしらの形でシリーズに再登場するでしょう。
【解説】クリムゾン・ダイナモは実在するのか?
アレクセイと会話しているときに、エレーナがレッド・ガーディアンを言い間違えて「クリムゾン・ダイナモ」と言ったシーンがありました。
クリムゾン・ダイナモは原作にも登場しており、いわばロシア版アイアンマン。
初代クリムゾン・ダイナモはハワード・スタークにテクノロジーを奪われたと言っていた、あのイワン・ヴァンコの父アントンです。
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ディズニープラスにて今後『アーマー・ウォーズ』『アイアン・ハート』といったアイアンマン系列のシリーズが2つ予定されているので、クリムゾン・ダイナモがMCUの世界にも実在していることが明かされるかもしれませんね。
【解説】エンドロール映像に登場したヴァルの正体
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上述した通り、エンドロール映像でエレーナと話してたおばちゃんはヴァルという人。
彼女の正体についてですがズバリ、マダム・ヒドラです。
その名の通り、原作コミックではヒドラの幹部である人物。
マダム・ヒドラはもう一人いる
出典:『エージェント・オブ・シールド』より
余談ですが『エージェント・オブ・シールド』にもマダム・ヒドラという人物は登場済み。LMDのエイダがフィッツの作った仮想世界(フレームワーク)内にいた時、マダム・ヒドラと呼ばれていました。
『エージェント・オブ・シールド』は当初、MCUと強固に結びついたドラマでしたが、「サノスの指パッチン」というMCU最大のイベントが反映されなかったため、現在ではマルチユニバースの一つという解釈が妥当です。
ヴァルがマダム・ヒドラとは別の名前を使う可能性もゼロではありませんが、別のユニバースなのであればキャラかぶりを無視してきそうですよね。
つまり、やっぱりヴァルはマダム・ヒドラかと。
【考察】MCUはこれから 偽アベンジャーズを導入する
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『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の考察の時にもお話したんですが、MCUは今後ダークアベンジャーズやサンダーボルツといったヴィランチームを導入すると噂されています。
原作におけるダークアベンジャーズはヴィランがアベンジャーズの衣装を着たニセモノの悪のアベンジャーズの、サンダーボルツはロス将軍率いるヴィランをメインとしたチーム。
ヴァルはチームを率いる、アベンジャーズでいうところのニック・フューリー。
そして "ニセ" ブラック・ウィドウが今作のエレーナですね。(正確に言うとニセモノではないけど)
ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』ではキャプテン・アメリカのスーツを黒くしただけのUSエージェントという "ニセ" キャップがすでにヴァルと合流済み。
さらにドラマ『ワンダヴィジョン』にはヴィジョンの遺体から誕生したホワイトヴィジョンも登場しています。
すでに4人も "ニセモノ" アベンジャーズが登場しているわけです。
今後、MCUがどのように展開していき、ポストサノスが誰になるのかはまだ不明ですが、ダークアベンジャーズのような存在が登場するの可能性は大ですね。
面白いのはエレーナもUSエージェントもホワイトヴィジョンも悪者ではないってこと。
エレーナは洗脳から解け、USエージェントも超人血清で暴走しただけで正気を取り戻しました。ホワイトヴィジョンに関してはそもそも機械(シンセゾイド)なので。
ヴァルがヴィランだとしてもエレーナたちは善人なので、本当にアベンジャーズvsダークアベンジャーズが実現するのか、それともヤングアベンジャーズのような二軍チームとして登場するのか。
今後のマーベルシネマティックユニバースがどうなっていくのか気になる。
最後に
ぶっちゃけ最近MCU熱がめっちゃ冷めてたんだよね。
ディズニープラスには初日から入ってるし、なんなら前身のディズニーデラックスも初日から入ってるので、MCUドラマはちゃんと見てます。AOSもNetflix系もランナウェイズもマジで全部。
でもTVシリーズじゃなくてMCUの醍醐味は映画だと思います。なんていうか「映画のスピンオフ感」が拭えないんですよね。…実際そうだけど。
TVシリーズとしては段違いにハイクオリティですごいんだけど、やっぱり映画と比べると物足りなさがすごい。
『ロキ』に至っては毎週配信日に見てないし、感想も書いてないし。
でも『ブラック・ウィドウ』を気にまた再熱していきそうな予感です!
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