どもどもでょおです。皆さんネジやボルトってこだわってますか?
細かい部分ですがネジ、ボルトの頭にもそれぞれイメージがあります。
カスタムするバイクのイメージにあった物をチョイスすることでより完成度の高いカスタムバイクに仕上がります。
ボルトに使用される素材
アルミ
バイクのパーツにはアルミが使用されている部分が非常に多いです。
放熱性に優れるためエンジン周りのボルト、ネジ類はほとんどがアルミです。
そんな馴染みのあるアルミネジですがこの中でもいくつか分類が可能です。
通常のアルミボルト
エンジンに使用されているアルミのネジは化粧加工が施されていないので輝きもなく「グレー」色というのが適切かと思います。
特に鏡面加工などを施さない旧車のようなイメージに合わせるとぴったりです。
鏡面仕上げのアルミボルト
アルミは加工がしやすく反射率が非常に高いので簡単に研磨して鏡面仕上げにすることが出来ます。
また色も非常に軽やかで上品な輝きがあります。
特に目立つパーツなどは鏡面仕上げにすることでゴージャスな印象を与えることが出来ます。
チョッパーで言えばニュースクールチョッパーのようなゴージャスさが売りのカスタムバイクにぴったりです。
アルマイト加工を施したアルミ

JPモトマート DURA-BOLT(デュラボルト) M6ボタンボルト 2本セット M6(20mm) DBFB620 ゴールド
アルミはアルマイトという加工を施すことが可能です。アルミ表面に皮膜を作るものになるので通常のアルミよりと違い酸化せず、摩耗性も向上するということでバイクパーツのみならず様々な商品に利用されています。
そのアルマイト皮膜に色を付けた物がカラーアルマイトになります。
カラーリングが豊富ですので簡単にドレスアップしたい方におすすめです。
ただし、簡単にドレスアップできる分「いかにも簡単にドレスアップした」感が強く、上手に使うのは非常に難しいです。
ステンレスボルト
アフターパーツでアルミの次に使用されやすいボルトの素材だと思います。全然錆びないのが特徴でカスタムバイクユーザーのみならずメンテナンス性も優れているので非常に人気です。
ただしアルミほど白っぽくなく、質感も上品ではなくタフな印象があります。
ですのでゴージャスさが売りのカスタムバイクであればステンレスボルトよりもアルミボルトをおすすめします。あとステンレスボルトはかじりが発生するので使用する場所には注意してください。
ユニクロメッキ
メッキはメッキでもゴージャスなクロームメッキではなくあの安っぽい青みがかったメッキです。
安っぽいので昭和レトロな感じでは合うかもしれませんね。カブやモンキーなどの小排気量のチープ感演出には使えそうです。
真鍮(ブラス)

イージーライダース(EASY RIDERS) 真鍮マイナスボルトSET [M6x20] X1545
ほかに金色の金属って金くらいしか知らないですよね。美しくて上品なアンティーク調なイメージにぴったりですね。当然バイクのカスタムパーツにも非常に人気です。ただし柔らかく強度が低く、比較的入手が難しいのが難点です。
ボルトの頭の種類を選ぶ
ボルト、ネジの頭、種類を見ていきましょう。
六角ボルト
一番、オーソドックスなボルトの頭ですね。似合うも似合わないもこれがないと困ります。
キャップボルト
多分これが定番じゃないでしょうか。舐めにくく、入手しやすく、かっこいい。
ステンレスキャップボルトはホームセンターでも入手しやすいですよね。(写真はユニクロメッキ)
いかにも工業製品で工場でビルドされたハードな印象が良いですね。フジツボと併用されることが多いですが個人的にはステンレスキャップ×アルミフジツボというチグハグ感が気に入りません。
普通に使うと出っ張り感があるのも難点です。

M6サイズボルト&フジツボSET/6個セット/レッド/カウル、フェンダー、ナンバー、EG周り、内装、GTウイングの取り付け等に。カスタム・ドレスアップ
テーパーキャップボルト

64チタンボルト テーパーキャップ M5 × 20mm P0.8 4本セット 焼き色有り Ti - 6Al - 4V Titanium
おそらく一番人気のあるキャップボルトですね。自分でテーパー加工しているひともいますしね。
バイク用品を扱ってる店などでしか販売していないので高級品なイメージがあります。カスタム車両にぴったりでしっかりお金かけてカスタムしてますよ感が出ます。
なべキャップボルト
テーパーキャップボルトのバージョン違いな感じ。見かけも圧倒的に美しく機能的なのでおすすめです。
うん、かっこいい。キャップボルトは3種類とも機能的で高級なイメージです。細かい部分までカスタムしたい方はキャップボルトの使用を推奨します。
3種類の使い分けってのが一番大切だと思います。
皿キャップボルト
干渉を防ぐのに便利ですが干渉するようなところは基本見えないので皿キャップボルトより皿ネジが使用されるイメージがあります。
なべネジ
プラスネジでもっとも一般的な形状のネジです。
皿ネジ
皿キャップボルトと同じく干渉を避けるのに便利です。
トラスネジ
なべネジよりも頭が低いネジです。プラスネジの中では一番かっこいい気がします。使用頻度は低めですがカスタムに利用しても問題ない形状ですね
マイナスネジ

イージーライダース(EASY RIDERS) 真鍮マイナスボルトSET [M6x20] X1545
やはりクラシックカスタムやビンテージ系のバイクにはマイナスネジが圧倒的に似合いますね。ぐっと本物感がでます。
舐めやすさ故、今はほとんど使用されないです。ただし、ステンレスのマイナスネジは舐め対策がとられているという点からビンテージ、クラシックな印象はあまり感じないですね。ステンレスのマイナス皿ネジなんかは時計に使用されているイメージもあることから上品な印象さえあります。
ホームセンターでもほとんど手に入りません。でょおの場合30kmもあるホームセンターまで行かないと見つけられませんでした。(しかもインチサイズのユニクロメッキ)
終わり
やはり機能的であればあるほど(舐めにくさ、頭のサイズなど)現代的で高級なイメージがあり、不便で使い勝手が悪いほどビンテージな印象がありますね。
ネジ、ボルトの頭形状、素材からあなたのバイクにぴったりの物をえらびましょう。
ただしどれも適材適所がありますので使用時はご注意ください。