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三輪バイク【トライクのメリット・デメリット】乗りやすい?乗りにくい?ダサい?かっこいい?

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【トライクのメリット・デメリット】乗りやすい?乗りにくい?ダサい?かっこいい?

どうもでょお(@dyoblog_)です。

今年はバイクどころか原付にも乗らずに1年終わっちゃいそうです。こんな時期だから仕事も忙しくて大変ってのもあるんですよね…。

さてさて今日はバイクの親戚(?)トライクについてお話ししていこうかと思います。

ご存知の方も多いと思いますがいわゆる三輪バイクのことをトライクと呼びます。今日はこのトライクってどんなものなのか、メリットとデメリット含め徹底的にご紹介いたします。

 

【トライクとは】車両法ではサイドカー、道交法ではクルマ

トライクはバイクっぽいですが、区分的には結構ややこしい乗り物です。

道路運送車両法ではいわゆるサイドカー、つまり「側車付軽二輪」扱い。だけど道路交通法ではクルマ、つまり「自動車」扱いです。

なのでバイクとクルマの良いとこどり、逆に言うとバイクとクルマの利点殺しの乗り物がトライクって感じです。

以下、詳しくメリットについて解説します。

トライクバイクのメリット

トライクバイク(便宜上バイクを付けますね)のメリットをざっとまとめるとこんな感じ。

  • 見た目がカッコいい
  • 転びにくく乗りやすい
  • ノーヘルでOK
  • クルマより維持費が安い
  • バイク用駐輪場に止めなくて良い

1個ずつじっくり解説するのでついてきてくださいな。

見た目がかっこいい

 
 
 
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まずトライクの見た目ですよ。

どっしりとした重量感、迫力は普通の二輪バイクには到底かないません。大型のハーレーのトライクとかもはや兵器みたいだもんね。マジで化け物みたいな乗り物。

この見た目が大好きならトライク以外の選択肢はまずありえないですね。

昔は通常の二輪バイクを三輪に改造しただけのトライクが多かったですが、今ではカンナムスパイダーみたいなスゲーのもたくさんありますよねー。

近所のコンビニにいつもカンナムスパイダー停まってるからよく見てる。

f:id:dyoblog:20201202001247j:plain

画像はカンナムライカ―

出典:3輪モーターサイクル | Can-Am Spyder Japan

【安全運転】転びにくく乗りやすい

二輪のバイクと違って転ぶ可能性が大幅に減っています。単純に考えても立ちゴケしないしね。

直進安定性が高いくリアタイヤも2本存在するので、二輪に比べると滑ったりスタックしたりしにくくなります。

 

アメリカではバイクに乗りたくても乗れない小人症の人のために、トライクをカスタムすることもよくあるみたいですね。

バイクだと足付かないとまず乗れませんが、トライクなら手操作に改造すれば乗れますもんね。

【髪型気にしない】ノーヘルでOK

道路交通法ではトライクはクルマ扱い。普通自動車やサイズによってはミニカーとして扱われます。

なのでヘルメットを着用する義務がない。つまりノーヘルでOKな訳よ。

たまにあのバイクノーヘルやんけ。ガラ悪いのぉみたいなこと言うおっさんがいますが、ノーヘルで全然問題なしです。(法的には)

 

だから千葉ットマンも採用。

 
 
 
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千葉ットマンって知りません?数年前話題になった千葉でバットマンのコスプレして街を疾走してる人のこと。

彼がバットポッドっぽいバイクに乗ってるんですが、これもトライクなのでヘルメットが不要、つまりバットマンのコスプレで運転しても法的に問題がないんですよね。

【クルマ扱いだから】バイクの免許がいらない

道路交通法的には自動車扱いなのでバイクの免許(普通自動二輪)が不要です。

もしバイク乗ってみたいけどバイクの免許持ってないって人がいれば、トライクを選択することで免許費用と免許取得にかかる時間が省けるので良いですね。

【道交法ではクルマ扱い】駐車場においてOK

何度も言ってるけどクルマ扱いだから、自動車用の駐車場においてもOKです。

バイク好きでも気軽にバイクが乗れない理由ってバイクの駐輪場が少ないってことも実は理由の一つだったりするんですよね。

ところがトライクはクルマ扱いだから自動車用の駐車場にも気軽において全然問題ありません。

とはいえ一般人にとっては「三輪バイク」だと思ってるので、バイクが車の所に止めんなや!って難癖付ける人もいるかも…。

【車両法ではサイドカー扱い】維持費が安い

道交法ではクルマ扱いだけど道路運送車両法では「側車付軽二輪」に扱われるんですよね。

つまり維持費に関しては基本的にバイクの考え方が適用されます。

保険まわりはバイク扱いですし、250cc未満のものに関しては車検も不要です。

もちろん税金もバイクのものが適用されるので、基本的にクルマよりは維持費が安くなります。

トライクバイクのデメリット

 
 
 
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ではここからは逆にトライクのデメリットについてご紹介。ざっとまとめるとこんな感じかと。

  • 見た目がダサい
  • 運転がつまらない
  • 曲がらない
  • 乗りにくい、運転が難しい
  • 自動車の免許が必要
  • バイクよりも遅い

詳しく深堀していきます。

トライクの見た目がダサい

見た目やデザインに関してはもはや好みなんですが、トライクがかっこいいって人もいれば逆にダサいって人もいます。

どっしりとした見た目は逆に言うと軽快なデザインじゃないってこと。

二輪の俊敏で軽快なデザインを好む人の目にはトライクはダサいとしか映らないかもですね。重苦しいですし、鈍足っぽいですし、とても速そうには見えませんからね。

【機動性が悪い】運転がつまらない

基本的にバイクよりも車幅が増えるので、機動性が悪いです。

いわゆるすり抜けは難しいでしょうね。

別にすり抜けに限らず、バイクのような小回りの利く運転はあまり向きません。といってもクルマよりは断然良いけど。

ジムカーナーのようにコーナリングを楽しみたい人にとっては運転が退屈でつまらないものに感じるかもしれません。

【バイクより曲がらない】乗りにくいし、運転が難しい

バイク最大のメリットは機動性です。

トライクは間違いなくバイクより曲がりません。

クルマとは比較にならない最小回転数ですし、体重移動でパタパターと曲がってくれるのがバイクの一番のメリットです。

 

ところがトライクはタイヤが三輪なのでそれが出来ません。

体重移動で曲がることが出来ずハンドルを切って曲がることになります。

内輪差があるので無理にハンドル切ると転びますよね。中にはデフすら付いてないトライクキットもあるみたいなので、こんなの運転したら恐怖で泣きそうw

とはいえデフありでもLSDがついてないとコーナーで危険なのはちょっと考えれば分かります。コーナーでは二輪以上に危険なこともあるでしょうね。

 

バイクの運転に慣れている人にとって、トライクは運転しにくいし乗りにくい乗り物だと思います。 

クルマの免許が必要

トライクはバイクの免許がなくても乗れますが、逆に言うと自動車免許がないと運転できません。

二輪の免許は16歳から取得できるけど、自動車の免許は18歳ですから若い人だとトライクに乗るのに余計時間がかかりますね。

【重量増加】バイクよりも遅い

言うまでもなくトライクはバイクよりも重いです。タイヤをはじめとするパーツ点数が増えるので重量が増加してバイクよりも速度が落ちます。

タイヤとホイールだけでも10kgぐらい増えますもん。測ったことないけど…。

基本的に最高速度も加速性能も劣ると思います。

駆動輪の路面グリップが増すので場合によっては初速は勝るって場合もあり得なくないかもですが…。ないだろうね。

【結論】トライクはバイクとクルマの中間だと思えばよし

 
 
 
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トライクはタイヤの数もそうだけどちょうどバイクと車の中間って感じ。

バイクのメリットとクルマのメリットを掛け合わしてる半面、バイクとクルマのメリットを殺し合ってます。

トライクに乗るぐらいならバイクに乗る人、トライクに乗るぐらいならクルマに乗る人ってのがほとんどかと思います。

なのでトライクがピッタリ合う人ってかなり少数派だと思います。逆に言うとトライクしかダメな人も少数ながらいるはず。

とはいえ迫力満点のトライクは一度でいいから所有してみたいですねー。

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