出典:2019 LiveWire™ Electric Motorbike | Harley-Davidson Japan
どうもでょおです。
最近のモーターサイクルのトレンド事情の一つとして電気で動く電動バイクがありますね。車のEV車もそうですが時代はエコなのでガソリン車は今後ますますなくなっていくと思われます。
以前は
「FI車なんて認めねぇ!」って人がたくさんいましたが、今は
「電動バイクなんて認めねぇ!」って人が多そうですね。
かくいう私もガソリン車を愛していますが、やっぱり電動バイクって気になるんですよね。せめて試乗ぐらいしてみたい。
で、ここで気になるのが電動バイクの「二輪免許区分」。電動バイクは当然電気が動力源なので、つまりエンジンレスバイクになるわけです。つまり排気量で区分けされる免許制度は当てはまらない。
そこで今回は、
- 電動バイクに二輪免許は必要なのか
- 二輪免許の排気量制度はどう区分されるのか
について調べてきたのでご紹介します。
- 電動バイクは排気量ではなくモーターの出力で分けてる
- 50cc( 原付 ) ≒ 0.6kw以下
- 125cc( 小型 ) ≒ 1.0kw以下
- 125cc以上( 中型・大型 ) ≒ 1.0kw以上
- 多分いずれ法改正される
- 最後に
電動バイクは排気量ではなくモーターの出力で分けてる
電動バイクは排気量ゼロです。なので排気量ではなくモーター(エンジンではない)の出力で区分するようです。
こう考えると普通のガソリンで走るバイクも出力で区分した方が安全な気がしますね。売買する側としては面白くないんでしょうけど。
50cc( 原付 ) ≒ 0.6kw以下
出典:カラー&スタイリング:E-Vino - バイク・スクーター | ヤマハ発動機株式会社
0.6kw以下の小型電動バイクは原付一種と同じぐらいの扱いです。0.6kw以下の電動バイクであれば原付免許を持っていれば運転できます。自動車の免許持ってても運転できますね。
現在は原付の代表格ビーノがEV化されたEビーノなどがありますね。一昔前にはヤマハからEC02ってのがありまして、町でも見かけましたが最近は見ないですね。
出典:ヤマハ(YAMAHA) EC-02のカタログ・諸元表・スペック情報-バイクのことならバイクブロス
125cc( 小型 ) ≒ 1.0kw以下
0.6kw以上1.0kw未満の電動バイクは、バイクで言うところの125cc。小型免許で運転できる原付二種、ピンクナンバーのバイクです。
1.0kwの出力にいったいどの程度のパワーがあるのかはわかりませんが、町乗り最強クラスの原付二種の電動バイク、売れる気がしますねー。
原付二種のメリットは小回りが利いてスピードもあり、税金なども安いってところがメリットです。それに加えて、ガソリン不要、レスポンスアップとくれば通勤用にピッタリ電動バイクですね。
通勤のみの短距離であればバッテリー持ちの心配も必要ないかもしれません。多分。(無責任)
2018年にはホンダの人気原付二種スクーター、PCXのEV版「PCXエレクトリック」が登場したことも話題になりましたね。
出典:Honda | 電動二輪車「PCX ELECTRIC」のリース販売を開始
125cc以上( 中型・大型 ) ≒ 1.0kw以上
そして驚きなのはここ。二輪免許の法律上、1.0kw以上の出力を持った電動バイクは中型免許があれば運転できるとのこと。
どういうことかわかります?つまり、
「中免 (死語) あれば全部の電動バイクに乗れる。」
ってことです。つまり大型免許がなくてもハーレーのLiveWire (ライブワイヤー) を運転することが出来ます。16歳でもハーレーが乗れるってことですな。わお。
つってもライブワイヤー300万円以上するけどな。
出典:2019 LiveWire™ Electric Motorbike | Harley-Davidson Japan
多分いずれ法改正される
電動バイクは電気で走るためレスポンスが非常に良く、エンジンと比べてモーターの構造は単純で、今後さらに普及していくと思われます。当然、リッターSSクラスの電動バイクもどんどん普及していくでしょう。
そんな中で、リッターSSクラスの性能を持った電動バイクを普通自動二輪免許で運転するのは誰がどう考えても危険。
いずれはこの辺りの区分も法改正によって変更されていくと思われますね。
ただ個人的に気になるのは、現在免許所有者はどうなるのかってところです。むかーし昔、私のおじいちゃんの時代は車の免許を持っていれば全部のバイクが運転できました。その後、二輪免許の法律が整備されたので、法改正前に免許を持っていた人は「大型二輪免許」所持者扱いでした。
普通二輪免許で大きな電動バイクを所持している人は法改正後どうなるのでしょうか。
最後に
いかがだったでしょうか。今後さらに普及していくであろう電動バイク。いずれはハイパワーな電動バイクにも乗ってみたいですね。
ではまた。