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ネタバレ解説感想【セレニティー平穏の海】ファッ!?なんやこの展開Netflix

『セレニティー:平穏の海』のポスター

出典:セレニティー: 平穏の海 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

どうもでょおです。

先日(配信日:3月8日)Netflixで配信が始まったオリジナル映画『セレニティー:平穏の海』を視聴しました。

マシュー・マコノヒーとアン・ハサウェイが主演のサスペンス、どんでん返しものなので期待していたのですが、残念でした。というか突飛などんでん返しに呆気にとられた。

これぐらい突飛な展開しても納得できるのってシャマランぐらい。他の人がやると「なんでそうなんねん」とツッコみたくなる。

はい、今日はそんな『セレニティー:平穏の海』の感想、解説記事をネタバレありでお届けいたします。この映画はどんでん返しものなので未視聴の方はご注意ください。

オチがわかりにくいと感じた方もいると思うので解説も入れましたよ。

ではどうぞ。

 

映画『セレニティー:平穏の海』のあらすじ

過去を捨て海釣り船の船長をしている男が、突然現れた元妻に、暴力を振るう現夫を殺してほしいと頼まれる。この依頼、受けるべきか断るべきか...。

出典:セレニティー: 平穏の海 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

あらすじに書いてあるあらすじはすごく単純。島で暮らす主人公の元に元妻が現れて、現夫にDVされてるからサメの餌にしてくれって頼まれる話。 

この内容に騙されて見たって人も多いかと思います。実際はマイケル・ダグラスの『ゲーム』みたいに斜め上の展開が待っています。

映画『セレニティー:平穏の海』の登場人物・キャスト

映画の出来に対してキャスティングはしっかり豪華です。この映画の重要なテーマは父と子の絆なのでその部分に共感して子のキャスティングが実現したんじゃないかなと勝手に思ってる。

ベイカー・ディル(マシュー・マコノヒー)

『セレニティー:平穏の海』マシュー・マコノヒー演じるベイカー・ディル

出典:『セレニティー: 平穏の海』予告編 - Netflix [HD] - YouTube

過去に色々あってプリマス島という島で名前を変えて暮らしてるベイカー・ディル。本名はジョン。

船で釣った魚を売ったり観光客を釣りに連れて生活をしています。「ジャスティス」と命名した巨大マグロを釣ることに取り憑かれていました。そこへ元妻がやってきて「私と息子のために現夫を殺してくれ」と言われ息子のために頭を悩まします。

そんなジョンを演じるのはマシュー・マコノヒー。元々アイドル俳優的な属性だったんですが、ちょっと歳とってからは演技派俳優として活躍している名優です。

『インターステラー』で主演をしていましたが、SF映画なのにマシュー・マコノヒー見て泣いちゃったもんね。この映画『セレニティー:平穏の海』の救いは間違いなくマシュー・マコノヒーでしょう。彼じゃなきゃ映画は成立しないぐらい。アンハサウェイはどっちでもいい、きらいやし。

そういや『インターステラ―』と同じ主演二人になってますね。良い父親役なのも同じ。

カレン(アン・ハサウェイ)

『セレニティー:平穏の海』アン・ハサウェイ演じるカレン

出典:『セレニティー: 平穏の海』予告編 - Netflix [HD] - YouTube

元夫を振り回すカレン役にはアン・ハサウェイ。どんでん返しのためなのか、ミステリアスな悪女っぽい雰囲気を醸し出しております。

元夫ベイカー、本名ジョンが戦争に行っている間に現夫フランクの元へ息子を連れて鞍替え。フランクは汚れた金で超リッチだけどDV夫だからジョンに殺してほしいと依頼しにやってきます。

黒髪のイメージが強いから金髪にすると違和感すごいな。髪の根元黒くて、眉毛も真っ黒だからものすっごいケバいですね。このセクシーなホクロは後付のメイクっぽい。

こういう悪女っぽいキャラクターも卒なくこなすのはさすがです。

コンスタンス(ダイアン・レイン)

『セレニティー:平穏の海』ダイアン・レイン演じるコンスタンス

出典:『セレニティー: 平穏の海』予告編 - Netflix [HD] - YouTube

一番無駄遣いされた感じのダイアン・レイン。説明不要の女優ですね。最近は何に出てたかな。

ディルはお金に困った時は彼女と寝て金をせびります。

フランク(ジェイソン・クラーク)

『セレニティー:平穏の海』ジェイソン・クラーク演じるフランク

出典:『セレニティー: 平穏の海』予告編 - Netflix [HD] - YouTube

カレンに暴力を振るい、カレンの連れ子でディルの息子に暴力を振るう悪い奴。裏社会の人間で超リッチ。プリマス島には休暇で釣りに来ました。というかカレンが来させた。

ジェイソン・クラークは本当に悪い役が似合いますよね。むしろ良い人の役やったことあったっけ?そういや猿の惑星は良い人だったな。

とにかく悪い人ばっかり演じてます。

デューク(ジャイモン・フンスー)

『セレニティー:平穏の海』ジャイモン・フンスー演じるデューク

出典:『セレニティー: 平穏の海』予告編 - Netflix [HD] - YouTube

ディルの船の船員。少し前に妻を失い、娘の子供のためにお金が必要なデューク。ディルは厄介ごとに巻き込まないために彼を突き放しますが、ディルのよき理解者。

そんなデュークを名優ジャイモン・フンスーが好演しました。

レイド・ミラー(ジェレミー・ストロング)

『セレニティー:平穏の海』ジェレミー・ストロング演じるレイド・ミラー

出典:『セレニティー: 平穏の海』予告編 - Netflix [HD] - YouTube

ディルに付きまとう釣り具メーカーの営業。重要なカギを握る人物で、謎の多いレイド・ミラー役を『モーリーズ・ゲーム』や『マネー・ショート 華麗なる大逆転』などに登場した性格俳優ジェレミー・ストロングが演じます。

 

映画『セレニティー:平穏の海』の感想・解説

は?どういうこと?と思った方のためにとりあえず解説の方から進めていきたいと思います。

『セレニティー:平穏の海』どんでん返しの解説

ベイカー・ディルがこれまで生きてきたプリマス島はビデオゲームの中の仮想世界でした。島の外の世界が存在しないのはゲーム内に島の外が存在しないから。

信号無視することが出来なかったり、島の人間がみんなお互いのことをすべて知っていることなどもビデオゲームだと言う裏付けです。

つまりベイカーはゲームの主人公です。そしてビデオこのゲームを作ったのが、暗い部屋の中で一人虐待を受けていたパトリック少年です。

パトリック少年は父親のジョンを戦争で失くし、その穴を埋めるためにゲームの主人公に父親の名前「ジョン」を付けました。

パトリックの作ったゲームは元々は大マグロ「ジャスティス」を釣るのが目的でした。これは父ジョンとの釣りの思い出を反映したものです。

途中、ディルが「戦争もシューティングゲームだった」と言うシーンがあります。実際にそうだったのかは不明ですが、戦争で父を失ったパトリックがゲームの中では戦死しないジョンを生み出した可能性は大いにあり得ます。

その戦争ゲームをクリアした後ゲームを作り替え、プリマス島の釣りゲームを作ったものと思われます。

途中からゲームの目的が「釣り」から「殺人」に変わります。理由はゲームの製作者パトリックが現実世界で義父のフランクから虐待を受けているからです。

ビデオゲームの中にフランクを登場させ、父に殺してほしいと思う訳です。つまり義父の虐待から実の父親に助けてほしい、それをゲームの中で実現したかったのです。ゲームの製作者パトリックにとってゲームの中のディルは父親で、ゲームの中のディルにとって製作者のパトリックは息子でした。

ゲームの中でディルがフランクを殺すことで、パトリックはディルから勇気をもらい現実世界でフランクを殺すことができました。ゲームの中の父親が現実世界の息子を救ったのです。

ディルがジョンの記憶を持っていたのかどうか、自我があったのかどうかまでは不明ですが、ジョンのすべてを反映させたキャラクターなのでパトリックにとってはディルが父ジョンだったわけです。カレンがジョンのことをずっと愛してたと言ったのも現実世界のカレンを反映していたからです。

レイド・ミラーはなんだったのか

おそらくただのモブキャラです。元々は釣りゲームに登場するキャラクターでディルがジャスティスを釣るのを手助けする道具を販売するキャラクターでした。

ところがレイド・ミラーはこの世界がゲームの中の世界だということを知っており、ゲームの内容が「釣り」から「殺人」に変わったことに気がつきます。

殺人のゲームに釣りを手助けするキャラクターは必要ないので、ゆくゆくはゲーム内から削除されるものと思われます。そのために彼はディルの殺人を止めようと一生懸命レアな道具をタダで渡そうとしていた訳です。

他のキャラクターたちがゲームの世界だということに気がついていたとは思えませんが、彼らもまた釣りゲームを続行するためにディルを手助けしていました。

『セレニティー:平穏の海』の感想

Netflixオリジナルドラマは良いんだけど、やっぱり映画はハズレが多いよねー、と思ってたんですがどうやら本作は本国では劇場公開された映画だったようです。

ただストーリー自体は良い話で感動的です。名優たちが熱演し、特にジョンを演じたマシュー・マコノヒーがすっげー良い。『インターステラー』の時も思ったけど良い父親させると本当にヤバい。

なのになぜこうもハズレ映画感があるのかというと、突飛すぎる展開にあると思います。ストーリー後半で突如、プリマス島はビデオゲームの中にある仮想世界であると発覚して一気に興ざめ。もっと現実的なサスペンス映画だと思っていた視聴者を完全に置き去りにしてストーリーが展開します。

素直に初めからビデオゲームの世界だと視聴者にわからせてヒューマンドラマにした方が良かったんじゃない?

そんでこのどんでん返しが映画のオチじゃないんですよね。ラストではなく後半の早い段階でどんでん返しするから、置き去りにされ肩透かしくらったまま話がどんどん進んでいくんですよ。

どんでん返しのタイミングだけでいうと『ミッション:8ミニッツ』と同じ感じ。でも『ミッション:8ミニッツ』にはオチにもう一回どんでん返しがありますが『セレニティー:平穏の海』の方はないですね。

たださっきも言った通り、ストーリー自体はかなり感動的。すっげー皮肉めいてる気もしますが。

最終的にパトリックは父を完コピしたゲームの主人公ディルに影響され、勇気をもらい自分と母をDV義父から救います。正当防衛も認められそうでした。

でもパトリックは義父フランクと対決し、義父を乗り越えたけど、父の死はまだ乗り越えられていない。

つまりパトリックは釈放され、義父の虐待がない平和な生活を取り戻すことが出来ても、父の面影をゲームの中に探し続けるということです。ゲームをやめたり、破壊したりせずに作り替えたことはそれを示唆してることになります。

私個人的にはディルが父親としてパトリックに「父の死を乗り越えろ」と勇気づけてあげる方がよかったんじゃないかと。最後の電話とか伝えるタイミングいっぱいあったと思います。

ディルは人間のようですがゲームのキャラクターです。ゲームのキャラクターだけが好きなパトリックは健全とは言えません。いずれヒキニートになるかもしれません。そうならないようにゲーム内のディルが後押しした方が良かったのになーと思います。

最後に

いかがだったでしょうか。通常のサスペンス映画だと思ってたらとんでもないオチを放り込んできてびっくりしましたね。でも中にはこの映画好きだと思う人いると思う。

これが好きだったらアン・ハサウェイ主演の『パッセンジャーズ』も好きだと思いますよ。(スターロードとジェンの宇宙船映画ではない)

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