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【完全版】なめたネジの14つの外し方「絶対に外してやる!」ネジがなめる原因と対策

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【完全版】なめたネジの14つの外し方 とネジがなめる原因

どうもでょおです。バイクの整備メンテナンスやカスタムをしている時、ネジがなめたことはありませんか?

私はもちろん経験があります。固くて外せないネジを無理矢理外そうとしてガリッと。ここで一旦落ち着けばいいのに何故かムキになって無理して修復不能に…

今回はそんなネジ山がなめた場合の対処法(外し方)やその原因、理由。今後どうすればなめる事がなくなるのかなどをご紹介します。

完全版と題してたくさんの方法を紹介しますので下記の目次を利用すると目的別に使いやすいですよ。ではどうぞ。

 

なめたネジを外す【共通方法】まずはこれから!

まずはどのネジにも適応するなめたネジの外し方を紹介します。

ネジを叩く

【完全版】なめたネジの14つの外し方 とネジがなめる原因

まずは初歩的な方法から試していってみましょう。

貫通ドライバー(柄の先端が金属になっているヤツ)をネジにまっすぐ当てて柄をハンマーで叩きます。結構な力でがっつんがっつん叩くのでハンマーはプラハンがおすすめです。

ちなみに通常の貫通ドライバーではないドライバーでやるとドライバーが痛んだり、衝撃が吸収されるのであまり意味が無いと思います。

※画像はいい感じのヤツなかったから貫通ドライバーじゃありません

潤滑油を吹く

ネジが固くて回せない時はネジ山が固着しているということがあります。潤滑油を吹くことで固いネジが回しやすくなり外すことが出来ます。

ただし潤滑油が浸透するのには時間がかかります。私は1日放置する場合がほとんどです。ネジ穴、ネジ頭自体には潤滑油を吹かないようにしてください。ネジ山つまりネジの隙間を狙って潤滑油を浸透させます。

 

輪ゴムを挟む

【完全版】なめたネジの14つの外し方 とネジがなめる原因

幅広で平べったい輪ゴムありますよね。あれをドライバーとネジ頭の間に挟んで回すだけです。少々硬いネジも外しやすくなります。

輪ゴムならどの家庭でもきっと置いてると思うので一度お試しください。

プライヤーで回す

ペンチやラジオペンチでネジの頭を挟んで回して外す方法です。ラジオペンチよりもプライヤーが効果的です。はさみの根元にスペースがあるのでプライヤーのほうが挟むときに力が掛けやすいからです。

ただしこの方法は皿ネジには使用できませんね。

マイナスネジを掘る

プラスのネジ穴が潰れてしまった場合、金ノコや金やすりでマイナスのネジ穴を掘る方法もあります。プラスネジと違いマイナスはなめにくいので外しやすいです。

この方法の応用で両側を平行に削り、ボルトの頭のようにしてモンキーレンチで外す方法もあります。マイナスネジよりもさらに外れやすくなります。こちらの方法も皿ネジには使用できませんね。

ネジを炙る

ネジをトーチランプなどで炙る方法もあります。

固着して固くて回せないネジを外すのにおすすめの方法ですが当然、ネジやその回りを焦がすので私はほとんどやりません。

接着剤

ネジとドライバーを接着剤で固定して外す方法です。ごめんなさい。やったことないので効果はわかりません。

破壊する

最終手段ですがネジ頭を破壊してしまう方法もあります。

ドリルを使いネジに対して垂直に穴を開けます。ネジの中が空洞になるためかそれだけでネジが緩む場合があります。それでだめな場合はベビーサンダーやグラインダーで頭を丸ごと取っ払ってしまえばOKです。

専用工具を使う

【完全版】なめたネジの14つの外し方 とネジがなめる原因

とはいえできればダメージ少なく外したいですよね。

そんな時はやっぱり専用工具を使うのが的確で素早いのでおすすめです。

摩擦増強液

ネジ穴の摩擦を強くしてネジを外しやすくする液体です。ネジ山がまだある程度残っている場合であれば使用可能です。お手軽に利用できるため一つストックしておいてもいいかもしれません

 

ネジザウルス

先ほど紹介したプライヤーの一種でなめたネジを外す専用のプライヤー、ペンチが存在します。その代名詞がネジザウルス。通常のペンチと違い先端にもギザギザが付いているのでつまんで回して外す事が出来ます。

ただし掴むことが出来ない皿ネジやボタンネジには使用できません。

 

なめたネジはずしビット

なめたネジをはずすための電動ドライバー専用ビットです。かなりの高確率でなめたネジが外せるので私のおすすめです。

仕組みとしては潰れたネジ山に逆ネジを切って逆回しで外す仕組みになっています。

 

バイスプライヤー

通常のプライヤーと違いロックできるでなめた大きめのナット等を外すときに重宝するバイスプライヤー。というよりなめた大きめのナットの場合バイスプライヤー一択です。

 

それからアンギラと呼ばれるウォーターポンププライヤーも大きなナットが外しやすくておすすめです。

 

ナットツイスター

なめてしまったナットを外す専用の工具です。ギッザギッザのソケットがナットに食いついて外せる仕組みです。サイズさえ合っていればナット以外にも使えると思います。

 

ネジがなめる原因

ネジが外せたら次はネジをなめさせない方法を知っておきましょう。そうすれば今後同じような失敗をしなくて済みます。

プラスネジ系

プラスネジってああ見えても実はサイズが複数あるんです。ネジによって先端の三角の大きさが違います。

間違ったプラスドライバーを使用すると間違いなくなめます。逆にこれだけでプラスネジがなめる確率は大きく下がります。

また力の掛け方ですが押し付ける力が7割り、回す力が3割りと言われています。回す事ばかりに力を入れるとなめてしまう原因になります。

六角ネジ

六角ネジがなめる理由はネジが悪い、または工具が悪いのどちらかです。六角ネジと六角棒レンチの隙間が大きすぎてなめます。

ナット・ボルト

六角ネジと同じ理由でボルト・ナット自体の品質が悪いか工具が悪いかのいずれかです。

サイズが変更できて一件便利なモンキーレンチなんか使うとダメです絶対。どうしても使うならモンキーレンチにも向きがあるので向きに注意して使用してください。負荷がかかる回転方向がアゴ側です。

メガネレンチやソケットレンチは12角と6角があります。12角のほうが使いやすいですが6角のほうがより力を効率的に伝える事ができ、なめにくいです。

二度とネジをなめさせない方法

まずはしっかりとした工具を使用する事。これが絶対です。

サイズ違いのドライバーやモンキーレンチを使用しない事やメガネレンチ、ソケットレンチはできるだけ6角を使用することはもちろん、精度の高い工具を使用する事をおすすめします。

プラスネジを外す時は回す力は3割り、押さえる力が7割りと言われています。外すことよりもなめないことに力を入れると結果的に外せてなめないことにつながります。

また固くて外せない場合はなめる前に確実に外せる工具を使って外すことをおすすめします。エンジン内部に使われているネジはネジロック剤も使用されていて非常に硬いです。そんなときはインパクトドライバー(ショックドライバー)を使えばなめる事無く確実に外す事が出来ます。

今回はなめたネジの外し方を色々紹介しました。ネジがなめて外せないとお困りの方は是非参考にしてみてください。ではまた。

 

 

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