出典：https://www.netflix.com/jp/title/80994082
どうもでょお(@dyoblog_)です。最近寒すぎません？
寒さのあまり風呂場の水道が壊れてチョロチョロ出っ放しになっちゃった。跳ね返った水で風呂場のあちこちにつららが…。
さて、寒いとみんな引きこもりがちになりますが、引きこもりの強い味方といえばNetflix。
てなわけで今日はネトフリの新作を一気見しました。『Lupin / ルパン』です。オマール・シー主演のクライムシリーズなんですがサクサクーって見れたので早速感想です。
この記事はNetflixオリジナルドラマ『Lupin / ルパン』のネタバレを含んでいます。
- Netflixオリジナルドラマ『Lupin / ルパン』の概要と評価
- Netflixオリジナルドラマ『Lupin / ルパン』のあらすじ
- Netflixオリジナルドラマ『Lupin / ルパン』の登場人物・キャスト
- Netflixオリジナルドラマ『Lupin / ルパン』の感想
- 最後に
Netflixオリジナルドラマ『Lupin / ルパン』の概要と評価
以下、『Lupin / ルパン』の評価になります。
- 主演：オマール・シー
- 原題：Lupin
- 製作：フランス (2021年-)
7.3
-
76
IMDbのスコアは7.3ポイント、Rotten Tomatoesの評価もまだ出そろってない感じ。
まあ順当な評価じゃないですかね。やっぱり海外の評価サイトの方が信用性があるというか納得できる点数というか。国内の評価は割と偏りが多いんですよね…。
今作の『Lupin / ルパン』はシーズン1のパート1とのことなので、今後シーズン1のパート2が配信されるものかと思われます。
『ゲット・ダウン』とかパートごとに分かれてるやつがたまにありますがどういう理由なんだろ。
タイトルのルパン、主演のオマール・シーから察しがつく通り、フランスのシリーズものになってます。
Netflixオリジナルドラマ『Lupin / ルパン』のあらすじ
出典：https://www.netflix.com/jp/title/80994082
父を陥れた裕福な一家への報復に乗り出したアサン・ディオプ。怪盗紳士アルセーヌ・ルパンのごとく、あくまでもスマートに計画を実行していく。
ルパンって怪盗なのでガンガンにお宝盗んでく作品なのかと思いきや、盗みを行うのは第1話のみ。
主人公のアサンが幼い頃、大富豪の運転手として働いていた父は泥棒の汚名を着せられて自作に見せかけて殺されます。その復讐としてアサンは父が盗んだと言われている首飾りを盗み出し、父の死の真相を探ります。
なので泥棒ものというよりは推理ものです。
Netflixオリジナルドラマ『Lupin / ルパン』の登場人物・キャスト
以下、『Lupin / ルパン』の登場人物とキャストを軽くご紹介。
アサン（オマール・シー）
本作の主人公。子どもの頃に父を失い、父に着せられた汚名を晴らすために首飾りを盗む計画を立てます。
偽名はどれもアルセーヌ・ルパンのアナグラムになるという、警察に対してヒント残しまくりな怪盗。亡き父を想い皮手袋を嗅ぐシーンが何度かありますが、なんとなく不衛生な気がして私的にはムリ。
演じるのは『最強のふたり』でお馴染みのオマール・シー。アレの続編作ってほしいぐらいあのキャラが好き。
クレール（リュディヴィーヌ・サニエ）
アサンの元妻。アサンの仕事が原因で別れたっぽいけどお互い未練があるという設定。二人の間にはラウールという息子がいます。
演じるのは『スイミング・プール』が代表作のリュディヴィーヌ・サニエ。
ババカール（ファルガス・アソンデ）
アサンの父。ペレグリニ家の運転手として働いてましたが金庫の首飾りが盗まれ、その犯人として収監されてしまいます。その後、自殺に見せかけて殺害されます。
ペレグリニ（エルヴェ・ピエール）
よくわかんないけど大富豪の実業家。序盤からペレグリニ家が怪しすぎるのにそこに中々たどり着かない。
アンヌ（ニコール・ガルシア）
ペレグリニ家の奥さん。ババカールにも優しい良い人だけど、夫やデュモンに騙されてババカールに署名させてしまう。
匿名でアサンの学校の入学資金を出したんだけど、誰が出したかなんでアサンも知らなかったんだよ。大金出してくれる金持ちの知り合いなんて他にいない。
ジュリエット（クロチルド・エム）
ペレグリニ家の娘。アサンとは幼馴染。一時は二人の間に恋愛関係もあった模様。
演じるのクロチルド・エムは『愛のうた、パリ』でクレール役のリュディヴィーヌ・サニエと共演してます。
ゲディラ（スフィアン・ゲラブ）
1つ目の事件からルパンと関連のある事件だと気づいた感のいい刑事。バカげてると言われて同僚にされます。
デュモン警視が拉致された時に一人だけ「市庁舎にいる」と発言して、実際に市庁舎にいたんだからそろそろ信用されても良いはずw
「今日はルパンシリーズの作者であるモーリス・ルブランの誕生日だから犯人はきっとルパンの聖地巡礼をしてるはず！！」という暴論が当たってしまいアサンと対面することに。
Netflixオリジナルドラマ『Lupin / ルパン』の感想
Netflixのドラマって大体はじめのほうクソおもんないことが多いんですが、本作は1話目からしっかり面白かったです。
1話目からルーヴル美術館での強盗ですから盛り上がります。セットとかじゃなくてちゃんとロケしてるっぽい感じですね。学生時代パリに修学旅行に行ったときのことを一生懸命思い出しました。
そういやなんでネトフリドラマのはじめは退屈なんだろうね。テレビシリーズと違ってパイロット版とかないのかな？
監督はルイ・レテリエ
監督とかどうでもいいよ！って人もいるかもしれませんが、一応解説しておくと本作の監督はルイ・レテリエ監督。
なんとなーく雰囲気似てるのでお気づきの方もいるかもしれませんが『グランド・イリュージョン』の監督ですね。
ザ・雰囲気映画の『グランド・イリュージョン』は映画館で観てスゲーガッカリしたのを未だに覚えてます。2作目に至ってはヒドすぎて観たこと忘れてたし。
とはいえ本作は何を言ったところで「所詮Netflixの配信用ドラマ」なので、『グランド・イリュージョン』みたいな期待値ははじめからないので落胆もなかったです。
あえて "所詮" とか言っちゃいましたが、これだけハイペースで作品排出できるのって他にはアサイラムぐらいしかないんだもんw
天下のNetflixといえどコレだけ乱発すれば作品の質になんて期待してない…。
ルパンってタイトルだけど全くルパンではない
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このドラマ十分面白いんだけど、このタイトルは割とアウトだと思うんですよね。
私たちが "ルパン" という言葉を聞いて一番に連想するのは多分モンキー・パンチの『ルパン三世』ですよね。でもあれって "三世" がついてるじゃん。創作って一発で分かるじゃん。
でもこのドラマのタイトルは『Lupin / ルパン』そのまんまなんですよ。
でも舞台は現代だし、アルセーヌ・ルパンは出てこない。小説に感化された普通の人が普通に悪いことしてるだけ。
『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』だって『SHERLOCK（シャーロック）』だって主人公はホームズだし、ちゃんと推理してる。
このタイトルの付け方は誰がどう考えても「現代版ルパン」を連想するミスリードだと思います…。
こんなオマール・シーが見たかった
多分ほとんどの人がオマール・シーと聞いて一番最初に連想するのは『最強のふたり』だと思います。
この作品が大ヒットして以降ハリウッドにも進出して、『X-MEN』シリーズや『ジュラシック・ワールド』シリーズ『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ『トランスフォーマー』など色んな作品に出てます。
とはいえコレがどれもパっとしないんよね。
上述した中で一番マシなのって多分『トランスフォーマー』。顔すら出てない声優だったけど。
元々コメディアンってこともあってか、やっぱり笑っててほしいじゃん。オマール・シーのニッコリ見てるだけでこっちまで笑顔になる感じよ。
本作はコメディではないですがフレンチ作品らしくシュールなユーモアは結構含まれているので、オマール・シーとの相性めっちゃ良いです。
マジでこういうのが見たかった感じ。
スタイリッシュすぎる怪盗
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原作本を読んでないので知らないだけかもしれませんが、犯罪そのものもなんとなく目新しいですよね。
拉致して連れ去ったように見せかけて本当は拉致した場所に監禁してるとか、そのギミック1個だけでサスペンス映画1本作れそうな感じ。
とはいえ逆に言うとスタイリッシュすぎて現実で実現することは無理そうなぐらい穴だらけな計画だったりもします。
例えば1話目のルーヴルからの強盗だって、マヌケな3人組が事故せずに逃げおおせた場合アサンはあの場から解放されず事情聴取されてるでしょうし。
首吊り自殺に見せかけたのだって普通は刑務所内で応急処置されるでしょうし。適切な心臓マッサージって肋骨折るもんだからね。
都合よく話が進んでいくので、その辺りに納得できないタイプの人はあまり楽しめないかもしれません。
ちなみにでょおは文句言いつつ楽しむタイプ。一番ウザイタイプね。「ちょっと味薄いで」とか言いつつお代わりまでするタイプ()
んでもって泥棒の映画とかドラマって大体はケイパーもので仲間がいっぱいいるのが多いんだけど、本作は主人公が一人ってのも良いよね。
各分野のエキスパートが集まればそりゃ完全犯罪出来るだろうけど、こっちは天才が一人で機転を利かせて動いてるんだから、なお面白い。
ドラマ『Lupin / ルパン』シーズン2の配信について
先ほども言った通り、今回配信された5話は『Lupin / ルパン』シーズン1のパート1です。なのでシーズン2の配信よりも先にシーズン1のパート2が配信されるんじゃないかと思います。
続きが気になるところで終了したパート1ですが、幸いなことにすでに続きが製作中とのこと。
なので2021年内のリリースを期待して大丈夫だと思います。
最後に
2020年は映画館が全然ダメだったので2021年は期待したいところですが、ワーナーが2021年の映画は配信と劇場公開の二本柱にするそうなので、2021年も配信系がメインになっていきそうですね…。
今年もNetflixのお世話になりそうです。
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