どうも映画系ブロガー(@dyoblog_)のでょおです。「ニワカが好きな三大映画」という記事を見つけました。
その記事によると、ニワカが好きな三大映画は
- ショーシャンクの空に
- レオン
- パルプフィクション
だそうです。その他の候補が、
- グラントリノ
- フォレストガンプ
- プライベートライアン
- ダークナイト
- ファイトクラブ
- バタフライエフェクト
…どう思います?
批判覚悟で言うと私はまさにその通り。クッソわかるって感じでした。でも反面、この記事炎上狙いすぎだよなと。
上記の映画が好きな人はイラッとするかもですが、この記事のことなんてスルーするのが一番だよって話をしたいと思います。
- 「ニワカが好きな映画」が好き ≠ ニワカ
- そもそもニワカは名作ばかりを観てる率が高い
- 背伸びしてニワカを疑われないようにしたい説
- 「名作映画 ≠ 好きな映画」ではない
- 結論言うとどんな映画が好きでもいい
- ただし映画は観る本数が増えると感じ方が変わる
- 最後に
「ニワカが好きな映画」が好き ≠ ニワカ
レオン 完全版 (字幕版)
じゃあショーシャンク好きなワイはニワカなんか!と思うのはまずやめましょう。短絡的すぎます。
この記事は「ニワカが好きな映画」と書いているのであって、「ニワカだけが好きな映画」とは書いてません。
つまり、ニワカはショーシャンクが好きだけど、ショーシャンクが好きだからニワカって訳じゃない。
この記事を読んでイラついてる人の多くがこのパターンなんじゃないかと。
ちゃんと読めばわかるんだけど「ニワカが好きな三大映画」と書いてあるだけで、「この映画が好きな人はニワカ認定」みたいなことは書いてない。
「ニワカに「好きな映画を三つ教えて」と聞いたときに言ってくる三つの映画」ということだろう。
んでもっても一つちゃんと読んでほしいところは、「インターネット掲示板」 の情報をまとめているということ。
バズプラスニュースのライターは何も悪くないという話。
そもそもニワカは名作ばかりを観てる率が高い
ニワカって言い回しがそんなに好きじゃないんだけど、要は映画初心者とか最近映画が好きになった人のこと。プラスアルファここに評論家気取りで語り始めたりすると、皮肉を込めてニワカと呼ばれるんよね。
でもちょっと考えてみてください。
もし、今この瞬間まであなたは映画をほとんど観ていなかったとして、これからたくさん映画を観ていこうと思った時、どんな映画から観始めますか?
…面白いって言われてる映画から観始めませんか?
書籍で上位にランクインしている映画とか、映画好きが「この映画は面白い」って言ってるような名作から観始めませんか?
ニワカであればあるほど、観ている映画の名作割合が高いと思うんですよ。
例えば、この世に存在するすべての映画の内10%が名作だとします。
初心者(ニワカ)はその10%から映画を選んで観ますが、長年映画好きな上級者はすでに名作は観つくして90%のクソ映画にも手を付け始めています。
つまり初心者は10本中10本名作を観てるけど、上級者は10本中1本が名作映画ということになります。率とかめっちゃ適当だけど言いたいこと伝われば嬉しい。
上級者って表現はおかしいけど分かりやすいように敢えて使いやす。
背伸びしてニワカを疑われないようにしたい説
もう一つ可能性があるとすればニワカが背伸びしている説。
ニワカってやっぱりどうしても背伸びしがちな人が多いと思うんですよ。偏見だけど、私も多分そうだったろうし。
例えば好きな映画を聞かれた時、駄作映画を挙げてお前、あんなクソ映画好きとか正気かよみたいに言われたくないので予防線張っちゃうのかもと思っちゃうのかと。
だからこのランキングには『タイタニック』のような、映画好きじゃない人でも観てるような超超超有名映画が含まれてないんじゃないかと。
だから一般的すぎる映画をちょっと避けて評価の高い映画ばかり挙げるのかもしれないなと思ったり。
「名作映画 ≠ 好きな映画」ではない
パルプ・フィクション (字幕版)
名作映画ばかり見てるニワカとは違う上級者は、世間一般でいうクソ映画も観てます。
私は学生の頃は年間500本観てましたし、大分少なくなった今でも100本は余裕で観てます。
観てる数でマウント取る訳じゃないですが、クソな映画も含めてたくさん観ていると、クソ映画の中に良いところが見つけられたりします。ダイヤの原石的な。
例えるなら、勉強も運動も性格も最悪な嫌われ者な同級生だけど、実は動物にだけはめちゃめちゃ優しかったとか知ったら、ちょっと好きになりませんか?
自分でもビックリするぐらい例え話下手で申し訳ないんだけど。
つまりあばたえくぼというか、ダメな部分が好きになるというか、「映画好き歴」が長い人はどうしてもそうなっちゃう人が多いと思います。
完璧な映画って面白くても好きになれないというか。
結論言うとどんな映画が好きでもいい
これに付きます。
私は映画の感想をブログで書いてるので「この映画好きじゃない」とか言うと、アンチががっつり文句言いに来たりします。1800文字のコメントが来た時とかもう自分でブログはじめろよって思いました…。
でも私はこの気持ちが全くわからないんですよね。好き嫌いって誰にでもあるから。
食べ物だとシーフード大嫌いな人っていません?あなたがシーフード大好きで、パートナーにシーフード臭いし大嫌いと言われてもシーフード好きなままじゃないですか?
それと一緒かと。
そもそも私の好きな映画って大体不人気映画ですし、普段からクソと言われ慣れたり、知らなかったするので、好きな映画をクソ呼ばわりされても何の抵抗もないんですよね。
言いたいことは、好きな映画は誰になに言われても好きって言えばそれでいいんじゃないってことです。
ニワカが好きな映画を好きと言おうが、ロッテンで20点の映画が好きと言おうが、自分が好きな映画が好きでいいと思う。
ただし映画は観る本数が増えると感じ方が変わる
でもこれはマジです。
10年前にめっちゃ好きだったのに、久しぶりに見たらこの映画こんなにおもんなかったっけと思っちゃうパターン。
それはやっぱり映画をたくさん観れば観るほど、知識が増えるので感じ方が変化してくる。これまで面白いと思ってた映画も、知識がついて改めて観ると、それほど大したことないなと思ってしまう。
分かりやすいので言うとドンデン返し物の映画とかまさにそれですよね。初めて見た時はえーマジかッ騙されたって思う訳なんだけど、たくさん観れば観るほどドンデン返しのパターンを知ることになるし、騙されなくなってくる。
最終的には騙されたらそれでなんやねんみたいに思って、トリックより中身を重視し始めたりする。
ニワカそのものは別に悪いことじゃないけど、ニワカだから面白いと思う映画もあれば、ニワカじゃ面白さが分からない映画もあると思うんよ。
最後に
以上、このブログでは映画や海外ドラマのことを中心に色々語っています。
もし気に入ったら読者登録、Twitterのフォローしてくださいな。フォロワー少ないのでその分たくさんお話しできますよ。
…あぁ、アンチコメ来るだろなこの記事。