どうもでょおです。
アメリカンバイク、クルーザー乗りになってみると結構感じることがあるんじゃないでしょうか。
「俺、他のバイク乗りにディスられてね?」
なんかダサいとかバカにされてる気がすんだけど、って方はいませんか?というかアメリカンバイク乗りなら間違いなく一度は感じたことがあると思います。
ダサくても、バカにされてもカンケーねぇ!って強者の話はとりあえず置いといて、今日はなぜアメリカンバイクがダサいと言われディスられるのかまじめに考察してみました。
これからアメリカンバイク乗りをディスりまくりますが、私自身もアメリカンバイク乗りなのでご容赦ください。
ではどうぞ。
アメリカンバイクって名前がダサい
まずはこれね。はじめにアメリカンバイクと名付けたヤツのセンスの悪さよ。アメリカンバイクなんて呼び方したらアメリカには他のバイクがないみたいに聞こえるじゃないですか。
さらにこの呼び方だと「日本製のアメリカンバイク」という物が誕生することになります。これじゃあ純日本人だけど外人さんに憧れて金髪+カラコンのなんちゃってハーフ並みにダサいことになります。
今では「クルーザー」という言葉がありますが時すでに遅し。アメリカンバイクの方が広く一般的に使われる言葉になってしまっています。さらにこれはあくまでクルーズ(巡航)向きのバイクという意味。アメリカンバイクをベースにカスタムしたクルーズに不向きなバイクはどうすんのって話。「アメリカンバイク」はこれらを内包する広義で使われていたので代替えの言葉にはなりきれませんでした。
アメリカンバイクは遅いからダサい
バイクや車などの乗り物は「速い=正義」という考え方があります。ところが残念ながらアメリカンバイクは速く走るために作られたバイクではありません。クルージングするときに快適に過ごすことができるように作られたバイクです。
運転技術どうこうではなく、例えばステップ位置が低すぎたりホイールベースが長過ぎることで物理的に峠道を速く走ることができない構造になっています。
さらにアメリカンバイクは同排気量と比べると基本的に車格が大きく、車重もあるため全く同じエンジンを積んだとしても他のバイクよりも走行性能が落ちてしまいます。
エンジンは高性能でポテンシャルがあるけど見た目重視というVIPカーとは違い、アメリカンバイクは中身より見た目を重視しすぎているというところがダサいといわれる所以でもあるかと思います。
アメリカンバイクは軽装で乗るのがかっこいいと思ってるのがダサい
バイクという乗り物は常に死と隣り合わせです。車と違い一歩間違えたら大事故につながりやすい乗り物です。そのためバイク乗りは安全対策もしっかりしています。ところがアメリカンバイク乗りは何を勘違いしているのかハーフキャップをかぶり、超軽装で乗ることがかっこいいと思っている人が多いです。
ライダーは命をかけてバイクに乗っている訳ですからその覚悟が感じられないアメリカンバイク乗りはバカでダサいと感じてしまいます。
ちなみに私はアメリカンバイクでもフルフェイス推奨派です。マジレスするとこっちの方がかっこいい。
それでもアメリカンバイクに乗るからダサい
そして何より一番ダサいのはそれでもアメリカンバイクに乗るというところです。金髪+カラコンのなんちゃってハーフのようなネーミングで、他のバイクに比べると遅くてノロマで、このバイクはそれだけ優れていないんだよって言われても乗りたがる。コイツはきっとアホなんだとバカにされるでしょう。
ここまでディスられても軽装で乗ってかっこいいと勘違いしているのがダサいと思われている一番の理由だと思います。
そのためアメリカンバイクに乗る人は、利便性や性能を求める利口な人間と違い見た目や自分の好みを優先させる人が多いということになります。そのため自ずとダサい人間の割合が増え、アメリカンバイク=ダサいと思われてしまっているんじゃないでしょうか。
最後に
ぶっちゃけダサいとかかっこいいとか自分の物差しで選べば良いと思っています。でもその物差し自体がダメになってしまっている人が多いのも事実です。
すべてのアメリカンバイク乗りがダサい訳ではないですし、アメリカンバイク以外に乗ればかっこいい訳でもありません。
結論を言うとバイクは自分を映す鏡みたいなものでバイクを見ればその人がいかにダサいかってのがわかるってことですね。
せめて服装だけでもかっこ良くいこうぜ。