どうもでょおです。
7月も後半に差し掛かりいよいよ夏本番です。みなさん平成最後の夏はどうされますか?やっぱりツーリングですか?
そんなツーリングに出かけるにしても伸びてしまったチェーンや渋いチェーンで行くともしもの事があるかもしれませんよ。夏は特に毎日のように夕立が振るので、灼熱→豪雨の連続です。そんな中ではバイクのチェーンは劣化が早くなってしまいます。
なので今回はバイクのチェーン清掃の方法を紹介したいと思います。簡単に出来て、綺麗だと気持ちの良い部分なのでぜひとも実施したいですね。
バイクチェーン清掃
まずはバイクのチェーン清掃に必要な道具から紹介していきます。
必要な道具
- ブラシ
- チェーンクリーナー
- ウエス
- チェーンルブ
基本的にこれぐらいあれば実施できる簡単なメンテナンスです。ブラシはいらなくなった歯ブラシでもかまいませんが、理想は下記のようなチェーン専用のブラシがあると楽なので個人的にはおすすめです。3ケタでなので結構安いです。
チェーンルブの理想はどれだ?
チェーンルブというのは簡単に言うとチェーン専用の潤滑剤です。バイクのチェーンは常に摩擦が発生したり、高負荷や発熱が発生するので55-6なんかのただの潤滑剤を使うと潤滑剤がベチャベチャに飛び散ってしまいます。
個人的に愛用しているのはエンジンオイルで有名なモチュールのチェーンルブ。ワコーズも人気ですが私は絶対モチュール派。以前、ホームセンターに並ぶクレを使用していましたが、ブチギレたいくらい飛び散りました…。逆にチェーンクリーナーはシールチェーン用なら結構なんでもいいです。
チェーン清掃の手順、方法
まずはメンテナンススタンドなどを利用してバイクを平行にしましょう。リアタイヤを持ち上げておくとより整備性があがります。メンテンススタンドがない方は車のジャッキでもいいです。(今の車にはないか)
あとはチェーンクリーナーとブラシを使ってゴシゴシとチェーンの汚れを落としてください。
ダダン。はい、終わりました。あんまり綺麗になりませんね。チェーンは購入時からついているものなんですが安物のチェーンですかね。
バイクのチェーン清掃が終わったらウエスでしっかりと拭いて乾かします。(←ここ重要)チェーンがしっかり乾いたらチェーンルブを塗布します。乾かないうちにチェーンルブを吹くと確実に飛び散るので、必ず乾いてから作業してください。
チェーンルブを塗布する場所はこちら。
横側から見える面であるコマの部分には吹きません。吹いても意味ないし汚れやすくなるから。あとはウエスで余分なチェーンルブを拭き取ります。結構しっかりと拭き取って大丈夫ですよ。
バイクチェーンの張り方
ここまでやってんですからついでにバイクチェーンの張りを調整しましょう。調整が必要かどうか調べる方法ですが、チェーンのスプロケットの真ん中辺りの下側を下から押して判別します。この時遊びが20mm以下になるように調整します。
調整方法はスイングアームの後ろについているダブルナットで行います。締め込むとチェーンが張れ、緩めるとチェーンも緩みます。目盛りがついているので必ず左右同じになるように張ってください
バイクチェーン交換時期
交換時期を過ぎてしまっているチェーンは当然、清掃しても無駄で交換の必要があります。具体的な交換時期ですが
- チェーンが錆びている
- まっすぐにならない
- チェーンが伸びている
となります。錆びているのは一目見て分かりますがその他は補足説明をしますね。まっすぐにならないというのはこういうこと。
古くなってくるとこんな感じにガタガタになってしまいます。こうなっているものはもう交換の必要があります。続いて伸びているチェーンについてですが、チェーンがこうなっている事ではありません。
いくら負荷がかかるとはいえこんな簡単に金属が伸びたらエンジンはあちこち伸びまくってるでしょうw
コマが細くなってくるとチェーンが伸びたようにユルユルになってきます。
多少であればチェーンの張りを調整する事で改善されますがユルユルになったら交換が必要ですね。
最後に
チェーン清掃はバイクでも最も簡単に出来るメンテナンスの一つです。綺麗なったチェーンは想像以上に滑らかで乗り味が変わりますよ。チェーン交換も含めて簡単なメンテナンスなのでぜひとも覚えておきたいですね。
夏のツーリング前にチェーン清掃を実施してはいかがでしょうか。ではまた。