どうもでょおです。
このブログのアクセスの多くは「バイクのカスタム」記事から成り立っていまして、このブログには欠かせないテーマの一つです。
バイクのカスタムやバイクイジりは自分でやって当たり前だと思ってるので、カスタム関連の記事が多い訳ですが、今の若者(私もまだ20代なんだけど)って自分でカスタムしない人が増えているみたいですね。
綺麗な族車が衝撃的だった
なんでこんな話をしてるのかというと、最近の族車はあまりに綺麗すぎるから。
私は高校生の頃からチョッパーでしたが周りはやっぱり族車やDQNなスクーターばかりで、アメリカンバイク乗りも少しいましたがセンスの悪い残念カスタムをしているような人間しかいませんでした。
そんなヤンチャな子供が乗るバイクはとにかくボロい。ボロくて当たり前でした。中古車屋なんかでは探しません。友達や先輩からお古の中古バイクを買うことが多かったです。地元で有名な先輩のお古だと箔がついたりします。当時から思ってたけどスゲーばかみたい。
音もうるさければ何でも良いってのが当時のDQNで、マフラーに穴開けたりバッフル外したり、エアクリーナーに空き缶を取り付けたり(通称:缶フィル)、そんなのが当たり前でした。
でも今の族車は本当に綺麗で、ラメ入りの塗装やメッキパーツが付いていたり、中古パーツなんて1個も使ってないんじゃないかってくらい綺麗にカスタムされています。(カッコいいかどうかは別として)
ああいった仕上がりは族車が好きなおっさんのバイクでしか見たことがありませんでした。今の族車乗りは本当に金かけてるんだろうなってのがわかります。聞く話によるとグリップ交換でさえ自分でしない人もいるそうですね。
まあ私が高校の当時あれだけ綺麗なバイクがあれば確実に窃盗にあっていたでしょうが。
バイクに何を求めるのかは人それぞれ
結局バイクに何を求めるのかというのは人それぞれなんだろうなと。ほとんどの人は「気持ちよくバイクに乗る」というものを求めてるんでしょうけど。
私は乗るよりカスタムが好きですし、「バイクはデッカいプラモデル」のように扱ってる気がします。私が高校生の頃のDQNは「いかにヤンチャなバイクか」というステータスを求めていたんでしょうし、通勤に使用する人は「速さや乗り心地」を求めると思います。
きっと今の若者の族車乗りは「ヤンチャかどうか」ということよりも「良いバイク(というか金がかかってる)かどうか」ってことの方が大事なのかもしれません。昔の族車乗りは自分でカスタムしたってことも自慢のタネでしたが、今はそう思わない若者が多くて、たかがグリップでさえ店で丁寧に交換してほしいと思うのかもしれませんね。
私は自分で言うのもアレなんですが寛大な人間です。族車で駅にたむろする高校生も、街で轟音を響かせて走るハーレーも、すり抜けしまくってるSSも一切否定しません。当人の状況は当人しか分かりませんし、もしかしたら家族が危篤で一刻を争うからすり抜けしてるのかもしれませんしね。信号待ちでブンブン吹かしたいならすればいい、ただうるさいぐらい迷惑でもなんでもない。
でも、ヤンキーやDQNの性質が変わっていくのはなんだか変な感じですね。私が高校生の頃は大人のする「昔ワルだったよ自慢」なんか聞くと「この人ヤベー」ってなりましたが、いつかはヤンチャな若者に「昔ワルだったよ自慢」しても全く通用しない時代もくるんでしょうね。私はヤンキーだった訳ではないので別にどうでもいいんですが、やっぱり変な感じです。
最後に
なんだかまとまりのない語り記事になってしまいましたが、個人的にはバイクは自分でカスタムするのが好きです。カスタムする工程が楽しいので。むしろこの醍醐味を他の人にはさせたくないくらいですね。