どうも、夏の暑さでブログ更新に嫌気が差しているでょおです。ここんところメンテナンス記事が続いていますが今回もメンテナンス記事になります。
バイク乗りなら必ず出来るようになっておきたい「オイル交換」です。このブログの読者の方からすると今さらといったところかもしれませんが。
今回は4stエンジンのバイクのオイル交換の方法とおすすめのオイルを紹介していこうかと思います。ではどうぞ。
オイルの選び方
まずはオイルの選び方から紹介していきます。オイルは純正、たとえばホンダならホンダ指定のオイルがあるのでそちらを選択すると基本的に間違いかと思います。(私は純正オイル使ったことないですが)
ですがエンジンオイルはバイクオーナーの乗り方によって、性質も異なるので自分にあったオイルを選ぶことが理想です。
オイルの種類
まずはオイルの種類、規格から紹介していきます。オイルは基本的に3種類あります。
- 鉱物油
- 部分合成油
- 化学合成油
です。上から順に安い順、性能が高い順とされています。ですが化学合成油は性能が高いため粒子が細かく、旧車などの古いバイクに使用するとオイル漏れを起こすことが多いとされています。(一概には言えませんが)
古いバイクに乗っている方は、安牌を取るなら性能は落ちるものの鉱物油の方が良いかもしれませんね。
オイルの粘度
オイルの種類より重要なのは粘度でしょう。まず純正のオイル粘度と同じものを選ぶのが一般的ではあります。
オイルの粘度は「10W-40」といったように2つ書いてあります。前の数字はエンジンが冷えているときの粘度指数、後ろの数字はエンジンが暖まってる時の粘度。
前の数字は小さければ小さいほど寒さに強い、エンジンが冷えてても始動性に優れます。10Wでは外気温-20度まで耐えます。
後ろの数字は大きければ大きいほど耐熱性に優れます。オイルは冷えると固く、熱くなるとサラサラになります。(料理する人ならよくわかるはず)
固すぎるとオイルがエンジン内の負担に繋がりますし、サラサラ過ぎると油切れを起こします。
おすすめのオイル
オイルは本当にたくさんあるので何を選べばいいかわからないと思います。ここでは一般的で初心者の方なら選んで間違いないオイルを紹介したいと思います。
CASTROL(カストロール)
カストロールはエンジンオイルの有名なメーカーです。エンジンオイルの中では安いので、価格でオイルを選ぶならカストロールがおすすめです。
私はバイクに乗る頻度が著しく低いのでカストロール使うことがほとんどです。ほぼ乗らずにオイル交換なんてこともありますしw
elf(エルフ)
コストパフォーマンスに優れたエンジンオイルとして人気なのがエルフのエンジンオイルです。個人的には劇的な感動はそれほど覚えなかった気がします。
それなりの価格帯で良いオイルを使いたいならエルフがおすすめです。
MOTUL(モチュール)
高級エンジンオイルの代名詞と言えるモチュール。スムーズに回るとか、静かになったと評判の高いエンジンオイルです。
残念ながら私はこんな高級オイル使ったことありませんw
オイル交換の頻度
基本的にエンジンオイルは5000kmで交換と言われています。または半年に1回。5000kmを半年で走る方はそれほど多くないと思いますので、オイル交換の頻度は半年に1回と覚えていただくと良いですね。
バイクのエンジンオイル交換の方法
エンジンオイルは手が汚れるだけで、とても簡単なメンテナンスの1つです。初心者の方にもぜひ挑戦してほしいです。
ドレンボルトを外す
オイルを排出しやすくするためにアイドリングさせてから作業するのが一般的ですが、めちゃめちゃ熱いので私はアイドリングさせませんw
よほどオイル交換をしていない車両ならしっかりオイルを抜いておきたいですが、ほとんど乗ってないバイクで半年ほどのエンジンオイルにそこまでやらなくてもねって感じなので。
まずはエンジン下部にあるドレンボルトを外すところから。ドレンボルトの位置は車種によって異なりますがエンジン下部にあります。
ドレンボルトを外すとオイルがその穴から出てくるのでオイル受けを引いてから外しましょう。
作業がしづらい位置なので、舐めやすい工具は使用しないでください。モンキーレンチや安物のソケットレンチは使わず、オフセットのないメガネレンチがおすすめです。
オイルを全部抜く
古いオイルを完全に抜き取りましょう。オイルを投入する側の蓋、オイルキャップを開けるとオイルが抜けやすくなります。
ある程度抜けてくると車体を傾けたりして古いオイルをしっかり抜ききりましょう。
オイルフィルターの交換または清掃
オイルフィルター(オイルエレメント)の交換は必須ではありません。オイル交換2回につき、オイルフィルター1回交換というのが一般的です。
オイルフィルターを交換しない場合でも合わせて清掃ぐらい行うことをおすすめします。古い車種の場合、エンジン内部にオイルフィルターが組み込まれているのでバラしてクリーナーで清掃して再度組み込みます。
新しいオイルを入れる
あとは規定量の新しいオイルをだけです。新しいドレンワッシャーを装着してドレンボルトを取り付けます。
オイルの規定量はエンジン回りに記載があると思います。ない場合もエンジンオイルの点検窓があるのでその窓を見ながら作業すれば大丈夫です。オイルキャップにオイルゲージがついているものもありますしね。
オイル交換はこれで終わりです。
オイル交換に必要な物
- エンジンオイル
- レンチ
- ドレンワッシャー
- オイル受け
- オイル固めて捨てるやつ
- (オイルフィルター)
まずエンジンオイルは必要ですね。古いオイルを排出するためにメガネレンチやソケットレンチなどが必要です。
それから新しいドレンワッシャー。古いものを再利用するとオイル漏れを起こす原因になります。ここだけの話、1回くらいなら使いまわしても大丈夫だったりします(←真似しないように)
それから汚いオイルを受けるオイル受けとオイルを捨てるために必要なオイル固めるやつ。正式名称は知らない。「固めるテンプル」とかいう名前のやつです。ガソリンスタンドに持っていって捨ててもらうのなら必要ありません。
そして、かっこしてますがオイルフィルター。オイルエレメントとも呼ばれます。オイル交換をするだけであれば必要ありませんが合わせてオイルフィルターも交換するのなら必要ですね。
最後に
バイクのメンテナンスはできれば自分でやりたいですよね。オイル交換はメンテナンスの中でも簡単な分類に当てはまるので是非実施してみてください。ではまた。