出典:ダーク | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
どうも映画系ブロガーのでょお(@dyoblog_)です。
先日、Netflixオリジナルドラマ『ダーク』の音楽リストを公開したんですよね。
関連記事:Netflixオリジナルドラマ【ダーク】のサントラ音楽 全26曲一覧を解説|シーズン1&2
遅ればせながらもようやくこのドラマを視聴したんですよ。というのもドイツ語のドラマなのでこれまでスルーしてました。
配信当時かなり話題になってて、シーズン2が来た時も注目されてたんだけど、英語圏の映画やドラマぐらいしか基本的に見ないんですよね。
とはいえ見てみたら思ってたより面白かったので感想を書くことにしました。
謎が謎を呼ぶ系のドラマなのでネタバレ注意です。
- Netflixドラマ『ダーク』の概要と評価
- Netflixドラマ『ダーク』のあらすじ
- Netflixドラマ『ダーク』の登場人物・キャスト
- Netflixドラマ『ダーク』シーズン1からシーズン2の感想
- Netflixドラマ『ダーク』シーズン3の配信時期はいつ?
- 最後に
Netflixドラマ『ダーク』の概要と評価
- 主演:ルイス・ホフマン、オリヴァー・マスッチ、ヨルディス・トリーベル
- 原題:Dark
- 製作:ドイツ (2017年-)
8.7
94
94
ロッテントマトは異例の90%超え。しかも観客の評価も評論家の評価も高いのがすごいですね。
いつものロッテントマトの評価を考えるとちょっと過大評価な印象がなくもないです。ロッテントマトって大体、評論家の評価と観客の評価が割れるのが定番なので。
Netflixドラマ『ダーク』のあらすじ
出典:ダーク | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
ドイツの小さな町で起こった子供の失踪事件をきっかけに、ほころび始める4家族の絆と暴かれる暗い秘密。3世代にわたる奇怪な謎の真相が、今明らかになる。
大体こんな感じですね。ただ前もってネタバレしておくと本作はSFなのでタイムスリップします。
ドイツの小さな町で子供たちが失踪していくきます。失踪事件の謎を解き明かすために、子供たちは子供たちで大人たちは大人たちでそれぞれ事件の真相を追います。
その裏には33年前に起きた少年失踪事件となにか複雑なつながりがあり、彼ら4家族の歴史は複雑で奇妙に絡み合っているのでした。
Netflixドラマ『ダーク』の登場人物・キャスト
普段であればね、ここで登場人物やキャストについて掘り下げるんですが今回はなし。
というのも登場人物めっちゃ多いから。
4家族3世代のキャラクターがいて、コイツら全員がメインキャスト級に役割大きいのでちょっと説明は無理。
例えるなら『LOST』。登場人物紹介するには1記事丸々必要ですね。
さらにこのドラマ『ダーク』は2019年、1986年、1953年が舞台となっていて、それぞれで演じるキャストが変わってしまうので説明はめっちゃ大変。
割愛、割愛。
Netflixドラマ『ダーク』シーズン1からシーズン2の感想
というわけで早速、感想です。
結論から言うと思ってたよりもはるかに面白かったです。というかこれぐらい面白いのに、これまで英語ってだけで避けてたのはちょっともったいないってぐらい。
『ストレンジャー・シングス』と『12モンキーズ』と『LOST』を混ぜたドイツ製作ドラマ
出典:ダーク | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
自分で言うのもあれなんですが、この表現めちゃめちゃ適切だと思います。冗談抜きでこの上なく完璧な表現だと思いますね。
序盤はめちゃめちゃストレンジャーシングスやーんって感じだったんですよね。
青春要素強めですし、ストーリーの初めは少年の失踪から始まりますし、『ストレンジャー・シングス』と同じく80年代、1986年が舞台の一つでティアーズ・フォー・フィアーズやデッド・オア・アライブの曲が流れる80sの空気感ですよ。
ところが『ストレンジャー・シングス』と違って本作『ダーク』はタイムスリップがテーマのテレビシリーズになってるんですね。
なので展開としては『LOST』のシーズン4とか後半あたりにすごくよく似てるんですよね。
実はアイツとアイツの過去が繋がってて、実は過去に起きた出来事は現代からやって来たキャラクターが原因だったり、とかなり複雑です。
メインキャラがめちゃめちゃ多くてほぼ全員が重要って辺りも近いかと。
そんでもってドラマ版『12モンキーズ』にもすごく似てるんですよね。『LOST』のタイムトラベルは偶発的なもので意思に反して起こっていたのでちょっと違う。嫌々タイムトラベルしてましたしね。
それでいくと『12モンキーズ』に似てます。
ドラマ版の『12モンキーズ』を見たことない人もいるかもしれませんが、ドラマ版は映画と違ってマジで好きなだけ好きな時代へタイムスリップしまくってますw
自由自在に何度でもやり直し出来る感じが『ダーク』と似てますね。
そんでもって時間という神に等しいものへ刃向かうカルト集団が出てきたり、荒廃した未来が登場したり、黒幕の正体が実は身内だったり。
もうこの辺はドラマ版『12モンキーズ』を完全にトレースしてるといってもいいくらい似てるかと。
感情移入できない時が多々ある
感情移入できない時があるというか、キャラの行動原理が甘いときが結構あったりするかなと。
意識せず見てても思ったので多分結構あると思う。
そんなことくらいでそんなことする?みたいな展開が結構ありますね。
例えばたまたま洞窟に居合わせただけのバルトシュが失踪事件にかかわってるんじゃないかと疑ってボッコボコにするのとか。
元々友達なのにそれだけでそんなことする?
失踪事件後とはいえ1話のフランツィスカと状況ほぼ同じやで。
その他にも結構違和感感じる部分がありました。
この辺は『LOST』と違いますね。あれは超スローペースになるぐらいしっかり1人1人掘り下げてましたし。
色々と倫理観がヤバい
ドイツの成人年齢がいくつなのかは知りませんが。高校生=未成年くらいのキャラクターが普通にオパーイ出してんのとかはちょっと勘弁してほしいですね。
必要性を感じるのであれば全然ヌードでもいいと思うんですが、必要性全く感じないんですよね。
高校生のフランツィスカが全裸で川に浮かんでるシーンとか全くいらんでしょ。ヒッピーじゃあるまいし、そんな女の子いまどきいます?
ちょっと普通にドン引きしました…。
シャルロッテの娘エリザベートがシャルロッテの母だったとかいう魚雷もしれっとぶっ込んできてます。
生物学的に実現出来たらそれどうなるんよ。脚本家サイコパスで怖すぎでしょ。
そんでもって話しの中核にもなってる、主人公のヨナスが大好きな女の子マルタが実はヨナスの叔母だったって設定ね。これは社会問題レベル。
知らなかったとはいえ、キスだけじゃなくその先までやっちゃってますから。おまけに関係性に気付いた後もキスしてるしね。
逆にプラトニックすぎるという見方も出来るっちゃ出来ますがちょっと倫理的にヤバいと思います…。
風呂敷が広がりすぎてちょっと萎える
出典:ダーク | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
個人的にシーズン2は微妙でしたね。やっぱり未来の世界線が出てきて風呂敷広げすぎかなと。めっちゃ『12モンキーズ』やん。
過去もさらに遡って、結局1921年から2053年もの間の話になっちゃいましたし、さすがに萎えてきてしまった感じがありますね。
それに飽き足らず『ダーク』シーズン3ではパラレルワールド、平行世界が展開されることがシーズン2の最終話で明かされました。
風呂敷を広げ過ぎて最初の勢いがドンドン降下していきそうな予感がしなくもないです。
自殺した父親を救いたいだけだったのに、いつの間にか世界を救う話みたいになっちゃってますし…。
Netflixドラマ『ダーク』シーズン3の配信時期はいつ?
まず第一に『ダーク』はシーズン3へ更新が決定しております。
シーズン1のリリースが2017年12月、シーズン2は6月21日に配信されまして、実はこの6月21日ってミハエルが自殺した日です。
シーズン3の撮影は2019年12月に終了済みです。
シーズン2の時と同様に6月配信予定だったそうですが、某ウイルスの影響によって延期されたとのことです。
なので2020年の後半、または2021年に入ってから配信されると考えるのが順当でしょうね。
最後に
いかがだったでしょうか。
正直に言って舐めてました。主人公が少年なので、私の嫌いなハイティーン向けのドラマなんだろうなと勝手に思ってたんですが、メインキャラは割とジジババ率高めです。
思っていたよりも何倍も面白かったですし、大きくなり過ぎた話についていけるのであればシーズン3も継続して楽しめそうです。
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