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どうもでょおです。
1月11日に『クリード チャンプを継ぐ男』の続編、つまりクリード2(タイトルは『クリード 炎の宿敵』)が公開されます。
映画『ロッキー』シリーズといえば男なら一度は憧れる映画シリーズですよね。改めてみると『ロッキー』シリーズって今回で8作目と、結構多いんですよ。
そこで今回はクリード2公開に備えてこれまでの『ロッキー』シリーズ7作品を復習したいと思います。
ではどうぞ。
ロッキー
ロッキー (字幕版)
記念すべきロッキーシリーズ第一作目です。スタローンがまさにアメリカンドリームを掴んだ出世作として有名ですよね。
無名のスタローンがモハメド・アリの試合に感化され脚本を書いた作品で、自分が主演を務めるために脚本の権利をどこにも売り渡さなかったというのは誰もが知っているかと思います。
落ちぶれたボクサーのロッキー・バルボアがエイドリアンと出会い、変わっていく中で現チャンピオンのアポロに挑戦する権利を得て戦いに挑む映画です。
エイドリアンやポーリー、ミッキー、アポロ・クリードと後に続くメインキャラが勢ぞろいしました。
この時のロッキー対アポロの試合は判定でアポロの勝利でした。
ロッキー2
ロッキー2 (字幕版)
前作の『ロッキー』でチャンピオンでありながら無名のボクサーと泥仕合を繰り広げたアポロは世間からバッシングを受け、ロッキーとの再戦を要求します。
前作での試合を最後に引退するつもりだったロッキーですが他の仕事が上手くいかず結局リングに上がることになります。
思えばロッキーは『ロッキー2』の時点で引退しているのにその後も何度も何度も試合をやってますよね。『ロッキー2』でロッキーはチャンピオンになることができました。もうこの辺りで本当は辞めときゃ良かったんだけど。
本作ではエイドリアンがのちのロッキーJrを妊娠、出産します。
ロッキー3
ロッキー3 (字幕版)
『ロッキー3』は実は結構ヘビーな作品。『ロッキー2』でチャンピオンになったロッキーは何度も防衛し、フィラデルフィアの英雄となります。ですが実はトレーナーのミッキーが弱いボクサーとばかり試合を組んでいたので何度も防衛ができました。
ロッキーは本当に強いボクサーであるクラバーとの試合に負け、舞台裏で心臓発作を起こしたミッキーが死んでしまいます。戦意喪失したロッキーを鍛えなおしたのが前作の強敵アポロ・クリードでした。
アポロとのトレーニングシーンで使用された楽曲『Eye Of The Tiger』はめっちゃ有名ですよね。そして『ロッキー3』のエンディングではアポロとの幻の三戦目が行われました。これが『クリード』への伏線になってるんですよね。
ロッキー4/炎の友情
ロッキー4 (字幕版)
ロッキーに代わりソ連のボクサードラゴとのエキシビションマッチに参加したアポロが試合にて殺されてしまいます。
殺されてしまったアポロを受けロッキーはドラゴの挑戦を受けます。ロッキーはソ連の雪山でトレーニングを行い、ドラゴとの対戦に備えました。
本作『ロッキー4/炎の友情』の見どころはやはり初登場のドラゴでしょう。科学技術を結成して鍛え上げた(というかほとんどドーピング)ボクサードラゴをドルフ・ラングレンが演じました。ちなみにドルフ・ラングレンはロシア人じゃありません。
またソ連でのトレーニングシーンで行われたドラゴンフラッグも有名ですよね。
前作『ロッキー3』で大ヒットしたサバイバーの『Eye Of The Tiger』に乗っかり本作『ロッキー4/炎の友情』でもサバイバーが歌う曲『Burning Heart』が使われています。『Eye Of The Tiger』に比べると有名ではありませんがそれでもファンなら知ってますよね。
ロッキー5/最後のドラマ
ロッキー5 (字幕版)
ようやくロッキーが戦わなくなった作品です。邦題のサブタイトルにもある通り"ドラマ"がメイン。
ロッキーはトレーナーになりました。ロッキーは自分がミッキーに育ててもらったようにトミー・ガンを可愛がり鍛えていくんですが、コイツがとんでもないクソ野郎でロッキーに育ててもらった恩を仇で返します。最後はそのトミー・マシンガンとロッキーが素手でケンカして終わります。
ロッキーは自分の息子ロッキーJrをそっちのけでトミーを鍛えていたことでJrが反抗期に突入、ロッキーとJrが絆を取り戻す作品でもあります。
ちなみに本作に登場したロッキーJrはシルヴェスター・スタローンの本物の息子でした。
ロッキー・ザ・ファイナル
ロッキー・ザ・ファイナル (字幕版)
おじいちゃんになったロッキーはエイドリアンに先立たれ一人レストランのオーナーを務めていました。
現世界チャンピオンのディクソンとロッキーがコンピューターのシミュレーション試合を行っているのをテレビで見たロッキーがボクサーに復帰。それをここぞとばかりに狙ってきたディクソンのマネージャーの策略によりロッキーは最強の現世界チャンピオンと戦うことになります。
もはやここまでくると無理がありますよね。老体にむち打ち現チャンピオンを判定まで持っていくロッキーはさすがにちょっとね。
ただ作品自体はしっかりしていて映画で重要な役割を果たすエイドリアンの死があったり、スパイダーが登場したり、マイク・タイソンが登場したり、ディクソンを演じたのは本当にボクサーのチャンピオンだったりとかなり豪華でした。
クリード チャンプを継ぐ男
クリード/チャンプを継ぐ男 (字幕版)
いわゆるリブート作品です。
ロッキー1作目から登場し『ロッキー4/炎の友情』で死んでしまったロッキーのライバルアポロの息子アドニス・ジョンソン(通称ドニー)が主人公。
ぼっちゃん育ちのドニーでしたが、アポロの血を引いているためボクサーになる夢がありました。
ロッキーはドニーのトレーナーになりドニーを鍛えることになりますが、いつものパターンでハゲタカのようなマネージャーのせいでドニーはチャンピオンと戦うことになります。
本作ではロッキーがガンを患っており、ロッキーの義兄ポーリーは死んでしまっていました。
第1作目『ロッキー』以来の傑作で、ラジー賞常連のシルヴェスター・スタローンが本作で『ロッキー』以来のアカデミー賞ノミネートになりました。
最後に
そんなロッキーシリーズ最新作『クリード 炎の宿敵』は1月11日に全国公開です。ロッキー4のサブタイトルに寄せてきてる辺り(炎の友情と炎の宿敵)がにくいですね。どうやらクリードは3部作になると噂されているので今後期待したいですね。
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