でょおのぼっちブログ

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洋画映画を『字幕で見るか吹き替えで見るか』問題は実はとても深刻

洋画映画を『字幕で見るか吹き替えで見るか』問題は実はとても深刻

どうもでょおです。

昔、学校のディベートだかディスカッションだかがありまして、その時の議題が「洋画映画を吹替で見るか、字幕で見るか」というものでした。

当時私は字幕で見る派だった訳ですが、最近はこの問題は相当深刻な問題だよなと思うようになってきています。

 

洋画映画を字幕で見るメリット

字幕で見ることにメリットがあるというより、吹替で見るデメリットが多すぎるんですよね。

俳優の声、言葉が聞こえる

まず当たり前のことなんですが、演じている俳優本人の声を聞くことが出来ます。俳優たちはもちろん声や言葉も演技のうちですから、それらを完全に取り除かれた映画では「俳優たちの演技」を存分に楽しむことはとても難しいです。

無声映画でええやんってなります。

吹替声優が声を当ててしまうと、顔と声のギャップに違和感があります。それに洋画の吹替にはクセがあります。芸人なだぎ武のディランのネタなんかはまさにそのクセを笑いにしたものですよね。

洋画のアニメーション映画の声優は名の売れた俳優が声を当てることが多いです。たとえば『トイ・ストーリー』のウッディはトム・ハンクスが声優です。

またアニメーション映画のキャラクターは声優の顔をモデルにしていることも多いです。たしかにウッディは若い頃スマートだったトム・ハンクスに似ていますし、動きもトム・ハンクスの特徴を捉えています。

声を当てるだけであれば唐沢寿明で十分ですし、むしろ全然アリです。ですがウッディの中にトム・ハンクスの面影を探すという楽しみ方はできないことになります。

訛りを聞くことが出来る

英語が得意でない私でも、簡単な訛りを聞き分けることぐらいは出来ます。洋画、ハリウッド映画の多くはアメリカ合衆国が舞台です。

アメリカの訛りで有名なものでいえば「南部訛り」があります。南部訛りはわかりやすいので英語が話せない人でも聞き分けることが出来ます。

トム・ハンクス続きで言うと『フォレスト・ガンプ/一期一会』。トム・ハンクスがアカデミー賞主演男優賞を取った作品です。トム・ハンクスが演じるのは南部のフォレスト・ガンプで、トム・ハンクスは南部訛りを披露しています。トム・ハンクスは南部の人間ではありません。この演技力が賞賛された訳です。

日本で例えるなら関東出身の俳優が違和感なく関西弁で演技したことが評価されているようなものですよ。吹替にすると台無しちゃいます?

また、アメリカでは南北戦争が題材になった映画もたくさんあります。ご存知の通り、アメリカ南部とアメリカ北部が戦う内戦です。当然、南軍は南部訛りで話します。吹替で見るとこの対比を楽しむことが出来ません。

アメリカ英語とイギリス英語の違いを楽しむことも出来ます。コメディ映画ではアメリカ人がイギリス人のイギリス英語を真似するのもしょっちゅう見かけます。

ミュージカル映画の古典『マイ・フェア・レディ』なんかはイギリスの貧困層のアクセントが劇中の重要な要素になっています。吹替は吹替で上手く表現されていますが、内容が大幅に変わってるのは間違いありません。

違訳を見つけることができる

洋画は字幕でも吹替でも違訳されます。つまり言ってることと全く別のことに訳されてしまうことがあります。

日本人や一般人には馴染みのないものや、伝わりにくい部分が誰にでもわかるように変更される訳です。

例えば「Uber」を「タクシー」と訳します。Uberはアメリカ発のタクシーを呼ぶアプリです。日本でもサービスが始まっていますが、誰でも知ってるかといえばそうではありません。私も使ったことないですし。

タクシーでも意味は伝わるりますがやっぱりちょっとニュアンスは違いますよね。Uberと言うと「タクシー」という意味にプラスαで今っぽい雰囲気もあるわけです。

洋画の違訳は本当にたくさんあります。私が気付くだけでもたくさんあるんですからネイティブや英語が話せる人にとってはもっとたくさんあるはずです。

元々、吹替なんてものはなかった

元々、吹替はテレビのものでした。昔は映画館で吹替映画なんて上映していませんでした。

昔といっても割と最近です。私が記憶している限り『スパイダーマン』(2002) 頃までは映画館で字幕映画を見ていました。当時はまだ子供だったので横で母親が難しい漢字を読んでくれたのを覚えています。吹替映画が誕生してからは母親の付き添いなしで映画館に行くことが出来るようになったんです。

有識者が書いた下記の記事によると『ハリー・ポッターと賢者の石』が転換点、と書いてあります。ハリポタ1作目は2001年公開ですから私の記憶も間違ってないということです。

洋画の吹替と字幕をめぐるあれこれ(紀平照幸) - 個人 - Yahoo!ニュース

洋画映画を字幕で見るデメリット

ここまで言えば絶対的に字幕で見るのが良いと思われるんですが、当然大きなデメリットもあります。

ヒアリングが出来ないと意味がない

先ほどの違訳の話ですが、英語のヒアリングが出来ないことには何の意味もありません。今まで吹替で見てて、ある日突然字幕で見るようにしてもすぐに恩恵を受けるかどうかは微妙なところです。

聞き取れないことには違訳を発見できません。つまり日本人の英語力の低さが洋画の面白みを減らしている訳です。

字幕には制限がある

当然のことですが耳で聞くより、文章を読む方が時間がかかります。

なので短い間の長いセリフの字幕なんかは結構割愛されてたりします。もちろん英語のヒアリングが出来れば問題ありませんが、SFなんかで使われる専門用語や高尚な言葉を聞きとり理解することは無理です。英語圏在住の日本人でも無理なんじゃないかと思います。

その点、吹替は耳で聞く訳ですから平気な訳です。

やはり日本人の英語力の低さが深刻で、映画の面白みが減っているということになります。

最後に

結局、英語力の低さが問題で字幕で映画を見ても吹替で映画を見てもデメリットがある訳です。

もうすでにおっさんという枠組みに片足を突っ込んでる私は英語力を高めることは出来ないでしょうが、吸収力のある若者たちは映画を楽しむためにも英才教育に力を注いでほしいですね。

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