ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル (字幕版)
2018.04.01:記事を投稿しました
2019.12.11:記事を更新しました
どうもでょお(@dyoblog_)です。大ヒットした映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の続編『ジュマンジ/ネクスト・レベル』が公開されますね。
この記事はそもそも『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』公開時に書いた記事ですが、続編が公開されるので記事の内容を更新しておこうかと思います。『ジュマンジ/ネクスト・レベル』の感想はまた後日アップ予定。
この記事では『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジュマンジ』もとい『ジュマンジ/ネクスト・レベル』が昔に公開されたジュマンジとの違い、立ち位置的な部分に関して考察、解説していく記事になります。
当然ながら1995年公開の『ジュマンジ』、2018年日本公開の『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジュマンジ』のネタバレを含んでいますので未視聴の方はご注意ください。
『ジュマンジ /ネクスト・レベル』の感想記事はこちら→ネタバレ感想評価【ジュマンジ3/ネクストレベル】前作の良さを返せ!
- 『ジュマンジ』シリーズ一覧のまとめ
- 『ジュマンジ』リメイク前との違いを考察
- 考察『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』は紛れもない続編である
- 『ジュマンジ/ネクスト・レベル』は正当な続編
- 終わり
『ジュマンジ』シリーズ一覧のまとめ
まずはザックリと『ジュマンジ』シリーズについてまとめていきます。映画『ジュマンジ』シリーズは全部で4本あります。
- ジュマンジ(1995)
- ザスーラ(2005)
- ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017)
- ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019)
ですね。95年公開の初代『ジュマンジ』を1とするのであれば『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』はジュマンジ2、『ジュマンジ/ネクスト・レベル』はジュマンジ3になるでしょう。
ジュマンジのサブタイトルは邦題ではなく、原題と全く同じなので本国でもジュマンジにはナンバリングタイトルをつけていません。
『ジュマンジ』(1995年)
ジュマンジ (字幕版)
初代?本家?ジュマンジが公開されたのは1995年。
1969年にジュマンジの世界へ吸い込まれたアラン(ロビン・ウィリアムズ)が主人公。友人のサラとスゴロクっぽいゲームのジュマンジをプレイしていたのですが、サラがゲームを途中放棄したことによってアランはゲーム内のジャングルに取り残されてしまいます。
その26年後の1995年、ゲームを発見したジュディとピーターの姉弟がゲームに参加。アランもジャングルから帰還し、サラを含めた4人でゲーム「ジュマンジ」をクリアします。
主人公のアランはコメディ俳優として人気だった故ロビン・ウィリアムズが演じました。それからサム・ライミ版『スパイダーマン』のMJ、ブスなヒロインと言われてるキルスティン・ダンストがジュディ役として出演しています。
ブスは言い過ぎじゃね?残念ながら(?)子役時代のキルスティン・ダンストはめっちゃ可愛いです。
『ザスーラ』(2005年)
ザスーラ (字幕版)
ザスーラは正確に言うとジュマンジシリーズとは全く関係のない映画です。
「ジュマンジ」というボードゲームではなく「ザスーラ」というボードゲームの話です。舞台がジャングルから宇宙になってます。
ただ同じように「ボードゲームで起きたことが現実でも起きる」という設定を踏襲し、原作絵本の作者も一緒。今で言う所のリブートやリメイクみたいな感じです。
『ジュマンジ』が比較的怖い話だったのに対して、『ザスーラ』はもっとエンタメ寄りというか子供でも楽しめる映画という感じでしたね。
それもそのはずで今じゃ超ヒットメーカー監督ジョン・ファブローがメガホンを取っています。『アイアンマン』シリーズや『ライオン・キング』など色々やってますよね。
主人公には『ハンガー・ゲーム』シリーズや『センター・オブ・ジアース』に出演していたジョシュ・ハッチャーソンがさらに子供で出演。またお姉ちゃん役にティーン時代のクリステン・スチュワートが出演もしています。
新『チャーリーズ・エンジェル』に出演してます。ちな日本公開は2020年2月。
そのほか『ザスーラ』にはダックス・シェパードやティム・ロビンスも登場していて今思うと結構力入れて作ったんだろうなと思いますが、映画は『ジュマンジ』と比べて影薄いです。
『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(2017年)
ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル (字幕版)
20年振り以上の続編になる『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』は続編でありリブート。
前作『ジュマンジ』とは全く違うコメディアクション的な映画になりました。「ジャングルが現実にやってくる」って設定だったのが「テレビゲーム内のジャングルに吸い込まれる」的な設定に置き換わっています。
なので主人公たちがゲームキャラになっているってところも、これまでとは違うツイストが加えられている部分ですね。
オタクがマッチョになって、マッチョがヘタレになったり。初代と比較してひねりが加えられています。
ジュマンジのキャラクター、ブレイブハートはロック様ことドウェイン・ジョンソンが演じ、動物学者のマウスはケヴィン・ハート、地図製作者はジャック・ブラック、戦うヒロインには『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のカレン・ギランが演じました。
『ジュマンジ』リメイク前との違いを考察
ジャングル以外はほとんど別物映画
『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』はプレイヤー達がテレビゲームに吸い込まれる設定ですが、本家の『ジュマンジ』はゲーム(ジャングル)が現実世界にやってくる形でした。
テレビゲームではなくスゴロクタイプのボードゲームで進んだマス目の指示が現実になる感じです。(正確に言うと指示はマス目には出ないのですが)
ボードゲームなので当然、ギークな少年がロック様に変身したりリア充美少女がジャック・ブラックに変身したりなんてこともありませんでした。
ただ逆に言うとこのひねりを利かせた新しい設定がウケて世界中でヒットしたんですよね。
初代『ジュマンジ』コメディじゃなかった
何より違うのは初代『ジュマンジ』は『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』のようにコメディ映画ではありませんでした(アクションもなかった)。
たしかに子ども向けの映画でコメディ要素もありましたがむしろカルト的でちょっと怖い映画でした。映画冒頭で主人公がジャングルに吸い込まれ、おっさんになるまで何十年とジャングルで過ごすハメになるんです。自分だったら怖いでしょ。残された者も「人が目の前で消えた」なんて言うもんだから変人扱い。精神を病んで大人になります。
この描写は『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』でも踏襲されていますが、描かれ方が違いますよね。
他にもジャングルの動物がやってきて嵐がやってくるのはもちろん、ズルした弟が猿になったり、主人公アランを殺そうと狙う狩人まで登場します。人をハンティングするキャラクターが出てくるなんて子ども映画ではなかなか強烈です。
考察『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』は紛れもない続編である
ここまで完全に別もの映画になってるとお伝えしてきましたが、それでも『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』、『ジュマンジ/ネクスト・レベル』は紛れもなく初代の続編です。
まず理由の1つ目はボードゲームがテレビゲームに変身する描写。
90年代に「ボードゲームする奴なんているかよ」ってことでボードゲームからテレビゲームに変身しました。この調子でいくと新作ジュマンジではオンラインゲームになってそう。
続いてアレックスがボードゲームを発見した時期が初代『ジュマンジ』とほぼ同時期。初代の舞台は1995年、アレックスがゲームを発見したのは1996年。アランがボードゲームのジュマンジを捨てたのは1969年だからなんかおかしい気がするけど…。
紛れもない続編である一番の理由はアレックスが20年ほど暮らしていたツリーハウスを建てたのが初代『ジュマンジ』の主人公アラン・パリッシュであるということ。
ツリーハウスに名前が彫られていましたよね。あの名前はロビン・ウィリアムズが演じたキャラクターと一緒。
『ジュマンジ/ネクスト・レベル』は正当な続編
そして今回公開される『ジュマンジ/ネクスト・レベル』も紛れもない前作からの続編。
基本的にキャラクターやプレイヤーの改変もなし。
前作でナードな主人公だったスペンサーがゲームを修理。その結果、再びジュマンジに吸い込まれてしまいます。前作にも登場した仲良し4人組に加えて、その場にいたおじいちゃんもゲームに吸い込まれてプレイ開始。
ところがジュマンジのテレビゲームは一度ぶっ壊しているので、ゲーム内にはバグが大量発生。スペンサーを助けるため無理ゲーと化したジュマンジをクリアしなければいけません。
終わり
そんなジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングルは4月6日全国公開になります。多分感想記事書くと思います(めんどくさくて挫折したらごめんなさい)
追記:結局めんどくさくて『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の感想記事書いてませんw
『ジュマンジ/ネクスト・レベル』の感想は必ず書きます。もうURLも用意しちゃったし。
追記:『ジュマンジ/ネクスト・レベル』の感想書きました。
ネタバレ感想評価【ジュマンジ3/ネクストレベル】前作の良さを返せ!