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【感想】キラー・ドッグ『犬好きが作った、ななめ上過ぎる犬映画』

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【感想】キラー・ドッグ『犬好きが作った、ななめ上過ぎる犬映画』
出典:Bullet Head (2017) - IMDb

どうもでょおです。
あなたは犬派ですか?それとも猫派ですか?私はもっぱら猫派です。関係ありませんがこの猫派とか犬派とかの"派"って言い回しが大嫌いです。

【猫好き=猫派】って言い回しはおかしい!猫好きの猫派がもの申す

それはさておきNetflixで【キラー・ドッグ】という映画を観たのですが、この映画が良くも悪くも斜め上過ぎるぶっ飛び映画だったのでどうしても感想が書きたくなり書いてみることにしました。映画の感想記事は「書きたい」より「書かなきゃ」と思うことが多いのですがこの映画は「書きたい」でした。
良い映画だったかどうかでいうと「そこそこ」でしたが、意表を付かれたことで楽しめました。
若干ネタバレありですが核心に触れるネタバレはないので気軽にご覧ください。

キラー・ドッグのあらすじ

3人の強盗犯は、警察の手から逃れるために倉庫内に身を隠す。そこに、警察よりも恐ろしいものが潜んでいるとも知らずに…。男達は、生きて倉庫から出られるのか?
出典:キラー・ドッグ | Netflix (ネットフリックス)

と、まあこんな感じなわけですが私はちょいB級の硬派なクライムドラマ+スリラーだと思って観た訳ですよ。ところがどっこい。凶暴な闘犬との密室ホラー作品でした。だってあらすじに犬のことなんて何も書いてないでしょ?まさかこんなにド直球なタイトルだと思いませんでした。ドッグは比喩だと思いましたよ。

凶暴な闘犬と言ってもゾンビでもなく、狂犬病でもなくただの闘犬です。負けて処分される予定だっただけの犬です。ただの犬に犯罪者の大人三人が怯えきってるのは若干笑ってしまいます。時折、犬特有の可愛い動きが合って「フィクションだなー」ってほっこりできます。

キラー・ドッグのキャスト

B級映画丸出しの映画キラー・ドッグですがキャストが無駄に豪華です。アカデミー賞主演男優賞の受賞歴があるエイドリアン・ブロディが主演を務め、名優ジョン・マルコヴィッチ、アントニオ・バンデラスがメインキャストとして登場します。
ただこの3人ってちょっと残念映画にも度々出演しているイメージがあるので割と合点がいくキャスティングです。

エイドリアン・ブロディってすっごく細くて繊細なイメージなのにこういうタフなキャラにキャスティングされることがあるのは何故なんでしょうか。プレデターズでは軍人(だったと思う)を演じてましたがあれだけガリガリだと転んだだけで骨折りそうな勢いがあります。

背が低いアントニオ・バンデラスはちゃっかり底上げ靴を履いておりましたw
アップで映るシーンくらい別の靴に差し替えて上げたらいいのになぁ。

キラー・ドッグの感想

とにかく犬好きな人が作った映画なんだなというのが一発目の感想です。闘犬に襲われる映画なんですがその闘犬がどうして凶暴になったかというバックボーンが描かれ、最後は闘犬に感情移入してしまうという図式になってるくらいです。
メインキャスト全員が「犬好き」を公言して、犬との思い出話を自分語りします。斬新です。斜め上です。今、犬に追いつめられ犬に殺されかけてるって状況で「犬はいいよねー。犬大好きだわ」みたいな話をしています。
エイドリアン・ブロディ演じる主人公に至っては元猫好きだったけど犬好きになったという、ステマ的猫下げまでしています。
極めつけはエンドロール。映画やドラマでよく「○○に捧ぐ」とかありますが、この映画キラー・ドッグはまさかの「犬に捧ぐ」映画でした。永遠の親友、愛犬○○に捧ぐみたいな文章が出てきます。大真面目にやってるんでしょうが私はどうしても笑いをこらえることが出来ませんでした。

まとめ

映画「キラー・ドッグ」は犬好きの方にぜひ観てほしい映画ですが、ハートフルな作品ではないですし、犬が虐待されているシーンもあります。(映像に映ってはいない)
ですので繊細な人は少し注意が必要ですが犬好きの方にとってはなかなか良い映画なのかもしれません。闘犬を飼ってる人は間違いなく罪悪感を感じるので観ないことをおすすめします。

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