ライオン・キング スペシャル・エディション [DVD]
どうもでょおです。
ディズニーは名作アニメの実写化を続々と実現させています。先日は「ライオンキング」の実写版の予告編が公開されました。そこで今回は実写版ライオンキングの予告編について感想を書いていきたいと思います。
- 実写版ライオンキング予告編をどうぞ
- ライオンキングだけど実写化じゃねえ
- 実写版ライオンキングのキャスト
- アニメ版ライオンキングについて
- 実写版ライオンキングについて
- スカーが黒くなくてプンバァが怖い
- 最後に
実写版ライオンキング予告編をどうぞ
まずは実写版ライオンキングの予告編をご覧ください。
いかがだったでしょうか。ラフィキ爺さんがシンバを掲げるシーン、プライドロックなどアニメ版のライオンキングでお馴染みの名シーンを再現しております。ファーストトレーラー、つまり第一弾予告編なのでまだストーリーやあらすじは一切わかりません。
ライオンキングだけど実写化じゃねえ
で、この予告編を見た感想なんですがまず実写化じゃねえってこと。
ライオンキングを知っている人ならわかりますが、そもそもライオンキングには人が出てきません。そのため実写化といっても人が演じることができません。よく似たディズニーの実写映画『ジャングルブック』には少年が出てくるのでこのあたりはクリアしていますね。もちろん動物たちを使って演技するのにも限界がありすぎます。
なので実写映画というよりはCGを使った実写風映画というべきでしょう。背景などの映像は実写なのかもしれません。
とはいえどこが実写でどこがCGか見まごうほどリアルな動物です。プライドロックもアニメ版をそのまんま実写にしたようで完璧です。
実写版ライオンキングのキャスト
『ライオンキング』の予告編にキャストが書いてあったので総ざらいしてみました。
- ドナルド・グローバー
- セス・ローゲン
- キエテル・イジョフォー
- ビリー・エイチュナー
- ジョン・オリバー
- キーガン=マイケル・キー
- ビヨンセ
- ジェームズ・アール・ジョーンズ
映画『ハン・ソロ』で若き日のランドを演じたドナルド・グローバーが主人公であるシンバを演じます。ドナルド・グローバーはラッパー、チャイルディッシュ・ガンビーノとしても有名です。他には『スパイダーマン:ホームカミング』にもちょい役ですが出演しております。このちょい役は後々敵役になる重要な役だと思われます。
またコメディアンであるセス・ローゲンがプンバァ、ビリー・エイチュナーがティモンを演じます。セス・ローゲンのプンバァは地でいけそうですね。
それから名優キエテル・イジョフォーが演じるのはライオンキングの悪役のスカー。個人的にはこのチョイスはぴったりだと思いますね。
ジョン・オリバーが演じるのはザズー。シンバの世話役、執事である青い鳥ですね。
キーガン=マイケル・キーが演じるのはスカーの部下であるハイエナの一匹バンザイです。
そしてビヨンセが演じるのはやっぱりナラ。ライオンキングのヒロインです。シンバと幼馴染で将来は妻になるライオン。『ライオンキング』の実写ということは劇中で歌のシーンがあることも容易に想像がつきますからとても期待できますね。ディズニーアニメライオンキングはミュージカルですから歌唱力の問題もクリアしてそうです。
ジェームズ・アール・ジョーンズはもちろんシンバの父ムファサ。アニメ版でもムファサの声を担当した俳優です。シスの戦士ダースベイダーの声の人って言ったらわかるよね。
アニメ版ライオンキングについて
一応ざっくりとしたあらすじを言うと王の息子として生まれたシンバが王になっていくまでを描いた話。
王ムファサは反旗を翻した弟のスカーによって殺されます。逃げ出して数年ぶりにプライドランドに帰ってきたシンバとスカーが王座を巡って戦うという内容。
キャラクターが有名なティモンとプンバァはというとプライドランドから逃げたシンバが出会い一時的に一緒に暮らす仲間です。「ハクナマタタ」という言葉はとても有名ですよね。
実写版ライオンキングについて
監督するのはジョン・ファブロー。すでに実写版映画『ジャングル・ブック』を成功させています。俳優としても有名で近年の映画業界に欠かせない一人となっています。
また、公開日については来年2019年夏となっています。
実写版『ライオン・キング』の公開日は2019年8月9日に決定しました。
いったいどのような映画になるのかわかりませんが基本的にはアニメ版の内容を踏襲しそうです。やたらと人間に焦点を当ててる「実写版ダンボ」よりも圧倒的に期待できそうですね。
スカーが黒くなくてプンバァが怖い
第二弾予告編が公開されて新しいキャラクターたちが紹介されたのですが、やはりアニメ版とは全く違うキャラクターになっていました。
まずはスカー。
(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
アニメ版のスカーのように痩せ細っていますが、たてがみは黒くなく、肌もオレンジがかっていません。目の周りのクマっぽいのもない。どうも悪そうな感じが今一つ足りません。これ映画内で見るとどっちがどっちかパッと見わからなくなるやつですね。
そしてプンバァ。
(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
現実のイボイノシシそのままで可愛げもくそもありません。牙がめちゃめちゃ怖いです。この実写化されたプンバァがティモンとハクナマタタ歌ってて楽しい気分になれるのでしょうか。
あと大きく違うのがザズー。
(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
青くねーし。青い鳥はいなかったんでしょうか。
そもそもライオンキングに出てくるキャラクターたちは動物と言ってもすべてデフォルメされています。シンバなんかは前髪かき上げてるし、スカーの目は黄緑色です。実写版にすると再現できないのでしょうが、アニメ版のもつ魅力がなくなってしまうことで実写版の魅力も半減してしまわないかが気になります。
最後に
ディズニーが自社の古典アニメを軒並み実写化してるのですが、皆さんは飽き飽きしてませんか?
アニメ版のファンが減りそうな気もしますが、これってある意味アメコミの映画化と同じような手法なのでむしろアニメ版のファンも増えるんではないでしょうか。
実写版『ライオン・キング』がどうなるのかは見てみるまでわかりませんが、ティモンとプンバァの魅力はごっそり削がれてそうな気がします。いずれにしても公開が楽しみです。