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【バイク】ガソリンタンクは普通に自分でスプレー缶塗装しちゃダメなワケ

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【バイク】ガソリンタンクは普通に自分でスプレー缶塗装しちゃダメなワケ

どうも自称自家塗装のプロでょおです。

自家とプロって真逆の意味なので超矛盾してるって…、このネタ前もやった気がする。

いくら口でスプレー缶塗装が上手いよと言っても信用ならないですし、百聞は一見にしかずといいますからまずはこの画像をご覧ください。

自分で自家塗装したバイクパーツの塗装面

私が缶スプレーを使って塗装したフロントカウルです。グラフィックはエアブラシだけど、それ以外はクリアコートを含めて缶スプレーです。

 

さて、このブログでは以前下記のような記事を書きました。

自分でバイクをスプレー缶塗装!絶対に失敗しない6つの方法

自分で缶スプレーを使って、バイクの塗装をするコツをまとめた記事です。自分の記事を改めて読み返してたらあることに気が付きました。

 

「ガソリンタンクを塗装するコツを書いてねえ」

 

実はバイクのガソリンタンクの塗装は他のパーツの塗装と比べてやるべきことやコツがあるんです。これを知ってるか知らないかじゃ失敗率が異なります。

というわけで今回は「バイクのガソリンタンクを自家塗装するコツ」をご紹介していこうかと思います。先ほど紹介した記事と併せて読んでもらうと自家塗装に成功すると思いますよ。

 

自分でバイクをスプレー缶塗装するコツのおさらい

まずバイクのパーツを自分でスプレー缶を使って塗装するコツをおさらいしていきましょう。別記事で詳細をまとめているのでこのページではサクッとおさらいするだけです。

  • 金と手間を惜しまない
  • スプレー缶塗料は高い物を
  • 塗装環境を整える
  • ヤスリがけは怠らない
  • とりあえず脱脂しとけ
  • 塗装間隔は多く取る

となっております。詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

自分でバイクをスプレー缶塗装!絶対に失敗しない6つの方法

 

バイクのガソリンタンクを塗装するコツ

ガソリンタンクは鉄製である

まず大前提として知っておいてほしいことですが、バイクの純正ガソリンタンクの多くは鉄製であるということです。

たしかに中にはアルミ製やFRP製もあるでしょうが、一般的には鉄製であることが多いです。アルミやFRP製のガソリンタンクと違い、鉄製のガソリンタンクは恐ろしいほど錆びやすいという傾向があります。

知ってる方も多いと思いますが、ガソリンタンクの中はサビやすいですよね?同じようにガソリンタンクの外側も環境次第ではとても錆びやすいのです。

 

ガソリンタンクの旧塗装は剥がさない

バイクのガソリンタンクに元々施されている旧塗装を剥がして、鉄面が剥き出しの状態(べアメタル)になってしまうと少しの湿気であっという間に錆びてしまいます。本当に数秒でサビます。

見たことない人は信用できないかもしれませんが、ベアメタル状態の鉄に雨をかけるとそれだけで一瞬にして錆が発生するんですよ。

 

なのでガソリンタンクにすでに施されている塗装は出来るだけ剥がさないことをおすすめします。

旧塗装に足付けして、その上から新しい塗装を行うというものです。私はこのやり方を一番推奨します。

 

旧塗装を剥がすなら脱脂&下塗りが重要

ガソリンタンクの旧塗装を剥がさない方が良いと言われても、やむを得ず剥がさないとダメな時もありますし、足付けしてたら地金出ちゃったって時もあるでしょう。

そんな時はとにかく脱脂と下塗りが重要です。

 

まずは脱脂について。

アルミやFRPに塗装するときは脱脂剤に食器洗い用の中性洗剤で代用しても全く問題ないんですが、相手が鉄となるとそうはいきません。

必ず市販の「シリコンオフスプレー」を使用しましょう。よくある間違いですがシリコンスプレーではないです。シリコン"オフ"です。

 

続いて下塗りについてです。ガソリンタンクはとにかくサビやすいので、一連の流れをすぐに行いましょう。スピード勝負です。

  1. 研磨(サビ落とし)
  2. 脱脂
  3. 下塗り(プラサフ)

この工程をすぐに行って少しでも空気(湿気)に触れる時間を減らすことが重要です。

塗装は上手くいったけど、塗装面の下に少しあったサビが徐々に拡大して塗装を侵食するなんてこともあります。念には念を。

下塗りにはプラサフを

私個人的にはプライマーとサーフェイサーが合体した下塗り塗料、プラサフを推奨します。というかプラサフ一択。

プラサフには錆止め効果や塗料の食いつきアップ、細かなキズ消し効果があります。

正直、プライマーやサーフェイサーを選択する理由がありません。プラサフならどちらも兼ねるので、プラサフ一択です。別に高価なわけでもないし。

タンク内コーティングも合わせて行う

古いバイクのガソリンタンクの中って十中八九サビてるんですよ。なのでガソリンタンク内の錆を落としてコーティングするのが良いんですが、タンクのサビ落としは塗装もダメにしちゃうんですよね。

だから基本的には「タンクの錆を落とす」と「タンクの塗装」はセットになっています。

せっかく綺麗に塗装できても、後からタンク内の錆を落としてコーティングをかけたら塗装をダメにしちゃう可能性もあります。

塗装する前にタンク内をコーティングしておいた方があとあと後悔しないで済みます。

私も今タンクの錆を落としたいけど塗装ダメにしちゃいそうだから騙し騙しにしてます…。

最後に

もし自分で缶スプレーを使ってバイクのガソリンタンクを塗装しようと検討している人は是非参考にしてみてください。

缶スプレー自家塗装だけは誰にも負けないぐらい経験が豊富なので。いい加減スプレーガン買えよと言われるぐらい経験豊富なので信用してくれると嬉しいな。

 

この記事で紹介したアイテムまとめ

 

 

 

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