どうもでょおです。
先日インスタをフォローしてくれた人が、でょブログのエリミ見て参考にしてくれてるって言っててめちゃくちゃ嬉しかったです。
たまにこういうリアクションが貰えるとブログやっててよかったなーと本当に思います。
さて、今日はバイクカスタム初心者の方にお届けしたい道具のお話し。これ持ってない人いるけど、あると実はめっちゃ捗るよ的なやつ、それがトーチバーナーです。
トーチバーナーがあると出来ること
多分、カスタムを始めたばかりの人って工具を集めることが先じゃないですか。
なので意外とトーチバーナーって持ってないと思うんですよ。
私は以前、持ってるとバイクカスタムが捗る5つのものを紹介したことあるんですが、その時トーチバーナー入れるの忘れてたんですよね。それぐらい影が薄いアイテム。
固着したボルトが外せる
一番の使い道が多分コレ。固着していくら頑張っても外せないボルトやナットってありますよね?
それ、火で炙ると外せるかもしれません。
金属は熱を持つと膨張するので、トーチバーナーでガンガンに炙ってから外すという手法があります。
焦げるし、ナットは再利用できないので出来るだけやらないですが。
ちなみにナットを暖める専用の道具もあるぐらい。
ロウ付け出来る
ロウ付けは簡単にできる金属を接着する方法の一つです。強度としては溶接とハンダづけの中間ぐらいなので十分な実用性があります。
金属をトーチバーナーで熱した後にロウと呼ばれる金属を流し込むことで融着します。これができるとDIYでカスタム出来ることがかなり増えるんじゃないでしょうか。
たとえば電装ボックス。自分でシートメタルを切り出して箱にした後の継ぎ目を埋めたりするのに使えそうです。強度があまり必要のないステーであればロウ付けでやっちゃってもいいかもしれません。
バイクでは一般的にマフラーやガソリンタンクにできた穴をふさぐ時に使われるイメージがあります。
ちなみにアルミでやると激ムズです。
金属を曲げられる
DIYで金属を曲げるタイミングってバイクカスタムしてると結構ありませんか?例えば平板のステーをL字に曲げる時などに熱して曲げやすくしたりします。
他には鉄の棒をステーに使う時などに曲げたりしますよね。
下記の写真はステンレスパイプをまげてステーを作った時のやつ。
パイプを曲げる時は中に細かな砂をパンパンに詰めて行います。これぐらいの太さになると万力などで固定して自重で曲げますが、もっと細い鉄棒であればプライヤーなどで挟んで曲げられます。
めちゃめちゃメンドクサイのでおすすめはしません。炙ったところがぐにゃんと曲がって楽しいけどね。
プラスチックパーツのバリ取り
原付やスクーターはプラスチックパーツが多数付いてるので使用頻度が高いですね。普通のマニュアル車なら多分、泥除けカットする時とかでしょうか。
ノコギリなどでプラスチックパーツをカットするとバリが発生します。大きいバリは柔らかいので手でもぎ落した後トーチバーナーで軽く炙ると縁が丸まって綺麗になります。
なにより作業が楽なのが一番いい。やすりかけたりするの面倒だからね。
黒樹脂パーツの復活
バイクや車に使われる黒樹脂の未塗装パーツって年月が経つにつれて白化していきますよね。
これトーチバーナーで炙るとなぜだか復活します。表面がうっすらと溶けてるんでしょうか。理由はわからないけど。
ただあまり長持ちしませんし、炙ったところだけが綺麗になるのでムラになりやすいです。本当はケミカル剤を使うことをおすすめします。
足用の原付とかにはこの方法使ってます。
トーチバーナーの使い方
説明するほどでもないのですが、トーチバーナーはバーナー本体とカセットガスに分かれています。このガスがなくなるとバーナーは使えなくなるのでカセットガスを交換してください。
着火後はガスを調整してバラバラした炎からシュッとした炎になるようにしましょう。バラバラした炎は火力が弱いです。抽象的な表現で申し訳ないですね。
トーチバーナーは取扱注意
当たり前のことですが着火物があるところの近くでは絶対使用しないでください。ガソリンタンクのそばとかね。またガソリンは揮発性が高いのでタンクキャップを開けたり、開けていた場合は使用を控えましょう。
たまにガソリンスタンドでタバコ吸ってる人いるけどあれ怖すぎるんだけど。
皆さんも取り扱いだけは注意してくださいね。
最後に
トーチバーナーは取り扱いが簡単で値段も安く色々なところに使えてとても便利な道具です。
あるとカスタムの幅も広がりますし、持っておいて損はありません。
最強なぐらいカスタムが捗ります。
カスタム初心者の方でまだ使ったことがないという人はぜひ導入してみてはいかがでしょうか。