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映画ブログ運営をおすすめしない5つの理由|収益化は無理ゲーです

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映画ブログ運営をおすすめしない5つの理由|収益化は無理ゲーです

どうも、意識低い系雑多ブロガーのでょおです。

フォロワーや固定ファンは少ないけど、これでもこのブログの月間アクセス数は平均30万PVあります。ちなみに先月はサブブログと合わせて月100万PVを達成しました。

映画ブログ運営をおすすめしない5つの理由|収益化は無理ゲーです

自分で言うのもアレなんですが、この数字自体"は"結構すごい方です。専業ブロガーならこれだけアクセス数あれば月に何百万円も稼ぐと思います。

「じゃあお前も相当羽振りいいんじゃねえの」

と思ったそこのあなた。残念ながら私の収益はマジで少ないです。もしブログだけが収入源だったら生活できないぐらい少ないです。

 

その理由は、

このブログのアクセス数の多くが「映画ブログ」だからです。

 

この記事のタイトル「映画ブログ運営をおすすめしない5つの理由|収益化は無理ゲーです」ですが、映画ブログを収益化すること自体は出来ます。

でもガッツリ稼いで裕福になるってのは無理ゲーだと悟ったので、今日はその理由を説明したいと思います。

 

映画ブログ運営の収益の目安

まず映画ブログで収益を上げるのがどれくらい難しいのかご紹介したいと思います。

私のブログを参考にしますね。分かりやすくするために、ブログAとかBにしてます。

ブログA【雑多ブログ】

ブログAはいわゆる雑多ブログです。記事の1/3が映画の感想です。海外ドラマの感想は省きます。

  • 運営期間:3年
  • 映画の記事数:227
  • 月間アクセス数:25万~45万

ブログB【特化ブログ】

こちらは特定の映画だけにフォーカスしたブログ。映画公開時期はアクセス数が伸びるけど、それ以外はガッツリ下がる感じ。

  • 運営期間:1年
  • 映画の記事数:209
  • 月間アクセス数:20万~80万

2つのブログの収益が10万円~15万円

どっちのブログも結構波が大きいので、ブログAの方が収益が大きい月もあればその反対もあります。トータルすると10万円~15万円くらいが平均値です。

ちなみに最高では18万円でした。

※この収益は映画ブログだけではない

私のブログは映画の感想以外にもたくさんの記事を書いています。実際はそこからも収益の多くが出ているので、映画の感想だけの収益にすると10万円超えません。

 

映画ブログで収益化をおすすめしない理由

映画ブログで収益化しようと思う方におすすめしない理由は全部で5つあります。順を追って説明していきますね。

1.ライバルが多すぎる

まず大前提として、映画ブログはライバルが多すぎるということ。レッドオーシャンどころじゃありません。サメ映画並みに血の海です。

個人が運営する映画ブログだと「三角絞めでつかまえて」さんとかが超有名ですよね。2009年から10年も運営を続けられてるので、そもそも記事数が尋常じゃないです。

はてなブログ界隈だと「モンキー的映画のススメ」さんあたりが有名です。モンキーさんはライティング能力も高いので、映画の感想記事でしょっちゅう上位を取ってます。

現実社会では皆から引かれるほど映画オタクと呼ばれている私ですが、彼らの知識量に追い付くことは多分一生無理。

これらはあくまで「個人の映画ブログ」です。ライバルは個人ブロガー以外にもたくさんいます。

例えば映画総合サイト「映画.com」。法人運営なのでそもそもドメインパワーが強いです。なので一般人が軽く投稿したレビューごとき(←失礼)でも検索上位に挙がってくることが珍しくありません。

その他にもSEO能力に長けた映画アフィリエイターたちもたくさんいます。彼らは新作映画をいち早く見て、それを投稿することで利益を得ているいわばガチ勢です。どれだけ儲けてるのかは知りませんが、記事投稿スピードで一般人が対抗するのは難しい。

 

さらにもっというと映画は1回1,000円~2,000円ほどで観れるわけですし、参入するハードルも超低いです。なので日々、映画ブロガーが増えています。 

ライバルが多ければ多いほど勝ち残るのが難しいのは言うまでもありません。全員が稼げるのではなくて上位の人間が牌を奪い合う構図ですね。

 

2.広告単価が低く収益化が難しい

映画ブログ運営をおすすめしない5つの理由|収益化は無理ゲーです

続いて広告単価の話。映画ブログで収益を出す主な方法は広告収入です。

ブログに広告を貼り付けて、その広告がクリックされたりそこから成約されたらお金が入ってくる仕組みです。

 

まず考えてみてください。

映画の感想を読んだ人が、次に興味を持つであろう商品って何があると思いますか?

はっきり言ってほとんどありません。だってすでに映画を見た後だから。「映画の感想読んだ後で映画を見る」なんてことあんまりないですよね?

当たり前のことなんですが、適当に広告を載せても意味がありません。記事を読んでくれた人が興味を持つであろう広告でないと、クリックもされないし成約もされません。

 

つまり映画ブログ向きの広告ってあまりないんです。

なのでクリック報酬型の広告、Google Adsenceも関係のない広告を表示することが多いです。

関係がない広告は当然クリックされにくいです。クリック率が低いサイトは全体的に広告単価を下げられていきます。負の連鎖です。

私の場合、映画記事がバズった月はアドセンスのクリック単価が目に見えてガッツリ下がります。

 

「映画を見て気に入った人向けにブルーレイの広告貼ったら?」

という声もあるかと思います。その通りですね。でもブルーレイって映画館で公開直後には発売されませんよね。早くても2、3カ月あとで発売されます。

映画公開時に映画館で映画を見た人がブルーレイ発売直前にあなたの書いた映画の感想をわざわざ読むと思いますか?確率としてはかなり低いですよね。

そもそも映画館で観てるからブルーレイ買わないって人もいるだろうし。

 

「動画配信サービス売ったらええやん」

これも映画系ブログが取り扱ってることが多いサービスのひとつです。Huluとかプライムビデオとかあの手のヤツね。

でもこれも映画ブログが売るにはかなり難しいです。まず映画の感想を読みに来る読者さんは、すでにサービスに加入してたり、以前入ってた人が多いということ。Huluなどのサービスのアフィリエイトは「はじめてサービスに登録する人」が対象になってることが多いです。

それに、もしあなたが動画配信サービスに入るならどこがいいか比較しませんか?加入する前に「Netflix Hulu どっちがいい」みたいな感じで検索しますよね。

映画の感想を読んだ後に流れ作業的にバナークリックして会員登録すると思いますか?よほど情弱じゃないとしないよね。

なので動画配信系のアフィリエイトは映画ブログではなく、動画配信を比較した専門サイトの方が圧倒的に成約率が高くなります。

 

3.アクセス数が上がらない

映画の感想ブログは専門用語でいうところのロングテールがないです。基本的にトレンド記事になります。

もしあなたが映画の感想記事を読みたいと思うならそれはいつですか?当然、映画を見た直後ですよね。

だから新作映画公開時やDVDリリース時、テレビ放送時などはアクセス数が上がります。でも本当にその時だけです。旬が去るとアクセス数がゼロなんてことザラにあります。

あなたも映画を見て何カ月か経ってから突然感想が読みたくなるようなことなんてないですよね?皆そうなんです。

なので映画ブログは基本的に新作映画が公開される度に、その都度感想記事を書かないとアクセス数が低下していきます。人によると思うけどそれって結構ハードじゃないですか?

 

4.そもそも他人の感想なんて読みたくない層もいっぱいいる

そもそも「映画を見た=感想が読みたい」とはならないです。映画を見て終わり、って人もたくさんいます。別に他人がどう思おうが知ったこっちゃないって人はたくさんいますよね。

もしその映画が難解なミステリーだったり、疑問点がたくさん残るような複雑な映画だったなら、映画鑑賞後にググったりするかもしれません。

でも感動系のヒューマン映画を見た時に、その感想をわざわざググって読みますか?映画の感動の余韻さえあれば満足しませんか?

 

5.感想系ブログは死ぬほどしんどい

映画ブログ運営をおすすめしない5つの理由|収益化は無理ゲーです

映画に限らず、テレビドラマや漫画、アニメなどの「感想記事」ってめっちゃしんどいんです。

その理由ですが、感じ方は人それぞれなので意見も人それぞれだからです。私が面白いと思っても、他の人が面白いと思うとは限りません。

もし「面白かった」と言ったら「嘘つくなボケ時間返せや」と言われますし、逆に「面白くなかった」と言ったら「何様やねんお前、もう一回見直せバカ」と言われます。

 

ウソみたいな話ですが「この作品嫌い」と言っただけで殺害予告受けた事も私はありました。

感想系のブログはネットトロール(荒らしのかっこいい言い方)の格好の餌食です。「良い」と言おうが「悪い」と言おうが「好き」「嫌い」を言うだけでも、攻撃的な言葉を浴びせられることなんてしょっちゅうあります。彼らは自分と違う意見は一切認めないから。

 

正直めっちゃしんどいです。

 

100万PVを達成した今でも「ブログ辞めたい」と思うことがありますし、夜中に怖くて目が覚める日もあります。

本当に覚悟を持ってブログを運営してほしいと思います。大げさじゃないです、大マジです。

 

でも毎月10万は稼いでるんだよね?

映画の感想ブログはおすすめしないのですが、こういうことを言うと反論意見があると思います。

「お前は10万円稼いでるんだろ?」とか「別に10万円でもいいから稼ぎたい」とか。

たしかに私は毎月10万円程は稼いでいます。とはいえ先ほども言った通り、この金額は映画ブログだけではありません。

特にアドセンス以外のアフィリエイト(物販系)に関しては映画記事からの成約はかなり低いです。

私のブログを映画、海外ドラマの感想だけにしたら5万円くらいにしかならないと思います。アクセス数も結構多いのに。

中には「5万円でも十分だ」と言う人もいるかと思いますが、実際に映画の感想だけで毎月コンスタントに5万円を稼ぐのは結構難しいです。3年間愚直にブログを書いて収益化する方法を色々考えてようやく稼げる数字だと思います。

はっきり言って時給計算するとめっちゃ低いです。最低賃金以下になるのは言うまでもありません。

なのでもう少し稼ぎやすいジャンルで自分の好きなことをブログに書くのが本当はおすすめです。

 

それでも映画ブログが運営したいなら

これらのことから映画の感想ブログは絶対的におすすめしないのですが、それでもどうしても映画の感想で収益化したいなら工夫が必要です。

例えばホラーとかSFとかジャンルを絞ってみるとか、原作小説との比較をしてみるとか、ニッチで尚且つ収益を上げられる運営方法を考えれば大きく収益を上げられると思います。

個人的には「映画のロケ地×旅行ブログ」とか良いなと思ってます。旅行系は単価が高いので工夫すれば結構稼げると思います。

 

それとも上述の月5万円程度でいいのであれば、鬼作業すれば感想がメインでも達成できます。詳しくは下記の記事で書いているので興味があればご覧ください。

【映画ブログの始め方】月5万円をリーマンが副業で安定して稼ぐ方法

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