どうもでょおです。
先日より会社を辞めて独立することとなりました。フリーランスのグラフィックデザイナーとして仕事をしていくこととなります。
独立して(正確にはまだニート)何気に思ったのが電気代まるっとかかるってこと。一日中クーラーつけてる。
フリーランス、つまり個人事業主になって一番不安なことは多分税金とか、経営とかそっち系の話じゃないかと思うんですよね。
仕事自体はそれなりにできるから独立するわけだし。
滅多に本を読まない私もさすがに本買ってきて勉強しました。そこで今日は初心者フリーランス、個人事業主として仕事を始めていくうえで最低限知っておきたいことを学べる本をご紹介します。
高校時代数学3点とった天才的バカな私でも理解できるような素晴らしい本でした。
フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました。
フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。
まずはこれ。独立してやっぱり何より一番わからないのって税金のことだと思うんですよ。経営のことはわからなくてもグラフィックデザイナーなら多少なりともマーケティングの勉強はしていますし、「どうやって仕事取ってくるのか」とかについて考える能力は持ってるはずなんですよね。
グラフィックデザイナーがまず持ち合わせてない、というか普通の会社員がまず持ち合わせてない知識が「税金」です。
この本にはフリーランスになったら何に税金がかかるのかが載っているだけではなく、税理士さんが節税対策をかなりぶっちゃけています。
3ページおきに「マジでこんなんアリなんか?」って思うぐらい。
例えば、「経費の勘定項目なんてなんでもいい」とか「領収書よりレシートの方がいい」とか。勘定項目なんかよりも経費の金額があってる方が重要だそうで、買ったものが細かくわかるレシートの方が領収書よりもいいとか、そういったことがたくさん書いてあります。
税理士さん目線で書いてあるのでかなり勉強になります。
ただ対話形式の本なので、「あれって何やっけ?」と思って何か調べようとしてもあまり使えません。端的に書いてないから。
暇なときに何度も読み返して税金の勉強する分にはすごく良いと思います。
駆け出しクリエイターのためのお金と独立準備Q&A
駆け出しクリエイターのためのお金と独立準備Q&A
続いてコレ。スミ+特色1色の冊子で、このピンクが絶妙に目をチカチカさせてしまいますが。
この本の良いところはグラフィックデザイナーやイラストレーター、写真家などのクリエイター目線での本だという事。
独立に必要な手続きなど、どの職業にも当てはまる一般的なことも書いてはありますが、職業特有のことも載ってます。
例えば、クリエイティブ系の仕事でありがちな契約内容をなあなあにされる系の話やギャランティーの決め方、アポの取り方、契約書や請求書の作り方など意外と盲点だった部分もしっかり書いてあります。
Q&A方式で、見出しが問いになってるので、疑問の解決がしやすいと思います。
それから業界で働く先輩イラストレーターや先輩グラフィックデザイナーなどのインタビューがあるので、仕事に対する姿勢や向き合い方など改めて理解できる部分があるかと思います。
この本のマイナスポイントはやっぱり色。中身もスミとピンクなので目が疲れるし読む気失せる。ちっこい字にピンクはアカン。
改訂版 個人事業の教科書1年生
改訂版 個人事業の教科書1年生
最後にコレ。正直、この手の図解がたくさん入ってる本はたくさんあります。どれも似たり寄ったりだったりします。書店でざっと見比べたうえで一番良さそうな奴をチョイスしました。
図解がわかりやすいですし、まだ見たことない青色申告の書き方なんかも載っていて何となく安心できます。情報量が多いのでこれ読めば何とかなるだろう的な安心感があります。
目次だけではなく、インデックスつまり索引もついてるので言葉から内容が拾えるのは便利。
ただ難点は全ての個人事業主向けに書いてあるので、中身が広くて浅い。自分の職種にはあまり当てはまらないこともたくさん書いてありました。
あまりおすすめしない本
特定の本を挙げるとあれなのでザックリとジャンルでいうとこんな感じ。
この本は買ってないんだけど、こういうマンガついてる奴はさすがに買わなきゃよかったです。20代後半で進研ゼミのDMに入ってるマンガみたいなのはいらないなと。
本当に需要あるんだろうか。多分、ゆくゆくは独立しようかなと思ってる人向けなのかと。独立開業するつもりで準備してる真っ最中に必要な本ではない気がしました。
最後に
独立開業にあたって色んな本を試してみましたが、買ってよかったなと思う本はこれぐらい。
知識ついたところで何のお金にもならないから本を読むことよりも仕事に専念したいと思います。
ちなみにブログ関係の本でおすすめなのはこちら。これあればブログの能力は十分身に付くかと思います。