© 2019 Lucasfilm Ltd. & TM.
どうも映画系ブロガーのでょお(@dyoblog_)です。
いやー…。
終わっちまったYO!!
『マンダロリアン』今シーズンもあっという間に終わっちゃいましたね。
シーズン1の時も思ったんだけどやっぱり1シーズン8話は短く感じるわ。配信メインのドラマは10話前後のことが多いけど、お年寄りは20話前後の構成に慣れてるんよ。
さてさて今回いよいよシーズンフィナーレとなった『マンダロリアン』ですが、『マンダロリアン』史上最もとんでもないエピソードとなりました。
もうね、この記事までたどり着いた人なら何のことかわかってるだろうけど。
この記事はドラマ『マンダロリアン』シーズン2「チャプター16 救出」のネタバレを含んでいます。
マンダロリアンはディズニープラスにて無料で楽しめます。
- ドラマ『マンダロリアン』シーズン2第8話(最終話)の評価と概要
- ドラマ『マンダロリアン』シーズン2第8話のあらすじ
- ドラマ『マンダロリアン』シーズン2第8話(最終話)の登場人物・キャスト
- ドラマ『マンダロリアン』シーズン2第8話(最終話)の感想 ※ネタバレあり
- 『マンダロリアン』シーズン3への考察と解説
- 最後に
ドラマ『マンダロリアン』シーズン2第8話(最終話)の評価と概要
- 主演:ペドロ・パスカル
- 原題:The Mandalorian
- 製作:ジョン・ファブロー (2019年-)
9.9
-
-
まだ配信されて間もないので、Rotten Tomatoesの評価はまだですが、IMDbの評価は驚異の9.9点。
シーズン2の最終話としてふさわしい高評価ですが、もしかするとみんな客観性を失ってる気がしなくもないです。それぐらい衝撃的だったし。
ドラマ『マンダロリアン』シーズン2第8話のあらすじ
© 2019 Lucasfilm Ltd. & TM.
前回、かつての敵であるメイフェルドの協力の元でモフ・ギデオンの居所を突き止めたマンドー。
帝国のクローン博士であるドクター・パーシングを捕らえます。
ザ・チャイルドことグローグーを取り戻すため、ボバ・フェットとフェネック、そしてキャラ・デューンにとどまらず、ボ=カターンと彼女の部下であるコスカにも協力を要請。(男のマンダロリアンはどこ行ったの?)
そして彼らは奪った帝国のインペリアル・シャトルを利用し、ボバ・フェットと一芝居打つことでモフ・ギデオンたちを騙して潜入することに。
ドラマ『マンダロリアン』シーズン2第8話(最終話)の登場人物・キャスト
以下が『マンダロリアン』シーズン2最終話「チャプター16 救出」の登場人物、キャストになるので念のため復習しておきましょ。
マンドー / ディン・ジャリン(ペドロ・パスカル)
© 2019 Lucasfilm Ltd. & TM.
今回のマンドーはマジで良かったよね。
いつもはヘルメット被ってて表情が読めないんだけど、今回ばかりは本当に重要なエピソードだったこともありヘルメットを自らの意思で脱いでいました。
グローグーとお別れした時のマンドーの顔辛すぎてもうね…。マジで泣きましたよ。
モフ・ギデオン(ジャンカルロ・エスポジート)
© 2019 Lucasfilm Ltd. & TM.
『マンダロリアン』シリーズにおけるダース・ベイダーポジションの宿敵。
ベイビー・ヨーダことザ・チャイルド(グローグー)を付け狙い、その力の源であるフォースを使って何やら悪だくみをしている帝国の生き残り。
マンドーと戦う時も小賢しいズルをしたりと、なんとも小物感漂う悪役です。シーズン1の時も思ったんだけどモフ・ギデオンって微妙に小物っぽいのがいいよね。
ジェダイに捕まる前に自害しようとしましたが失敗。恐らくキャラ・デューンによって逮捕されてることでしょう。
ボバ・フェット(テムエラ・モリソン)
© 2019 Lucasfilm Ltd. & TM.
最後のエピソードなのにボバ・フェットがそれほど活躍しなかったのがちょっと残念でしたね。
冒頭でボ=カターンの部下と戦いましたが、後半の帝国相手には一切戦うことなく、インペリアル・シャトルを追いかけてるフリをした後にタイ・ファイターを追撃したぐらいで退場。
まあ、ボバ・フェットは先々週に大活躍してくれたし。結局単独作品化するみたいだし、コレからに期待します。
キャラ・デューン(ジーナ・カラーノ)
© 2019 Lucasfilm Ltd. & TM.
みんな大好きキャラ姉さん。
オルデランが吹っ飛ばされたセンシティブな話題でなぜか煽りまくる元帝国兵士を瞬殺。
私があの立場だったらわざわざ敵の神経逆撫でるようなこと言わないわ。どう考えても撃たれるに決まってんじゃん。
ボ=カターン・クライズ(ケイティ・サッコフ)
© 2019 Lucasfilm Ltd. & TM.
第3話に登場したマンダロアの戦士ボ=カターンも再登場。
シーズンの最終話にこれまで登場したキャラクターが再登場するのはシーズン1の時と同じですね。
ボ=カターンの狙いはご存知の通り、マンダロア統治のために必要なダークセイバーです。
ドラマ『マンダロリアン』シーズン2第8話(最終話)の感想 ※ネタバレあり
まあアレだよ。言うまでもなく『マンダロリアン』シーズン2の最終話は最高でした。
客観的に見てお話しすると、完全にルーク・スカイウォーカーにお株を全部かっさらわれた形になりますが。
X-ウイングを見た瞬間↓
「X-ウイング?あの新共和国のカーソン?」
ローブの後姿を見た瞬間↓
「なるほど!アソーカも再登場か!」
1本のライトセーバーを見た瞬間↓
「…?…??」
右手の手袋、緑色のライトセーバーを見た瞬間↓
「…!?!?…えっ!?!?!!?」
© 2019 Lucasfilm Ltd. & TM.
多分みんなもこんな感じだったんじゃないでしょうか。
ハッチが開くまでの点滅時間が人生で一番長い時間だったように感じるぐらいでした。誰?誰なん?ルーク?もしかしてルークなの?ってなってました。
以前、感想書いた時にグローグーが呼びよせたジェダイは誰なのかって考察してたんですよね。
その時はルークかエズラじゃね?って言ってたんですが、デイブ・フィローニが脚本家なので、やっぱりエズラの方が可能性が高いだろうなって結論づけてました。
なのでルークが登場したのがやっぱりすごいサプライズでめっちゃ盛り上がりましたね。
若干ブキミの谷は感じるものの、いつものテーマソングまで流れR2まで登場してくれてもう最高でした。
関係ないけど実は今日、私は映画『ワンダーウーマン 1984』見てきたんですよね。今年初と言うか今年唯一のブロックバスター映画なので最高だったんですが、『マンダロリアン』観た後はもう完全に記憶と喜びが上書きされてしまいましたw
ワンダーウーマンとかどうでも良いぐらい最高の最終話でしたね。
そして感動のお別れよ。
これまで何度も命がけでグローグーを救ってきたマンドー。最後にヘルメットを脱いで、子供に自分の姿を見せます。この時のマンドーの顔見てこっちも泣いちゃう…。
もちろんグローグーのためにヘルメット脱いだわけですが、多少なりともボ=カターンたちの影響もあるんだろうなぁ。
『マンダロリアン』シーズン3への考察と解説
最後に『マンダロリアン』シーズン3への考察や、今回登場したエピソードについて解説していこうかと思います。
『マンダロリアン』はすでにシーズン3への継続が発表されているのでご安心を。
『スター・ウォーズ』が好きなコアなファンはすでに全員ディズニープラスへ加入済みだと思うので、『マンダロリアン』は継続したところで会員数獲得に繋がりなさそうだけど…。
モフ・ギデオンがザ・チャイルド(グローグー)を誘拐する理由
© 2019 Lucasfilm Ltd. & TM.
これに関しては私以前も言ってるんですが、恐らく最高指導者スノークのクローンを作るため。
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でスノークの正体はパルパティーンによって生み出されたクローンエイリアンだということが発覚しました。
つまり帝国が滅んだ『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』から『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の間に皇帝は復活を遂げ、スノークと言う自分の隠れ蓑を作った訳です。
スター・ウォーズシリーズにクローン技術が登場するのは言うまでもありませんが、これまでフォースセンシティブのクローンは登場していませんでした。
強力なフォースの使い手であるスノークを作り上げるため、モフ・ギデオンはグローグーを狙っているものだと思います。
その理由は第4話の感想の時に書きましたが、パーシング博士が "M値" が極めて高いからドナーとしてザ・チャイルドが必要だと言っていました。
M値は恐らく「ミディ=クロリアン」で間違いないです。
ミディ=クロリアンはフォースを操る人の値を図るための指標として知られています。
ドクター・パーシングは劇中にて "クローン" の学者だと公言されていますのでほぼ間違いなくスノーク誕生、そしてファーストオーダーの発足のためにモフ・ギデオンは動いていたのでしょう。
ダークセーバー取られて不機嫌になるボ=カターン
© 2019 Lucasfilm Ltd. & TM.
「モフ・ギデオンは私の獲物よ」みたいなこと言ってたけど、先にマンドーと戦っちゃったためダークセイバーの所有権がマンドーに移っちゃいます。
ムッスーってイジけちゃうカチューシャおばさん。
前もってマンドーに説明しとけばまた違った結果になったろうに。というかダークセーバーってサビーヌからボ=カターンに渡されたんじゃなかったっけ?
受け取れよメンドクセーなって感じなんだけど。
という訳で『マンダロリアン』シーズン3ではもしかするとボ=カターンとマンドーの戦いが見れるかもしれません。
カチューシャおばさんアニメ版のときよりさらに頭堅くなってる感じなので、戦い挑んできてマンドーも応戦せざる負えなくなったりしそう。
もう一つの可能性としてはマンドーがマンダロア奪還のためにマンダロリアンたちの指導者となる可能性。
マンドーはマンダロリアンの掟に忠実に従ってはいましたが、一匹狼でマンダロアの復興に興味なさそうだけど。とはいえグローグーもいなくなった今、『マンダロリアン』シリーズを継続するためのイベントとしてはそれぐらいしかなさそうです。
ボバ・フェットのスピンオフへの踏み台
© 2019 Lucasfilm Ltd. & TM.
エンドロールの後、フェネックとボバがタトゥイーンを訪れるシーンがありました。
やっぱりボバの登場はボバ・フェットのスピンオフへの踏み台だったわけですね。
ボバが行ったのって、ジャバ・ザ・ハットの元宮殿なのかな?ジャバの側近だったっぽいトワイレックが玉座に座っていましたが、ジャバの側近って死んでなかったっけ?記憶があいまい。
いずれにしても復活を遂げたボバはタトゥイーンにて新たに活動を進めていくようです。
『マンダロリアン』シーズン3の配信時期、『ザ・ブック・オブ・ボバ』とのクロスオーバー
© 2019 Lucasfilm Ltd. & TM.
キャスリーン・ケネディによると『マンダロリアン』の最新シーズンは2021年のクリスマスになるとのこと。
『マンダロリアン』のラストでボバ・フェットのスピンオフである『ザ・ブック・オブ・ボバ』が2021年12月に配信と書いてあったので、同時進行で進んでいくっぽいですね。
恐らく双方でクロスオーバーも起こるかと。
海外ドラマファンならご存知の方もいるかもしれませんが、恐らくThe CWのようなスケジュールに持っていくんではないかと。
The CWはアメリカのケーブルテレビ番組局なのですが、毎日世界観を共有したスーパーヒーロードラマを配信してました。
月曜日はアロー、火曜日はフラッシュ、水曜日はスーパーガールみたいな感じ。日本で放送してないから本当のスケジュールは知らんけど。
なのでもしかすると『マンダロリアン』と『ザ・ブック・オブ・ボバ』も同じような形で配信するのかもです。
金曜日はマンダロリアンで土曜日はボバとか。
『マンダロリアン』シーズン2のラストを見る限り、ボバのスピンオフも同じ時系列と同じ世界観を持っているので、The CWのドラマシリーズのように1シーズンで1回クロスオーバーエピソードが用意されてるかもしれません。
海外ドラマはThe CWのアローバースに限らず、シカゴシリーズなんかもクロスオーバーを展開してるので、『スター・ウォーズ』のドラマシリーズもディズニープラスでクロスオーバーしていくかと。
先日のディズニーインベスターデイにて、製作が発表された『スター・ウォーズ』作品の中には『アソーカ』『レンジャーズ・オブ・ザ・ニュー・リパブリック』も含まれています。
© 2019 Lucasfilm Ltd. & TM.
なのでロザリオ・ドーソン演じるアソーカを主人公に据えたシリーズと新共和国軍のシリーズの製作も始まるということになります。
後者にはキャラ・デューンやカーソンが含まれるものかと思います。あとはトラッパー・ウルフやサシュ・ケッター、ジブ・ドジャーの『マンダロリアン』カメオ監督勢もチラッと出てくれるかもですね。
最後に
ディズニープラスの『スター・ウォーズ』シリーズがすごいことになってきましたが、それよりもすごいと思うのが無名新キャラを主人公にした『マンダロリアン』からこれらがスタートしたということ。
普通なら第一段はもっと有名なキャラから始めそうじゃないですか。
いずれにしても目下のところ意識は『マンダロリアン』に向いています。
シーズン3ではどんな展開になるのか、今から楽しみですね。This is the way !
マンダロリアンはディズニープラスにて無料で楽しめます。