でょおのぼっちブログ

このブログにはPR広告が含まれます。映画やバイクの話がメインの雑多ブログ

ネタバレ感想【ウィッチャー】評価は上々だよ!シーズン2への考察

このブログにはPR広告が含まれます

ドラマ『ウィッチャー』のポスター

出典:ウィッチャー | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

 

どうもでょお(@dyoblog_)です。

気持ちはまだスターウォーズに向いてるんですが、Netflixの新しいドラマが始まったので早速見始めました。

今回感想を書くのはこちらのドラマシリーズ。

 

Netflixオリジナルドラマ『ウィッチャー』

 

です。

私も1年ほど前から注目していたドラマなので、配信と同時に視聴を始めました。本作はスーパーマンでおなじみのヘンリー・カヴィル主演の大人向き西洋ファンタジーでポストゲースロ的な作品。

感想から言いますと「面白い!かっこいい!でも複雑でめんどくさい」って感じのドラマでした。では早速どうぞ。

途中からネタバレあり、途中まではネタバレなしなので未視聴の方もぜひ読んでね。

 

 

Netflixドラマ『ウィッチャー』の概要

  • 主演:ヘンリー・カヴィル
  • 原題:The Witcher
  • 製作:2019年 -

9.2

 

58

90

そういや最近から作品情報を入れるようにしました。

このドラマ『ウィッチャー』はRPGゲームが原作だそうですが、そもそもこのゲーム自体はアンドレイ・サプコフスキのファンタジー小説が原作になっています。

シーズン1の評判は上々。すでにシーズン2の製作が決定しており、2021年を目標に進められてるとのこと。

 

Netflixドラマ『ウィッチャー』のあらすじ

リヴィア出身で変異体(ミュータント)のゲラルトは、怪物退治を請け負う凄腕ハンター。陰謀と策略が渦巻く戦国の世で、運命に導かれるように戦い続ける。

出典:ウィッチャー | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

 

ウィッチャー、つまり魔物を退治する人である主人公ゲラルトの活躍を描く作品になっています。ザックリとしてるけどこんな感じ。

ゲラルトの活躍と平行して、王女シリラ、魔法使い見習いのイェネファーの物語が展開されていきます。

大筋としてはニルフガードという国が世界を侵略しようとするのを食い止める話。ニルフガードは王女シリラの母国シントラを皮切りに侵略を開始します。

 

Netflixドラマ『ウィッチャー』の登場人物・キャスト

とにかく登場人物が多すぎるんですよ。ファンタジーものの宿命なので仕方ないところはあるんですが。

特にサブキャラは印象薄いヤツも多いので覚えるのが大変。覚えられなかったから今現在がんばって2周目見てます。

なので今回はメインキャラを中心にちょっとだけ紹介します。

ゲラルト(ヘンリー・カヴィル)

ドラマ『ウィッチャー』の一場面

出典:ウィッチャー | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

リヴィアのゲラルトと呼ばれるウィッチャー。ウィッチャーとはモンスターハンターみたいな人のことかと。通称、白狼。

人工的に作られた変異種(ミュータント)で、感情を持たないともいわれているだけあり、寡黙かつドライなキャラクター。といいつつも全然感情あります。

お金以外に興味ないみたいなこと言いつつも、殺す魔物は選んでたり普通にいい人。ちょっとスマートアス的な皮肉言ったりするのが絶妙にダサい

魔物退治に長けておりポーション的なもの飲んでニャンコみたいに目を真っ黒にして強くなったり、簡単な魔法が使えたりします。

 

演じるのはスーパーマンを解雇されるっぽいヘンリー・カヴィル。ミッション:インポッシブルにも参戦し、『ウィッチャー』のような大作にも出演しているのでスーパーマン役なくても、もうやっていけますね。

シリラ(フレイヤ・アーラン)

ドラマ『ウィッチャー』の一場面

出典:ウィッチャー | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

シントラという国の幼い王女。通称シリ。気さくな音声アシスタントのこととちゃいます。

シーズン中盤に明かされますが彼女がこの戦争のキーになっている重要なキャラクターです。母から受け継いだ強力な魔力を持っているものの操る方法を習得できておりません。たまに暴走したりする感じ。

育て親である祖母の影響でシントラの仔獅子という異名があります。

イェネファー(アーニャ・チャロトラ)

ドラマ『ウィッチャー』の一場面

出典:ウィッチャー | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

父がエルフのハーフなのでエルフのクオーター?になります。強力な魔法が使える魔法使い。

劣悪な環境から生まれ、差別されて育てられてきたところから一流の魔法使いになるところまで紆余曲折がシーズン1を通して描かれます。

なにごとにも満足せず欲望の為には手段を択ばない人なので「コイツ絶対ラスボスだろ」と思ってたけど準主役のヒロインでした。

その他

ヤスキエル

嫌われ者のウィッチャー、ゲラルトに付きまとい友人になる吟遊詩人。ヤスキエルの功績によってゲラルトが強者のウィッチャーであることが全土に知れ渡ることになります。

キャランセ

シントラの女王。シリラのおばあちゃん。娘と娘婿が亡くなったことでシリラを娘のように育てます。

雌獅子と呼ばれるほどの戦士で、女王ながらも戦線で戦う暴力的な女王。エルフたちをほぼ絶滅に追い込んだ張本人で暴君。ただしシリラ同様、ストーリー上かなり重要なキャラクターなので覚えておくべし。

ティサイア

イェネファーを魔法使いとして育てた魔法学校の学長。イェネファーの力を開花させるために罵りまくったりしてましたが実はいい人というツンデレっぷり。 

 

Netflixドラマ『ウィッチャー』の感想(ネタバレなし)

結論から言うと「アタリのドラマ」で十分楽しむ事が出来ました。私は残念ながらゲームやってない、どころかその存在すら知らなかったのですが面白かったです。

ゲラルトかっこいい!迫力アクション

このドラマ『ウィッチャー』ですが基本的にはとても面白いです。

スーパーマンとは打って変わって、ゲラルトというモンスターハンターを演じるヘンリー・カヴィルがとにかくかっこいいんすよ。

ヘンリー・カヴィルはアメコミキャラ、なかでもスーパーマンを演じるようなマッチョなのででっかい剣を振り回すのがよく似合います。原作ゲームやったことないけど、これならゲームファンも納得いくんだろうなと思うほどの雰囲気が出ております。

ヘンリー・カヴィルはクラーク・ケントのような好青年じゃなくてこれぐらいワイルドな方が似合う気がしますね。次からはCGでヒゲ消さなくていいよ。

 

多分全てのエピソードでド派手な剣アクションのシーンがありまして、気持ち悪い魔物と戦います。クリーチャー全部が全部悪いヤツではなく人間とは別の種族の生き物って感じのやつもいたりして、多種多様です。ファンタジー好きにはおすすめ。

作り込まれた世界観が良い

具体的な制作費は見当たりませんでしたが、相当な金がかかってそうです。

セットや衣装などかなりしっかりと作り込まれてる印象でちゃちさを感じません。クリーチャーの造形もヘボくないし存分に楽しめる事かと思います。ゲラルトのスタッズだらけのコスチュームはちょっと中二病過ぎるけど、原作ゲームやしね。

あと毎回オープニング映像のエンブレムみたいなのが変わってるのが好き。

ちょっとゲームっぽいんだけどサントラも独特でかっこいいよね。見てる最中にこのBGMええやんってなる海外ドラマはそれほど多くないので嬉しかったです。

大人向きなので子供は見ちゃだめ

ハイ、そうです。エログロ多めなので子供は見てはいけません。ベッドシーンやらオパーイやら出てきますが、なかでも特にグロ要素がかなり強め。

血がブッシャーなるので苦手な人は多分無理。

それからモンスターがいっぱい出てくるので、グロくないシーンでも単純に気持ち悪かったりします。なんていうか愛らしさを全く感じないモンスターなんですよね。デルトロに作らせたらガッツリテコ入れされそう。

とはいえ好きな人にとっては魅力的なクリーチャーばかりです。クリーチャーの造形に凝ってるのはやっぱり元々ゲーム原作だという事もあるんでしょうね。

ただしこのドラマの評価は割れる

個人的にはこのドラマは割と賛否ありそうだと思っていて、無理って人もいると思います。というか私もどっちかっていうとそっち。

というのもゲースロ同様に登場人物が多すぎる。

正直、印象薄いキャラクターもめっちゃいるのでコイツ誰やったっけみたいに、頭がパンクしそうになります。あと地名やモンスターの名前なんかもあるので全く分かんない。

そもそも、それって場所なのか人なのかモンスターの名前なのかも分からない所が多々あって私にはついていけませんでした。

ゲームやってる人からするとお馴染みのキャラクターでも、知らない人にとってはどの人が重要な人物かすら分からないので、覚えとくべきキャラクターなのか、ただのゲスト登場なのかがわからないのはちょっとツラいですね。

 

あともう一つ難解な部分がありまして、それが3つのストーリーが同時進行するということ。

主人公はゲラルトなのですが、その他にもシリとイェネファーという主役級のキャラクターがいまして、この3人それぞれに話が展開されます。なので次々とシーンが切り替わるんですね。

さらにこれ時系列が同時進行じゃないんですよ。

しかも途中まで見ないと全く分からないんですが、ゲラルトの話が展開する時代とシリの話が展開する時代が違ったりして本当に意味分からない。

「この人って死んだじゃなかった?」「似た人?」

ってなります。

せめて西暦ぐらい出してくれればいいのに。途中までずっと同時進行だと思ってたので本当に難解で不親切。

 

さらにもう一つ言うとエピソードとエピソードの間に時間がめっちゃ開いてたりしてビックリします。ついさっき見たシーンが昔の話だったり、次のエピソードになったら「久しぶり!あれから何年ぶり?」みたいな会話してて、本当にこんがらがる。

 

そもそも3人を同時進行にする意味が分かりません。

3人ともゲームの人気キャラなのかもしれませんがシリのエピソードってあんなにいる?やってること地味で見てても面白くないんだけど。

あと繋がりがない部分で不必要にシーンが交差するのもやめてほしいかなと。「モンスター退治中のモンスターの悲鳴」と「麻酔なしで整形手術中のイェネファーの悲鳴」かぶせる意味あったんか。モンスター退治はモンスター退治だけで集中して見たいんだけど…。

 

なんだか全体的に「ゲーム・オブ・スローンズの苦手な部分」を真似てる感じがして、ゲースロ速攻で挫折した私には向いてないのかもしれません。

※ここからネタバレ感想です

 

 

まあ最後まで見れば、シリとゲラルトの関係性やイェネファーのことなんかが分かるようになってるので、結果的に問題はないんですがとにかく混乱しましたね。

なにが一番悪いかって間違いなくゲラルトだよね。シリラの父親であるダニーを助けた見返りに、「驚きの法」で返してくれとか気まぐれで適当なコト言っちゃうからシントラ崩壊して、ニルフガードが戦争起こしたんだよね。なんというかマヌケ極まりないですw

ウィッチャーが自分のまいた種をシカトし続けて、どうしようもなくなったから自分で尻拭いしてるだけって話になってしまいました。

 

というかよくよく考えるとこの「驚きの法」もなかなかのザルですよね。太古からあるっていう法で、無視すると大惨事が起きる運命の法なんですよね。

こんな法あったらすでに世界崩壊してそうだと思うのは私だけでしょうかw

Netflixドラマ『ウィッチャー』シーズン2への考察

幸いなことにこのドラマ『ウィッチャー』はすでにシーズン2への継続が発表されています。2021年を目途にしているとのことなので、最低でもあと1年は公開されないのが待ちきれませんね。

シーズン1ではゲラルトとシリラが出会うところでエンディング。シリラがイェネファーのことを言及したところでラストを迎えました。

このエンディングから察するにシーズン2ではゲラルトとシリが、ニルフガードとの戦いで危機的状況にいるイェネファーを助けにソドンへ向かうのがメインの話になるのかと考察します。

それからゲラルトの母で魔法使いのヴィセンナや、ゲラルトを引き取った?と思われる、ヴェセミルという人物についても掘り下げられていきそうですね。

シーズン2ではゲラルトの過去が明かされると考察します。

 

最後に

いかがだったでしょうか。ドラマ『ウィッチャー』は好き嫌いは分かれると思いますが、暴力描写が苦手じゃない限り基本的にはおすすめできる作品でした。複雑なストーリー無視してゲラルトが魔物をぶっ倒してるところだけでも十分楽しめるぐらいのドラマになっています。

未だにゲースロロスで見るものがないって人は挑戦して見てくださいな。ゲースロ挫折した私が言ってるのでアテになんないけど。

シーズン2来たとき見るかな…。挫折しちゃってそうなんだけど。

 

 

ネタバレ感想【V Wars】Netflixドラマ|ラストのオチとシーズン2の考察
Amazonプライムオリジナル作品のことナメてない?実は面白い9作品
まだFire TV StickなしでNetflix観てるの?それって損してない?

カテゴリ一覧
新着エントリー